Well, I ride on a mail train, baby
Can’t buy a thrill
Well, I been up all night, babe
Leanin' on the windowsill
Well, if I die
On top of the hill
・・・
この春、例の「ウィーン公演」へ行ってきました。
その前のパリ3日間の公演から私は参加。
パリ3日間も全日素晴らしかった!
そして、それに先立つ
3月31日スタートの本ツアーの
「初日・2日目」(何れもドイツ公演)
こちらの音源を聴いて出掛けたワケだが、
この音源のボブも劇的に素晴らしかった!
コレはもう、ついに来た
「ボブ・ディラン新時代到来!」
を予感せずにはいられない!
と思っていたわけです。
そんな中、この日も「超絶ショー」
を確信して席に着くが、、、
まさかの「普通」。
(※今既にウィーン2日間の録音入手したので聴き返すと、初日も結構良いかも。しかし、なぜかその場では落胆した)
パリでのような
「ボブのエネルギー」
を余り感じない。
ボブの歌う表情を凝視していたが、
リラックスした感じはなく、
始終険のある顔(結構好きだけど)。
決して悪くはないが、
こちらとしても今ひとつノリ難い。
(※人により「素晴らしいショー」という声もあり、また会場のサウンドが初日はイマイチだったという説もあり)
いくつかのピークはあるものの、
淡々といつものように本編が終わる。
パリの3日間がミラクルショーだったんだもの、
「仕方ない…」と思ってる中、
いつものようにアンコールに
バンドメンバーとボブ登場。
そして「あの事件」は起こった。
その後、この夜の出来事が
あちこちで語られだして驚く。
ボブは毎晩創造的に
「とてつもない偉業」を達成し続けてるのだが、
それには特に触れられずに…。
まあ、何年もステージで喋っていないのに、
突然演奏をストップして喋って、
しかも転びそうになった!んだから、
人の興味を引く事は間違いなく、
コンサート中のスマホで写真を撮ることも
論争を呼ぶ話題ではあります。
この時の出来事の記事を
ネットではたくさん見た。
いくつかはネタとして、
いくつかは次の街でのショーの宣伝、
いくつかはボックスセットの宣伝
も絡めて。すごい。
世界の裏側でネットの記事を読んだ人よりも、
恐らく現地の観客の方がよっぽど錯綜していた
(特に一階フロア、最前列付近を例外として)。
色んな「部分的な事実」と
その合間を埋める「仮説」
が混合して飛び交ってた。
現地で私が目撃したことは、、、
《次回につづく…》