「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

コラム⑯ 池尻大橋の生活はハングリーだった!

2009-03-12 12:00:43 | Music Life
学生時代、渋谷からすぐの池尻大橋に少しの間住んでいた。
前が「コンビニ」、隣が深夜1時までやっている「酒屋」

毎日渋谷まで「拾った黄色いチャリ」で通っていたねぇ。
よくもまあ・・・まだ、若かったもんな

そんな時代、「友人さえも呆れた料理」ばかり作っていたんだ。
お金はレコードに使っていたし、時間は無かったし、
とにかくお腹空いているので、すぐに作れるものばかりだったね。

メニュー①
魚肉ソーセージの醤油炒め

スーパーでも安い「魚肉ソーセージ」を切りフライパンで炒めるのみ。
味付けは醤油のみ。

メニュー②
もやしのタラコ炒め

スーパーで極端に安い「もやし」とパックの「タラコ」
(「タラコ」は1食分ずつ切って冷凍しておこう)
それを炒めるだけ。
味付けはタラコの量のみ。調味料一切不要

メニュー③
「野菜炒め」か「ゆで野菜」

適度な両の野菜を炒めるか、水で茹でるか・・・
どちらでも可。もちろんサラダでもイイ。

特別メニュー
刺身   言わずもがな切るだけで、かなり安い。余ったら冷凍だ。

大体毎日コレでしたね。
ビールは必ず飲んでいて、酒代を浮かす為の「メニュー」でもある。
立地的に「コンビニの誘惑」が手強かったけれど、使わないように意識

ちなみにこのローテで1ヶ月1万円以下でいけましたね。

俺には「味のバラエティ」より、「味の均一化」が大切だったので、
あくまでも毎日「同じクオリティ」が食べられることが嬉しかったんだけれど、
友人達には「飽きないの?」とか「チープだなぁ・・・」とか・・・
色々言われました。

え~い うるさい
若かりし俺は、ハングリーな食事で構わなかったんだ。

大体バンドマンは「音楽のクオリティを上げなきゃいかん
「味のクオリティ」を上げたり、「味のバリエーション」を増やしたり・・・
そんな暇はなかったんですよ。

浮いたお金は、全てレコードや楽器、古着やアンティーク時計に回すのが
当時の俺には、さも当然の行いだったのさ。
お陰で今は、そのどれもがお店になっているのだから、
この時代は正に俺の原点だね。

今ではその逆、食に一番お金賭けてるんじゃないかな。
サプリ代だけで月に2万円位掛けてるモンな。

健康が一番
今はそう思うけれどネ・・・

<3/12 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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