キンクス
日本での評価とは裏腹に
自国イギリス
そして
大国アメリカ
での評価は不当なほど低い
特にイギリスでは
デビュー・アルバムとセカンドこそ
全英3位
を記録したものの
名盤「サムシングエルス」
は35位
（全米153位
）
という寂しさ
しかもそれ以降
自国の全英チャートでは
シングルやベスト盤がヒットするものの
オリジナル・アルバムが40位以内
に入る事は無かった
そんな中
アメリカで一番売れた時期
それがこの77年の
「Sleepwalker」
以降の数作なんですね
予想外に
ちなみに全米で一番売れた
オリジナル・アルバムは
79年の「Low Budget」（全米11位）
さて、この
「Sleepwalker」（全米21位）
は
キンクス
のロックンロールが
ビートルズ
ストーンズ
クラプトン
と
英国の人気者達の音
を取り込んだ結果
どこかで聴いたサウンドながら
レイ
とデイヴ兄弟のハーモニーが
紛れも無くキンクスに仕立て上げた名盤
そして
結果アメリカで売れたのです
ココから５年間くらい
アリスタ・レコードから出し
「Come dancing」（83年全米6位）
の大ヒット曲でアリスタとの契約は
実を結びます
同時期のデッドやアレサ
もそうだけれど
アリスタは上手くヒットさせるよね
その栄光の歴史がスタートした
この
「Sleepwalker」
逆にこの辺りは日本のファンには
あまりウケが良くないのよねぇ
この国では忘れ去られた
マニアックな名盤
であり
アメリカでは未だに根強い
キンクス
会心のロックンロール作
でも、本国イギリスでは
誰も聴いていない
キンクスの駄作
っていう・・・・
三者三様の作品
この機会にアナログ盤でぜひ
それしかないだろ
＜6/23 Mash
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