先日から本紙記者『Starman』が書いているブリティッシュ・ビートたち・・・もう読んで頂けただろうか?まだの方は是非以下をご愛読の上、今回の記事にも目を通して欲しい。その方がずっと分かり易いと思うからである。
https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/aee0236baf9a20ec664e0757ca4e4a07
『ロックの歴史』そのスタートを「どこに置くか?」は難しいところであろうが、俺達は『ビートルズ』と『ボブ・ディラン』と考えている。勿論『エルビス』でも『チャック・ベリー』でも『レイ・チャールズ』でも『マディ』でも構わないわけなのだが、俺達はソレラの音楽の影響から大きく変化させ突然変異で登場した『ビートルズ』と『ボブ・ディラン』を始まりとしたい。
そこで現在『Starman』と改めて検証を進めているブリティッシュ・ビートグループすなわち『ビートルズ』の周りに居たバンドたち・・・である。既にご紹介して来た『フレディとドリーマーズ』や『サーチャーズ』などは、マニアにしか聴かれていないかもしれない昨今。あえて光を当てるには理由があるわけである。それは『ギミックの無い勢いある演奏』に他ならない。もちろん先に挙げた先駆者たちだってそうと言えるのだが、彼らにはルーツ音楽の部分が多く、その意味では『ルーツ音楽の本物』とも言える。
例えば『チャック・ベリー』はブルースを早めのビートでプレイした『新しいブルースマン』であり、『レイ・チャールズ』は『ゴスペルを変化させ、ソウルを生んだ男』と言える。『マディ』はブルースを『少数バンド形態で見事にキメたブルースマン』であり『エルビス』は『カントリー音楽最後の大物』と言えるのではないか。
それらが一通り落ち着いた時にイギリスでは『ビートルズ』が登場し、その周りに様々なバンドが生まれては消えていった・・・それこそ『ブルース』を始めとした『黒人音楽』や『カントリー音楽』をカバーし『英国バンドがそれらをトライする楽しさ』に溢れている。その点が実に素晴らしいのである。しかも、どのバンドも演奏が上手い!鍛えられた腕と楽器の美しい音が満載なのはミュージシャンにはタマラナイわけだ。
『Starman』の連載では今後も『ブリティッシュ・ビート』が続いていくが、「純粋に聴いていて気持ちイイ!」そんなバンドの盤が続々と登場してくる。俺自身『彼の記事』を読んだ後は実際に何度も回してしまう日々が続いている。そこで気付くこと、それはアンサンブルやアレンジの良さ、そして歌いっぷりの良さである。「聴き込めば聴き込むほど味が出てくるジャンルだゾ!」と俺からも言いたい。『圧倒的に面白く、時代感さえも聴こえて来る』その点が逆に新しい音楽ファンには新鮮極まりないであろう。当店『ジェリーズギター』店頭でもシッカリと並べ推して行くこととする!
君も期待して待てばいい!
今日はココまで!さあ、また回すぞ!
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
ご意見・ご感想・記事投稿・編集長の執筆、演奏、講演依頼などは『コメント欄』か『ハードパンチ編集部』までどうぞ!
https://hardp.crayonsite.com
編集長『MASH』が経営するギター専門店『Jerry's Guitar』公式サイトはコチラ