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こんにちは「フクシマン土屋」です!
タイトルにもあるとおり
会社の健康診断で「便潜血」が陽性判定になり、
「大腸内視鏡検査」を受けることになった!
健康診断の時に採便棒で採取した
便サンプルを提出するじゃない。
そのサンプルの分析が「便潜血検査」なんだ。
大腸にがんやポリープがあると
便の表面にわずかな血液がつくことがあるから、
それを調べる検査ということだ
で、これが陽性だと
「大腸内視鏡検査」
を受診することになる。
そんなことになる自業自得の理由もあったわけだが。。。
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/2bd0fb72eb466bf8cccc916ba6d56b09
と、ここまでを「前編」で話した。
その前編で、
「大腸内視鏡検査」の前日と当日は、
食事も生活もかなり制限があるんだ。
健康診断の時のように
「朝から絶食」だけじゃない、
そんなのは屁でもない試練が。。。
こう言ったことを覚えているだろうか?
「試練」とは、
そして「大腸内視鏡検査」はどのように行われるのか?
追って詳しく説明しよう。
今日はその「試練」の始まり、
「検査前日」から話はスタートだ。
検査前日の試練とは。。。
この日の朝食は優雅に「鯛めし」から始まる。
えっ!?
どこが「試練」なんだよ、豪華じゃんか!!
あっ!すまんすまん。
こころの「希望」が出てしまった。
「鯛めし」ではなく「鯛がゆ」でした!
なんで朝からそんなもん食べているかって?
それは「検査前日」は
食事メニューが決まっているのだよ!
決まっているだけじゃあない。
なんと「検査前日食事キット」なるものが
「パッケージ商品化されている」のだ!
「院内の売店で売っているから買っていってね」
と看護師さんから優し~く言われて、
そんなものがあるんだ!と驚いたんだけれど・・・。
それがコレ!
「大腸検査食エニマクリン(3食+間食セット)」\1,550税込み
商品名からして中身がとても気になるよね(笑)
しかもご丁寧に「間食」まで付いて!
不安と期待が入り混じる中、そっと箱を開けてみると。。。
じゃじゃーん!!!
朝昼夕、各食事のレトルト食品なのだ!
メニューは
・朝食「鯛がゆ」
・昼食「和風ハンバーグ+白がゆ」
・間食「ビスコ+ゼリーミール」
・夕食「コーンポタージュ」
これ等とは別に
「水分としての飲み物」は多めに取るように!
とのこと。
水やお茶にコーヒー等はOK。
ただしミルクや砂糖はNGだ。
おススメは「ほうじ茶」!
カフェインも少なくお腹にも優しいゾ。
間食まで付いていて期待したのもつかの間、
コレはさすがに少ないのでは。。。
そして肝心のお味の方は、、、
思ったよりおいしい!
味付けもしっかりしているし、
鯛の風味も出ているゾ。
昼食もハンバーグをおかずにして、
白がゆもおいしくいただいた。
入院経験のある人ならわかると思うけど、
「病院食」って味付けがうすいじゃない?
アレを想像していたのだけれど、いい意味で裏切られた。
なぜなら今回の目的は
「塩分を控えること」ではなく、
「消化にいいものを食すこと」
だからなんだね。
と、この辺まではなんとかガマンできたのだが。。。
消化にいいということは、腹持ちが悪い!
つまり空腹感が続くのだ。
考えることと言えば「次の食事」のことばかり。
間食の「ビスコ」を食べたら
余計に腹が減ってきたぞ!(笑)
夕食の「コーンポタージュ」も、
あっという間に食べ終わっちゃうし。
まったく物足りない!!
そして食後の〆は「ピコスルファートナトリウム」。
(なんか名前カッコイイ笑)
「目薬」みたいな容器に入ってはいるが、
コレは「下剤」なのだ!
下剤を飲んで就寝。
以上で前日のメニューは終了。
そう、前日の試練とは「空腹」!
プラス睡眠前に飲んだ下剤だが
いつ効いて来るかわからない・・・
そんな不安による「寝不足」!
結局、便意があったのは朝になってから
(これ普通じゃない?笑)
だったのだが。。。
これらのダメージを引きずったまま、
さらに「当日の試練(超地獄篇)」
を迎えるのだ。
検査日の朝はこの得体のしれない代物、
「経口腸管洗浄剤ニフレック配合内用剤」
を飲むのだ!
コレに2リットルの水を入れて、
2時間かけて飲み干すというのがノルマだ。
そもそも「水」を2リットルってキツイよね。
これって一日に飲む量だぜ!
