ちょっと前にこのブログでも書いたけど、
私には結構やっかいな親知らずが生えている。
まだ痛み出していないけど、痛み出してからでは大変ですよ、
というアドバイスに従って、抜きにいってまいりました。
やっかいな場所に生えてるので、今回は大学病院での抜歯。
10時半に病院に着き、まずレントゲンを撮られる。
前に撮られた時は顔の外側からだったけど、
今回は奥歯なので口の中にフイルムをいれて撮るといわれるが・・
ダメなのである。オエッとなるのである。
もともと風邪を引いて医者に行って、ベロを押さえられただけでゲホゲホなのである。
(私のいきつけのお医者さんは、私のベロを押さえた瞬間、すばやく顔をよけている)
結局しばらく悪戦苦闘の結果、なんとか撮影に成功。
歯を抜く前にこんなにてこずってどうすんじゃい
でもってレントゲンが終わるとちょうどお昼。
しばらく麻酔で食事が取りづらくなるので先に昼食をすませて
さあいよいよ本番・・・である。と、待合室でが鳴った。
外に出てからに出ると、沖縄の母からだった。
すぐ順番なので長話はできない。事情を説明する。
親知らずなのに親に知られまくり。
担当の先生は若い女医さん。
テキパキと説明を済ませ、「まっ気楽に」と言ってくれる。
相当キンチョーした顔をしていたようである。
麻酔をかけて、いよいよ本番。
やはり大物なので、隣の歯を削りながらやっていくらしい。
痛みはないけれど、口の中で激しいをされている感覚はけっこーキツい。
MRIの時みたいに、ヘッドホンしてくれないかなあ。
そしたら精神的には結構ラクになるかもなあ。
あっ、でもこの場合やっぱり「骨伝導」とやらで聞こえちゃうのかなあ。
・・などと考えていると、ヤバイことに眠くなってきた。
私ってホント危機感がない。
しかもやはりわが親知らず、結構ふんばってるようでなかなか抜けない。
センセイが「ふんっ」と力をいれている感覚が伝わってくる。
歯医者さんって結構肉体労働かも・・・
そして私の頭の中では何度もこのフレーズが・・
「うんとこしょ どっこいしょ
それでもかぶはぬけません」
私の頭の中ではセンセイの後ろに何人かがくっついて、
地引網のように私の歯を引っ張っている姿が・・・
「抜けました」
20分後ぐらいにちょっと疲れたセンセイの声。
根っこが2本あったそうです。
しかもすでに虫歯になっててもろくなっており、
抜く途中で割れてしまったらしい。
全長は2センチ前後といったところ。思ったよりちっちゃかった。
格好のブログネタではあるが、さすがに写真撮らせてとは言えなかった。
というわけで、今は麻酔も切れ、痛みと闘いながらこのブログを書いております。
こころなしかカオも腫れてまいりました。
みなさん、明日以降数日、私の顔は腫れています。
「目立たないじゃん」って言わないように。