先日、SONYのDEVを紹介したので、こちらも紹介しなければいけないような気がしました。
厳密には、双眼鏡でなく、従来のCCTV(Closed-circuit Television)用レンズとモニタ(ファインダー)を一体化したシステムで、対物は一眼であり、接眼が二つあるのは飾りです(実際バリアングル液晶モニターでも何ら支障ないと思うし、そうしていたら、特殊なデジカメになって、もっと量産、安くなっていたかもしれません)。
CCTVというのは基本、一つのカメラに一つの受像器のある閉鎖系映像システムのことで、監視カメラや、産機用の画像検出システムがその代表例です。
この製品のキモは、PAIR(Pentax Atmospheric Interference Reduction)というPENTAXのCCTVレンズ用の画像処理システムであり、大気中の塵芥、霧、雪などの、視界を遮る要因を低減するアルゴリズムを搭載した画像エンジンです。ただ、デジタル処理によるコントラスト補正は、例えば鋭く強い光源がある場合など、最適解を導くアルゴリズムが難しく、本機の場合、PAIRシステムはAUTOを含めた3モードですが、もう少しきめ細かく設定できるようになって欲しいものです。

GPSと電子コンパスを内蔵し、倍率は6.6~13.2倍、手動ズーム、手動フォーカス、最近接5mと、デジタル光学機器としては凡庸で、産機用のスペックそのままであることが分かります。
暗視機能もあるということですが、型番のNVから連想されるノクトビジョンのような性能ではなく、CMOSセンサー用のフィルターを切換て画像処理で見せる暗所対応の監視カメラのような雰囲気です。D 225 × W 166 × H 83と大きく、重さも1350gと、ウチの大型機、WP7×50RB-Dと同等であり、持った感じはさらに大きく感じると思うのです。
やはり惜しむらくは映像出力が無いことで、それさえあれば、限定的な簡易CCTVカメラとしての用途も産まれたでしょう。
もっと惜しむべきは、この製品が、リコーブランドで登場したことで、ペンタックスブランドの行く末が懸念されます。
厳密には、双眼鏡でなく、従来のCCTV(Closed-circuit Television)用レンズとモニタ(ファインダー)を一体化したシステムで、対物は一眼であり、接眼が二つあるのは飾りです(実際バリアングル液晶モニターでも何ら支障ないと思うし、そうしていたら、特殊なデジカメになって、もっと量産、安くなっていたかもしれません)。
CCTVというのは基本、一つのカメラに一つの受像器のある閉鎖系映像システムのことで、監視カメラや、産機用の画像検出システムがその代表例です。
この製品のキモは、PAIR(Pentax Atmospheric Interference Reduction)というPENTAXのCCTVレンズ用の画像処理システムであり、大気中の塵芥、霧、雪などの、視界を遮る要因を低減するアルゴリズムを搭載した画像エンジンです。ただ、デジタル処理によるコントラスト補正は、例えば鋭く強い光源がある場合など、最適解を導くアルゴリズムが難しく、本機の場合、PAIRシステムはAUTOを含めた3モードですが、もう少しきめ細かく設定できるようになって欲しいものです。

GPSと電子コンパスを内蔵し、倍率は6.6~13.2倍、手動ズーム、手動フォーカス、最近接5mと、デジタル光学機器としては凡庸で、産機用のスペックそのままであることが分かります。
暗視機能もあるということですが、型番のNVから連想されるノクトビジョンのような性能ではなく、CMOSセンサー用のフィルターを切換て画像処理で見せる暗所対応の監視カメラのような雰囲気です。D 225 × W 166 × H 83と大きく、重さも1350gと、ウチの大型機、WP7×50RB-Dと同等であり、持った感じはさらに大きく感じると思うのです。
やはり惜しむらくは映像出力が無いことで、それさえあれば、限定的な簡易CCTVカメラとしての用途も産まれたでしょう。
もっと惜しむべきは、この製品が、リコーブランドで登場したことで、ペンタックスブランドの行く末が懸念されます。