hideの弟、そして仲間達が魅せる当時の物語。
TELL ME ~hideと見た景色~
今までの自分としては有り得ない、2週連続2回目の鑑賞に至るまでの映画でした。WE ARE X以来の映画鑑賞。
初回は小さなクリアファイルが特典。
2回目は大きなクリアファイルが特典で、パンフレットを追加で購入。
自分はXの時代からハマって、その時からhideが一番好きというか憧れで。
独特なセンスの塊で凄い惹きつけられました。
黒赤のカラーパターンを好きになったのもhideの影響。
全てにおいて本当にカッコいい。自分には仮面ライダーとかではなく、hideがヒーローでした。
かなり太ってた時代、hideみたいに昔は太ってても痩せて化粧したら自分をカッコよく描ける。
ダサい自分を隠したくて、『hideになりたい』そう思った時代もありました。
でも、突然居なくなってしまった。
高校の授業終わって帰ってきたら、テレビでhideが居なくなってしまったニュースが。
あまりに唐突過ぎて状況もわからず、気持ちの整理もつかず。悲しいよりも訳がわからない気持ちのほうが大きかったのを覚えています。
今回の映画はその当時のお話。
hideのパーソナルマネージャーであり弟の裕士さん、hideとずっと音楽を創り続けてきたI.N.A.さん、Spread Beaverのメンバー、家族。
奮闘、葛藤、苦しみ、絆。
表からは見えない色々な感情・情景がありました。
色々書くとネタバレもあるかもなのと、こればかりは文章や言葉でうまく書けないので割愛しますが…。
今でもhideがhideのままで居られるのは、その時の強い思いがあったからなんですね。
そして、hideの優しさと先見性の凄さを再認識しました。
外側を着飾っただけじゃ、hideになれないのがよくわかりました(笑)あんな兄貴が居たら最高だろうな。
初回は油断して何も持っていかずマスクが駄目になる事態、2回目はハンドタオルを持っていきマスクは助かりましたが、涙無しは無理です。
良いお話でした。
ずっと聴き続ける。
どこまでも先を見ていたサイボーグロックを。