「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」(第23回)六十里越「3日目、最終日!」

2020-09-29 11:20:01 | 『フクシマン土屋』コラム集

こんにちは「フクシマン土屋」です!

さあ今回連発している只見の旅「六十里越」も3日目、
いよいよ最終日だ!
でもすんません、2.5日目からのスタートです。

読み逃した方はこちら
1日目
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/c0f2213303102ce8cf8fc808b72ed184
2日目
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/2f47b5929da9f1cf0a84af82593aa336
をよろしく!

前回は福島県側から新潟県側へ
無事に峠を越えたところでした。

いや~、やっぱ長いよ!「六十里越」(笑)
走りごたえは十分だ。
景色はもちろんのこと、峠ならではの
幾度となく続くヘアピンカーブ。
長く峠道が楽しめた。
ただ夜走るのはきっと心細くなってくるゾ(笑)
それくらい山深い。
これだけの道路を通すの大変だったろうなぁ。

只見から峠に入ったところで
ほどなく湖畔の駅「田子倉レイクビュー」。

ここから遊覧船が運航し、
湖上から只見の自然が満喫できる。
軽い食事ができて、お土産コーナーもあるよ。

こっから先は車を停めて
景色をゆっくり楽しめる場所は正直少ない。
しかし1ヶ所絶景の撮影ポイントあり!
(それは後ほど)
途中、新設された休憩所とトイレが1ヶ所あるのみ。

新潟県側へ峠を下り、
いったんR252を右折し県道385へ。
この道を登った先には只見四名山のひとつ
「浅草岳」。
只見四名山だけど越後山脈のほぼ中央、
新潟県との境にある山で1585m。
上級者の山だ。いずれ挑戦したい。

ツーリングマップルによると
そのずっと手前に「浅草山荘」という温泉施設が!
もうすっかり汗は乾いてんだけど、
どうしても温泉に入りたい!

オーマイガッ!
休館日。。。
はい、そうですか。
ちくしょ~!
ショックで今回も写真を撮るのを忘れたよ。

しゃ~ない。
風呂は後回しにして県道385を登り、
「新潟県立浅草山麓エコ・ミュージアム」へ。

ん!?
ここまでのフレーズはどっかで聞いたな(笑)

ここは入館料無料だ。
小さなお子さんのいるファミリー向けの施設。
しかしコロナの影響で規模を縮小し、
自慢の散策路も閉鎖して営業中とのことでした。

県道を戻りR252へ。
(旧)入広瀬村へと向かう。
もう夕方だよ。
今日の宿、道の駅「いりひろせ」の場所を確認。
すでに営業終了時間。
さて、意地でも風呂に入りたいので
近くの「寿和温泉」へ。
お~~~!「営業中」(笑)

朝一番で登山して、
汗だくになって、2ヶ所も温泉空振って・・・
ようやく念願のお風呂に入れました。
北島さん風に「超気持ちいい~!」

こちら、内湯施設(700円)と露天風呂(600円)
で別料金です。ならば、今回は露天風呂の方へ。
洗い場はもちろんあるし、貴重品ロッカーは無料だ。
畳の休憩所もあるし、こっちだけでも十分。
お湯は無色透明で、ちょっと塩っぽい?ぬるめの湯。
のんびり浸かりました。

施設で(人生のベテラン)お姉さまに聞いた
Aコープでつまみと酒を買い込み、道の駅へ。
明らかに泊の車が自分のほかに1台。
駐車位置や装備からして旅慣れている感じだ。

お待ちかね、やっぱり酒宴をしなきゃねえ(笑)
「誕生日登山」と「六十里越」と無事に目標を達成し、
めでたく乾杯!!
そして夜は静かにふけていく。

ここからが3日目、最終日になります(笑)

それにしても、匂うなあ。。。
いや、身体じゃないよ!(たぶん笑)
車中泊が続くと、どうもね。
酒飲んだり食べたりしているから、仕方ない。
そこで登場するのがコレだ!

「空気を消臭ファブリーズ」!(笑)
さすがに日中は爽やかな車内でドライブしたい!
こいつを車内に惜しみなく噴霧し、
その間に車外で軽く準備運動。

すると、どうだろう!
まるで魔法のように!
魔法のように。。。?
もう一回よく噴霧しよう。

さあて新潟県へ来ているわけだけど、
来た道を戻ります!
そう、R252を新潟県側から福島県側へ
「六十里越」するんです。

峠好き、道好きな人は
たぶんみんなそうだと思うけど、
どっちからも走ってみたいよね?
特に峠道は表情が大きく変わることが多いんだ。
両側から走って確かめたいじゃないか!

