テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

今日は朝焼け、双眼鏡を持っててよかったと思ったのでした。

2013-08-26 16:09:48 | 双眼鏡 望遠鏡
早起きして、目覚めの一服を嗜んでいたところ、窓の外が不意に赤く染まる。
滅多にないくらい濃い色に染まった朝焼けでした。最初は東の空だけでしたが、時間が経つにつれ、西の空も含め、空いっぱいの雲が赤く染まります。
折しも、不意の朝焼けの鮮やかさと競り合うかのように二重の虹が出ていました。

しばらくボオーッと眺めていて、思い立ったように、WP6×30SB-Dを持ってきて、よりボォーッと眺めていました。


流石に、ずーっと一心に朝焼けと虹のコラボを観てました、と云うだけでは、ブログ記事には出来ないので、幾つかデジカメで撮った写真を添えておきます。





でも、デジカメの性能や私の腕前では、目で見たときの朝の静けさのなかの、華やかな色の競演はおろか、双眼鏡、しかも、個人的に茜雲観望でその良さを無量に発揮すると思うWP6×30SB-Dで覗いたときの、立体的な彩りが相克して高まり合うような見事な景色など、とうてい記し表すことはできません。

時間にすれば10分にも満たないひとときでしたが、まるで美しいシーンの出てくる映画、ブラザーサン・シスタームーンや天国の日々を観たときのような美しい映像に圧倒されたあとに比肩する充足感を得て、一日が始まりました。

その後、ラジオでも、その風景を観たリスナーの方から、「早起きは三文の得」というコメントとともに、虹と朝焼けのコラボについて紹介されており、少し、幻想的すぎて現実感が薄くなっていた気持ちが引き戻されると同時に、また、ひとときの風景の鮮やかな映像記憶に、にんまりとしたのでした。