さてさて、現在の感想は?と言うと
・歓声を制するため片手を上げて
脚はステップを踏みながら、
その間もバンドを音楽を奏でてる
これって、、、、デジャブですね。
「ボーンアゲインクリスチャン時代」
に説教してる映像を思い出します。
(最高かっこいい)
・ビデオを見ると、
ボブの体勢が崩れたのは
「アンプにつまづいた」という明白な理由がある。
・加えて派手にバランスを失った割には
転びもせず自力で体勢を整えてた。
・もうすぐ78歳だというのに
かなり身体能力が高そうである。
・数千人のファンの前で
転びかけても決して威厳を失わない人間的強さ。
総合して、、、究極かっこいいワケです。
今、これをまとめながら
「自分の心のリハビリ」
にもなっている。
当日、勿論1階の最前列か2階のサイド等
全体を見ることができる場所からなら、
アンプにつまづいたのも見えたでしょうが。。。
アンコール前から1Fは総立ち状態
となっていたため、視界が制限されていた。
現場で見たものは、
「終始険しい顔のボブが途中で演奏を止め、
センターに移動後、モゴモゴ何か言った後、
後ろ向きに崩れ落ちていった」
だった。
しかも、現場ではそこまで考える余裕もなかったが、歌を中断したところが「if I die」のところであったこと…
「無意識レベル」ではキャッチしていて
ジワジワくる不安感を盛り上げてくれたとも思う。
勿論数秒後にはセンターに戻ってきて
更に何か語り、曲も再び始まったのだが、
ショックはぬぐえず。。。
全身を巡るアドレナリン(?的なもの)
で手脚はまだワナワナし続けた。
歌い終わって帰っていったのだから
大事には至ってないはずとは思っても、
私も含め凍りつくような体験をした
1F観客の多くはなんとか心のバランスを取ろうとしてか終演後も語りあった。
「その日が来たのかも」
と思った人は私だけではなかった。
また、ボブが転倒しそうになったシーンも、
ほぼ確実に動画が出回ると思い、
ボブの威厳が損なわれると危惧していたが、
冷静に見るとむしろ中々かっこよかった。
いつもひょこひょこっと歩いたり、
不思議なタイミングのリズムの取り方から想像するのより、はるかに超えた運動神経を保ってるようだ。
まだボクシングとか練習してるのだろうか?
ツアーをこなすためにも
「普段から努力をしてる」
に違いないと確信した。
ともかく、久しぶりに「ぱっとしないショー」が、
一転して「一生忘れられない夜」
となってしまった。
その後、コンサート中の写真問題が
これほど物議を醸し出すとは、、、
確かにボブ・ディランのコンサートでは
演奏中の写真撮影はスマホでも禁止、
会場によっては開演前にスマホを鞄から出しただけでも注意されることもある。
だけど、アンコールで解禁というか、
少なくとも「整列」は「写真撮る時間」
とまでは言わなくても、
事実上、もうすぐショーも終わりなので
注意されることは皆無だった。
しかし、どうしてこの日?
明日はこの辺りを考えて
マトメを書いて行きましょう!
《つづく》