田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

まちかど つるし雛めぐり:御宿町

2019年02月21日 | 昭和の杜で田舎暮らし
この日(18日)、何時ものように朝ドラを見てから支度し、BOSOの我が家を出発。
御宿町で開催されている第13回『おんじゅく・まちかど・つるし雛めぐり』に行きました。約40分で到着。

先ずは駅前の観光案内所で「展示会場案内図」を頂き、メイン会場の一つ「手づくりの蔵」へ。

「手づくりの蔵」。左側が大谷石で出来た蔵

膨大な量と種類のつるし雛が所狭しと飾られています。

子供の幸福と健やかな成長を願い、一針一針真心を込めて作っているそうです。

展示会場は町内30店の店舗に、メイン会場が2箇所(手づくりの蔵、月の砂漠記念館)


次がもう一つのメイン会場「月の砂漠記念館」です。

入館前に「月の沙漠記念公園(砂浜)」内にある「月の砂漠記念像」を見に行きました。この日は天気も良く、あじろ湾の波も穏やかで絶好の日よりでした。

童謡『月の沙漠』は、御宿の海岸がモデル。大正時代に活躍した詩人・抒情画家『加藤まさを』作詞の童謡『月の沙漠』に登場する

「ラクダに乗った王子と姫の銅像」が公園内には設置されています。

館内には約7万個のつるし飾りが展示されているそうです。雛には珍しい、青い海をイメージした御宿ブルーのつるし飾りや、海女文化を象徴したアワビ雛・サザエ雛も見ることが出来ます。

どれも大作で相当の時間をかけて作られているようです。

これもすごい大作です。2階ではつるし雛作りの体験も出来ます。通常「月の砂漠記念館」は、入館料は400円ですが、この期間は無料(駐車場も)です。
記念館を出て、すぐの所にある「ニュー阿波屋」と「大野荘」の展示も見てきました。こちらにも素晴らしい「つるし雛」がありました。

以前、K.Tさんの奥さん(K.Nさん)が作ってくれた我が家の「つるし雛」を紹介しました。これらの「つるし雛」が如何に手間暇をかけて作られているか改めて実感しました。K.Nさん、その節は本当にありがとうございました。


昼は、前の日に予約した農家レストラン「愚為庵」で頂きました。

入口付近からは母屋が良く見えません。
「愚為庵」は御宿町上布施にある築200年を越す茅葺き屋根の古民家。月の砂漠記念館から車で10分位ですが、海辺の町と打って変わって里山の静寂なところにあります。昭和63年に東京からご主人の生家に移り住んで30年になるとか。ご主人は「大地おおち)農園」の園主を、奥様が「愚為庵」の庵主です。
「愚為庵」のオープンは平成8年頃のようなのでもう開店から20年以上になるようです。

「愚為庵」も展示会場になっていて入口に「つるし雛」が飾られています。「愚為庵」の存在は数年前から承知していましたが、隣接する自家農園をはじめ、地元で採れた新鮮な食材をふんだんに使った懐石料理(雅流懐石)とのことで、お値段もそれなりなので、敷居が高くて来れませんでした。

土間から入ってすぐの座敷。仏壇と神棚があり、差鴨居もかなり太い材が使われています。

奥にも10畳の座敷が2間。

我々は一番奥の書院座敷で食事を頂きました。「床」の脇にある半間ほどの一段高くして板を張った部分は「琵琶床」でしょうか?
(後日、色々調べてみましたがどうも琵琶床ではなさそうです。)

御宿『まちかど・つるし雛めぐり』期間ということで期間限定の『ひな御膳』(2.000円/税込)を頂けるということで伺うことが出来ました。

飲み物とデザート付です。大変手間暇のかかった料理で美味しく頂きました。苺は「大地農園」で採れたものでしょうか。

海の駅九十九里

2019年02月21日 | 昭和の杜で田舎暮らし
もうかれこれ15年以上前になるでしょうか?

世界でも唯一のイワシをテーマとした博物館「九十九里いわし博物館(九十九里町)」に、義父と二人の娘と4人で行ったことがあります。
墓参りと片貝海岸でイワシ料理を食べるのが目的でした。それ以外のことはよく覚えていません。

その後、2004年7月30日午前9時頃、博物館の文書収蔵庫で爆発事故が発生し、臨時職員1名が吹き飛んだ壁に挟まれて死亡、臨時職員1名が全身にやけどを負って一時重体となり、文書収蔵庫は屋根が吹き飛び壁が変形するなど激しく損傷して、博物館は休館となりました。(Wikipediaより)

それから、約10年。2015年4月24日「いわしの交流センター(愛称・海の駅 九十九里)」内に再建・開館、名称は「いわし資料館」となりました。
「海の駅九十九里」は、九十九里町小関にあり、「片貝漁港」の直ぐ傍です。

17日の日曜日、BOSOの我が家に行く前に立ち寄りました。

敷地に入るとすぐに「青い丸型ポスト」が見えました。2016年1月に国内唯一の「青い丸型ポスト」が設置され、新たな記念撮影スポットとしても人気です。(丸型ポストについては別ページをご覧ください)

青いポストから「海の駅九十九里」の施設を見上げたところ。時節柄、七段飾りの雛人形も飾られていました。

直ぐ傍には「津波避難タワー」が。最上部は海抜17m、10m以上の部分が避難スペースとなっていて、収容人数は150名です。普段は入れないようになっており、非常時は扉を壊して進入してくださいとの注意書きがあります。(バルコニー隔板と同じ構造のようです)

青い丸型ポストと九十九里町のイメージキャラクター「くくりん」。観光地のよくある顔出しパネル?です。

建物に入ると、まず約3,000匹の「マイワシ」が泳ぐ水槽が目の前に現れます。凄い量です。反対方向を向いて泳ぐイワシも。

直売コーナーでは、目の前の片貝漁港で水揚げされたいわしや魚介類、地元産の新鮮な野菜などが販売されています。

「いわし資料館」では九十九里町のいわし漁の歴史や文化を学ぶことができます。因みに入館無料となってます。

万祝(まいわい)。大漁を祝う際に船主や網元から漁師たちへ贈られた晴れ着。

2階のフードコートでは、いわしやハマグリ、ながらみなど九十九里ならではの食材を活かした料理が楽しめます。テラス席から片貝漁港越しに海が見えますが、浜に出た方がいいです。

まだ、午前11時。昼飯には早いし、翌日、「愚為庵」の昼食を予約しているので、ここでの食事はぐっと我慢。我が家の近くのコンビニ飯にすることにしました。


この後、我が家に到着し、この日は竹の伐採を夕方まで行いました。

切った孟宗竹を取り敢えず集積。

枯れた竹などは1m位の長さに切断しました。


続きは、別ページの「おんじゅく・まちかど・つるし雛めぐり:御宿町」をご覧ください。