『おそ松くん』知ってますか?
最近『おそ松さん』で少し話題になった、元ネタと言うか、減作と言うか、、。
子供の頃読んだ赤塚不二夫のギャグ漫画です。
それぞれの名前にに『松』がつく六つ子が、ドタバタコメディを繰り広げると言う内容です。
六つ子の他の登場キャラクターは、『シェーッ!』でお馴染みのイヤミ、デカパン、ハタ坊、ダヨーンなどの他に、おでんが大好きなキャラクターとしてチビ太が登場しています。
これはまさしく『書の壺』であります!
何が?ですって?
いやいや、見ればおわかりになりますよね?
わからない、、、、
ふーむ、、、、、
では解説しょう!
要は串に刺さったおでんの構成にあります。
今時は串におでんを刺して食べている人はいませんが、昔は屋台でおでんを幾つか買うと串に刺して渡してくれた様に思います。
まあ、食べ歩き用ですな。
日本特有のソウルフードでありファストフードでもあると言えるのかも知れません。
おでんの大元は豆腐に串を刺して焼いた『豆腐田楽』だそうです。
そこから『豆腐』を抜いて、『お』をつけて、『お田楽』
更に『楽』がなくなって『おでん』となったそうです。
あ、そこじゃ無い?
そう、おでんの構成です!
日本のソウルフードなので、地方によって用いられる食材はまちまちです。
このチビ太の持っている串に刺さったおでんは、上からはんぺん、がんもどき、ちくわ、と思われます。
図形で表すと△○□であります。
△△△ ○○○ □□□や
△○○ △□□などより、変化があって面白いですよね。
これ、書の縦書き『壺』の一つです。
よく見ると、チビ太はおでんを二つ持っています。
これはサンクスが『チビ太おでん』なるものを発売した時の画像だそうですが、とても美味しそうです!
ま、そこはどうでもいいか、、、
左右の手にそれぞれ持っているおでんは、同じ△○□の構成なのですが、弱冠違っていますね。
ここも『書の壺』です。
△○□の下に続く△○□は、最初の△○□とは違えているのです。
さすがデザインを志す方のセンスは素晴らしいですね!
書の場合はさらに、□○△と逆に安定感の無い方向で進めて、起承転結を求めたりします。
その先は、粗密や濃淡、潤渇の相反する『黒白』の手法で、文字や言葉に感情移入することになります。
結論
チビ太は偉い!
で、あります。
これでいいのだ!