恐る恐る飲んでみると、、、
「ゲータレード!(風)」。
(知ってるかな?)
飲みやすいように
「風味付け」がしてあるようだ。
30分で500ml飲めばいい計算で、
1リットルまでは余裕もあったが。。。
さすが「腸管洗浄剤」!
お腹が痛くないのに
「便意が起こる」
そんなタフな仕組みのようだ。
こっからはもう「トイレとお友達」だ。
だんだんトイレの間隔が短くなり、
数分おきに行くことに。
ちなみに便の回数も記録することになっていて、
14~15回は行っただろうか。
さらに最後の便の状態も確認するのだ。
で、次の便意が来る間に考えることといえば、
「検査終わったら何食べよう」
気が付くとこれしか考えていない!
お腹が痛くないのだから
「どこが地獄?」とお思いだろう。
ところがこれだけトイレに行くと、
拭き過ぎでお尻に激痛が走る!!!
ウォシュレットも
もはや「苦行!」
でしかないのだよ。
ようやく便意も落ち着いてきたのは、
飲み始めて4時間くらい過ぎたころ。
もう「激痛」と「空腹」で
全てにおいてヘロヘロだ。本当に辛い。
この時点で
「2度とこの検査は受けたくない!!!」
となっていた。
そして、いよいよ病院へ。
受付を済まし待っていると
「検査着に着替えてください」
とのこと。
「へえ~なるほど。」
こうなっているのか。
パンツは紙製で、その上に履くズボンと共に
「お尻の部分に切れ目」が入っている。
脱がずに検査ができるんだな。
そこは少し安心したぞ。
そう、正直自分は「大腸の状態」よりも
「検査自体」に不安を感じていたのだ。
検査室に入ると、
男性の先生と助手の女性看護師さん。
その他にも「なにやら作業している女性看護師さん」が二人。
ベッドに横向きに寝かせられる。
頭上には「カメラの映像」を映す大きなモニターがある。
先生はこれを見ながらカメラを操作するのだ。
この状態で検査は始まる。
ああそうなんだ、間仕切りとかはしないんだ!
まあ、検査着は着たままだからね。
そして多少あった恥ずかしさは
すぐに消えることになる。
滑りを良くするジェルが塗られカメラ挿入。
「胃カメラ」やったことのある人はわかると思うが、
体の中に「異物(カメラ)」が入る「不快感」。
さらに、腸の曲がったところを
カメラを通すときの「痛み」。
目をつぶっていると看護師さんから
「目は開けていてください」と言われたものの
モニターの映像など見る余裕などなく、
「早く終わらないものか!」
と天井を眺めているだけであった。
15時。
検査が終わって真っ先にしたのは「食事」だ。
もうこの時までに常に考えていたのは
「何食べよう!」。
とにかく「ガッツリメニュー」が
走馬灯のように頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え(笑)
本当はパスタを二人前食べたかったのだが、
小心者なので小声で「大盛」を注文したのだった。
それはそれは「たいへんおいしゅうございました!」。
まだまだお尻に痛みは残っていたが、
これでやっと「苦行」から解放された。
そうそう検査結果だったね。
検査が終了すると、その場ですぐに先生から説明がなされた。
モニターに大腸内の写真を写しつつ
「異常なし、いきんだ時に切れて血が付いたのかもね」
とのことでした。
ホッとした。
繰り返しになるが
「もう2度とこの検査は受けたくない」。
こんな検査を受けることのないよう
皆にも「生活習慣など」
十分に気を付けてほしい。
自分は「どうせ大丈夫だろう」
と油断した気持ち、これが一番の大敵だ。
健康診断の前日にアルコールを飲んじゃ絶対ダメだ。
数値に出なくとも、検査の時に思いもよらない
そんなトラブルになるかもしれん。
酒は酔うために飲んじゃいかん!
楽しい範囲で程よく飲む。
そして無論、食べ過ぎもいかん。
(↑でパスタ大盛食べているが今回は許してくれ)
昔から言う「腹八分目」、
これは実際にやってみて確かにベストだと思う。
毎日の調子が良くなるし、身体が動く!
そして適度に運動して、睡眠をしっかりとる。
きっちり守るのは難しいかもしれない。
でも後で「やっとけばよかった~」
となるのがオチだ。常に意識していこう。
「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。
遊ぶにも、
食べるにも、
飲むにも、
仕事するにも、
勉強するにも、
楽しむにも、
まずは「健康」でないと!
「心と身体が充実してこそ!」
なんだよね。身に染みましたぁ・・・(笑)
《「フクシマン土屋」筆》