平日の朝ってこともあり実に快適だ。
しかも昨日より天気もいい!
この道は豪雪地の峠道ということで
「スノーシェッド」が多いのが特徴だ。
知ってる?わかる?
写真はないけど道路に屋根を付けた
半トンネルみたいなの。

谷側は塞がれていなくて光が入るんだ。
雪崩対策なんだね。
で、今回はじめて気づいたんだけど
中には「ロックシェッド」って名前のも混ざってたんだよ。
転がり落ちてくる岩石対策なんだろうね。
構造の違いは判らなかったけど新たな発見だ。

そしてやって来ました。
昨日来るときに目を付けていた「絶景ポイント」!
あっ!先客たちがいる、やはりそういう場所なのか。

朝の光と雲の残る神秘的な風景がそこにはあった。

この光景に出逢えば
今回の只見「六十里越」の旅は大成功、
もう大・大・大満足だ。

只見駅前まで戻り、
ここで国道252に別れを告げ
国道289で南会津を東へ進む。
3桁国道大好きなフクシマンだが、
この「奥会津エリア」は走っていて実に気持ちいい!
特に好きなんだ。

バイクでも車でも
自然を感じながらゆっくり走れる。
山の暮らしが残る集落も通る。
独自の文化が残っているのが感じられる。
まあ、開発はもちろん進んでいるけれど
空気も川も十分にきれいだ。

南会津町、道の駅「きらら289」
コチラは朝ぶろ目的で寄るも開店前。
その上、火曜日は温泉お休みだって。
国道401、352と乗り継ぎ道の駅「番屋」。
この辺りは「そば栽培」が盛ん、そば食べたいなぁ。
しかし開けたばかりのようで、お掃除とかで準備中。
残念ながら、そばは断念した。

どうも移動している時間帯が悪いようで、
開いている道の駅に縁がないらしい(苦笑)
どこもコロナで時短営業。
始まるのが遅くて終わるのが早い。
今回はしゃ~ないね。

道路沿い、無人でトマトが販売されている。
南会津ブランドの筆頭といえば
「南郷トマト」。
これは路地物だから
「南郷トマト」ブランドを名乗ってはいない
しかし、間違いなくおいしそうだ!


一袋300円なり。
このトマトを見たら、
お蕎麦でなくて「トマトラーメン」が食べたくなった。

会津鉄道「会津高原尾瀬口駅」。
そしてここは「野岩鉄道」の終着駅。
つまり鉄道で来る人には「会津の玄関口」だね。
駅向かいの建物に「お食事処」の、のぼり旗。
「憩の家」
お土産物屋とお食事処が一緒に入っている。

食事できますか?
恐る恐る訪ねてみると
「ちょうど準備できたところよ」。
お食事処「恋路茶屋」さん
素敵な店名じゃないですか。
受け渡し窓口に手づくりのポップで
「トマトラーメンやっとこ出来ました」。
(「やっとこ」ってのが可愛いね)
うおっ!やった~!早速注文。

出来がってきたラーメンを見て驚いた!!
予想に反して「スープが透明」なんだ!
スープをひとくち…
感想はトマト出汁のしっかり目の味付けで、
トマトの酸味が後を引く。

食欲があまりない人でも、これなら
ペロッと食べられるんじゃないかな。
お店の(現役)お姉さんに訪ねると
「トマトがしっかりと完熟してからメニューに載せる」
とのこと。
つまり早出ししないで、旬を迎えて
なおかつ一番おいしくなってから出すんだって。
コダワリだぜ!

なんと!
今シーズン「最初のトマトラーメン」だそうだ!
俺はなんてラッキーな人間なんだろうか(笑)
それと「透明トマトスープ」は
こちらのオリジナル開発で、
南郷エリアでも珍しいとのこと。
10月中頃までは食べられるそうです。

「恋路茶屋💛」を出発し南会津の中心地「田島」へ。
「田出宇賀神社(たでうがじんじゃ)」を参拝。

ここまで無事に旅ができたお礼と、
残りも無事に旅ができるようお願いした。

「イイトコ探訪 福島県!」
を読んでくれてありがとうございます。
今回の只見旅は9月6,7,8日に強行した
「車中泊2泊3日」の旅でした。
まだまだこのエリアの魅力をお伝えできていないのは
筆者の力量不足。

ただ10月中旬ごろの「紅葉」シーズンは
間違いなくおススメ!
皆さんも予定を立ててみたらいかがでしょうか?
自分のスタイルで「独自旅」を
ぜひお楽しみ下さい。

ちなみに「八十里越」
(只見町と新潟県三条市を結ぶ)
は2023年の開通を予定!
今から楽しみじゃのう!

《「フクシマン土屋」筆 》



最新の画像もっと見る