このところほぼ夜毎に、ベランダに現れるヤモリくん。
以前、2頭揃ってやってきたこともあり、そのときはどちらとももっと小さな個体だったので、別の個体か、あるいは大きい方がさらに成長したのか不明ですが、ペタペタとよく這いずっています。
そういえば、このニホンヤモリくん、昨年、遺伝子の比較や日本や他の生息域での生態の比較、あるいは平安時代前後の文献資料の照査などから、在来種でなく、平安時代以降に、大陸から入ってきて、冬でも寒さをしのぎやすい町中に居を定めた外来種であるという説が発表されてます。もともとはアカヒゲとコマドリの学名入れ替わり誤謬の記事でも触れたシーボルトが日本で発見した新種ということで和蘭に送ったのが、ニホンヤモリ(Gekko japonicus)として名付けられた最初の謂われの様です。
ヤモリが貼りつくのは、その応用を目指している日東電工の資料に詳しいのですが、趾下薄板という足指のウラに付いたヒダにびっしりと生えたナノサイズの繊毛がその秘密だそうです。
実際、実用化すれば従来の粘着テープより、馴染ませる養生期間がいらず、再粘着性が高く、PE、PPやシリコーンゴムなどにも着きやすいものになるはずで、期待しているのです。
以前、2頭揃ってやってきたこともあり、そのときはどちらとももっと小さな個体だったので、別の個体か、あるいは大きい方がさらに成長したのか不明ですが、ペタペタとよく這いずっています。
そういえば、このニホンヤモリくん、昨年、遺伝子の比較や日本や他の生息域での生態の比較、あるいは平安時代前後の文献資料の照査などから、在来種でなく、平安時代以降に、大陸から入ってきて、冬でも寒さをしのぎやすい町中に居を定めた外来種であるという説が発表されてます。もともとはアカヒゲとコマドリの学名入れ替わり誤謬の記事でも触れたシーボルトが日本で発見した新種ということで和蘭に送ったのが、ニホンヤモリ(Gekko japonicus)として名付けられた最初の謂われの様です。
ヤモリが貼りつくのは、その応用を目指している日東電工の資料に詳しいのですが、趾下薄板という足指のウラに付いたヒダにびっしりと生えたナノサイズの繊毛がその秘密だそうです。
実際、実用化すれば従来の粘着テープより、馴染ませる養生期間がいらず、再粘着性が高く、PE、PPやシリコーンゴムなどにも着きやすいものになるはずで、期待しているのです。