◎◎ 全国で熱中症搬送 1週間で1万2000人余 前の週の2倍に
2020年8月18日 18時55分
▼▼▼ 最高気温が40度を超えるなど、危険な暑さが続いた16日までの1週間、熱中症の疑いで病院に運ばれた人は、全国で1万2000人余りに上ったことが、総務省消防庁のまとめでわかりました。その前の週と比べ、およそ2倍に増えています。
☀🏫🚑🚑 総務省消防庁によりますと、今月10日から16日までの1週間に、熱中症の疑いで病院に搬送された人は、全国で合わせて1万2804人に上りました。
¤¤¤⇨ その前の週の6664人と比べると、およそ2倍となっています。
■■ 症状の程度をみますと、
▽死亡した人は30人で、その前の週の10人と比べ、3倍となりました。
▽入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて5432人、
▽「軽症」が7189人でした。
■■ 年齢別では、
▽65歳以上の高齢者が7914人と、全体の6割余りを占めたほか、
▽18歳以上65歳未満が3987人、
▽7歳以上18歳未満が845人、
▽0歳から7歳未満が58人でした。
■■ 都道府県別でみますと、
▽東京都が1574人と最も多く、
次いで、
▽埼玉県が997人、
▽神奈川県が920人、
▽大阪府が898人などと、なっています。
■■ 日別では、
▽群馬県と埼玉県で、最高気温が40度を超えたところがあるなど、広い範囲で危険な暑さとなった11日、火曜日が2298人と最も多くなっています。
■■ 場所別では、
▽「住居」が6183人と最も多く、
▽歩道などを含む「道路」が2384人でした。
☀☀ この期間は、東日本と西日本を中心に、連日のように危険な暑さとなりました。
☀ 17日も静岡県浜松市で41.1度を観測するなど、危険な暑さが続いており、引き続き、熱中症への厳重な警戒が必要です。
👩👨👦👧☞☞ 冷房の適切な使用や、こまめな水分補給といった対策と合わせて、人との距離を十分に保てれば、定期的にマスクを外すことなども心がけてください。