旧鴇田家住宅の後、森林公園内にある「旧大沢家住宅」(県指定有形文化財)を訪ねました。
大沢家住宅は、1664年に建築された東日本最古級の古民家です。旧鴇田家住宅が1728年築ですから、それよりも64年も前の建築で、なんと350年以上にもなります。
江戸時代に上総国長柄郡宮成村(現長生村←千葉県唯一の村)の名主を務めた大沢家の住居として、昭和48年まで使用されていました。
昭和51年にほぼ建築当初の姿で移築復原され、同年に開館しました。
旧大沢家は茅葺平屋寄棟造で床面積約145㎡(庇の部分含まず)、桁行17.9m(庇の部分含む)、梁間9.5m(庇の部分含む)、軒高さ7.1mです。
この住宅は、江戸時代中期までの典型的な房総民家の形式を今に伝えています。
その特徴として、開口部が少なく「デイ(出居)」の戸口が格子窓と壁だけで構成されていること、差鴨居が少ないこと、大黒柱が使われておらず床の間もないことなどがあげられます。
デイ(出居)」から見たドマ(土間)
ドマに展示された古民具。近々、小学生が見学に来るそうです。
仏間
大沢家が使用していたころの写真。天井板が張られていました。
ザシキ(座敷)
オクノマ(奥の間)
茅葺き屋根。大戸口のある東南側の方が軒が深くなっています。
移築前(昭和48年)の間取り図
移築前にはこんな立派な「長屋門」も有ったそうです。もう長生村には現存していないのかなあ?
敷地入口付近。
帰りがけ、森林公園の中を歩いているとこんなものが。
園路の上を渡っている山藤の極太の蔓。
もう1本。こちらも太い!
池の滝口には鯉が。池には「カワセミ」が来るそうです。
京成津田沼駅から徒歩20分。森林公園の駐車場も無料で利用できます。
大沢家住宅は、1664年に建築された東日本最古級の古民家です。旧鴇田家住宅が1728年築ですから、それよりも64年も前の建築で、なんと350年以上にもなります。
江戸時代に上総国長柄郡宮成村(現長生村←千葉県唯一の村)の名主を務めた大沢家の住居として、昭和48年まで使用されていました。
昭和51年にほぼ建築当初の姿で移築復原され、同年に開館しました。
旧大沢家は茅葺平屋寄棟造で床面積約145㎡(庇の部分含まず)、桁行17.9m(庇の部分含む)、梁間9.5m(庇の部分含む)、軒高さ7.1mです。
この住宅は、江戸時代中期までの典型的な房総民家の形式を今に伝えています。
その特徴として、開口部が少なく「デイ(出居)」の戸口が格子窓と壁だけで構成されていること、差鴨居が少ないこと、大黒柱が使われておらず床の間もないことなどがあげられます。
デイ(出居)」から見たドマ(土間)
ドマに展示された古民具。近々、小学生が見学に来るそうです。
仏間
大沢家が使用していたころの写真。天井板が張られていました。
ザシキ(座敷)
オクノマ(奥の間)
茅葺き屋根。大戸口のある東南側の方が軒が深くなっています。
移築前(昭和48年)の間取り図
移築前にはこんな立派な「長屋門」も有ったそうです。もう長生村には現存していないのかなあ?
敷地入口付近。
帰りがけ、森林公園の中を歩いているとこんなものが。
園路の上を渡っている山藤の極太の蔓。
もう1本。こちらも太い!
池の滝口には鯉が。池には「カワセミ」が来るそうです。
京成津田沼駅から徒歩20分。森林公園の駐車場も無料で利用できます。