我は、ふたたび、おまえたちに法を示した。
おまえたちに、人間として生きてゆくための則を示した。
その則を守りて、素晴らしき仏国土を建設するか否かは、
おまえたち人間の所行にかかっている。
わが教え、人々の心にしみわたり、
仏国土がこの地上に涌出すれば、
おまえたちは真実の仏の子と言えよう。
されど、わが教え説かるるも、
その教え、伝わらず、
その教え、人々を救うに至らず、
その教え、歴史の波間に、反故として捨て去られたならば、
もはや、人類は地上に住むことが許されなくなるだろう。
そのことをも、私はおまえたちに厳しく警告しておこう。
この、わが説く教えに従って、仏国土を築くか。
あるいは、このわが教えを一顧だにすることもなく、
人類そのものが滅亡し去るか。
選べ、選ぶのだ、
いずれを取るかを。
繁栄を取るか、滅亡を取るかを。
わが念いには厳しいものがあるということを知らねばなるまい。
わが教えは、
ある時は、愛となり、
ある時には、厳しい剣ともなるであろう。
親は、子に対して、その真実の成長を願うからこそ、
厳しく、その教えを説き、
その教えの実現を迫ることもあるということを知っておくがよい。
もう一度、くり返して言っておく。
すべては、おまえたちの選択であるのだ。
この地球を創り、地球に人類を住まわせたころより、
「この法を本に、仏国土を創り、幸福な生活を営め」というのが、
わが教えであった。
その事実を、もう一度、私はおまえたちに告げているのだ。
それを、信じて行うか否かは、
おまえたちの選択にかかっている。
しかし、仏国土実現の意欲なく、努力なく、希望なく、
停滞と堕落を選び取るならば、
人類を待ち受けているものは滅亡である。
それだけを、私は、はっきりと言っておく。
特に、わが教えを一度ならず学んでいる、わが弟子たちよ。
おまえたちは、これ以上、師に対して甘えてはならない。
師はすでに教えを説いた。
この教え、告げ知らせるは、
弟子の使命である。
この教え、広がらぬは、
弟子としての恥であり、
弟子としての不覚である。
何のために、今世、生命をうけたかを、
もう一度、もう一度、思い起こしてみよ。
わが言葉を、正しく受け止めるならば、
おまえたちは、
一刻の猶予もないということを知らねばなるまい。
法とは、仏の光であり、仏の光の本質である。
仏の光であるからこそ、
その法に背くものたちの存在を許さないのだ。
光は、あらゆる闇を砕破し、撃破し、
光の使命を実現する。
願わくば、
おまえたちが、万が一にも、
光によって追い散らされる闇とはならぬことを。
よいか、
この教えを広ぐることを怠るということは、
その怠りの事実そのものでもって、
闇の勢力を支えているということなのだ。
あらゆる羞恥心をなげうち、
あらゆる無気力と闘い、
あらゆる、この世的なる誘惑を粉砕し、
しかして、勇ましく、ただ一人立て。
勇者は、孤独のうちに立つ時に、聖なる光を帯びるのだ。
勇気持ちて立て。
そして、己の弱さと闘い、
また、仏の法の具現を妨げるものと闘え。
最大の値打ちあるものを広げるということに、
躊躇してはならぬ。
仏弟子たちよ、
仏陀サンガに集いたる誇りを忘れてはならない。
あなたがたは、最高を目指せ。
あなたがたは、最大を目指せ。
あなたがたは、最強を目指せ。
それは、とりもなおさず、
本来の姿を取り戻せということなのだ。
すべては仏の心の下に生かされているという、
根本的なる事実を知った時、
おまえたちは、
最高、最大、最強なるものが、
すなわち仏そのものであるということを、
知るに至るであろう。
その仏そのものを、
教えというかたちを通して知らしめているのが、
仏陀であるのだ。
行け、
行きて、わが言葉を伝えよ。
永遠の仏陀の言葉を伝えよ。
永遠の真理を伝えよ。
永遠の法を宣べ伝えよ
。
永遠の仏陀、東の国にてよみがえり、その声発するを、
この日本に、くまなく伝えよ。
全世界の人々に伝えよ。
億万の民に伝えよ。
幾十億の民に伝えよ。
来世の人々に向かっても伝えよ。
地下にある者たちにも伝えよ。
「おまえたちは、魂の牢獄から、魂の煉獄から、
いま、解き放たれる時が来たのだ」と、
告げ知らせるのだ。
永遠の仏陀の光が、
ここに、
いまここに、
臨んでいるのだ。
信ぜよ。
見よ。
聴け。
そして、
知るのだ、この言葉の力を。
知るのだ、この言葉の意味を。
知るのだ、この希望の福音を。
すべては、ここに始まり、
すべては、ここに終わる。
永遠の仏陀を信じ切る時に、
あなたがたもまた、
永遠の生命として
生き続けることとなるのだ。
幸福の科学の信仰 ― 地球神エル・カンターレ ―