田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

下がり花

2020年10月01日 | 花さんぽ・花めぐり

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、今日からインフルエンザワクチンの接種が全国で始まります。

私は、重症化しやすい高齢者に含まれるので、10月上旬接種で予約しました。

厚労省は「新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、この冬に向けてインフルエンザワクチンの需要が高まる可能性がある」と言っています。

ありていに言えば「足りなくなる」可能性があるということ。

’200929 筑波実験植物園

サガリバナ科の「サガリバナ(下り花)」 別名:サワフジ(沢藤) 

大変、美しい花で良い香りがします。

南西諸島では6~8月に開花。上の方は咲き終わり、雌しべを残して散ってしまっています。

上2枚の写真は’040828 19:24に「夢の島熱帯植物館」の夜間開館の際、最初に買ったコンパクトデジカメで撮影。

16年も前かぁ~。まだ、定年後の田舎暮らしを夢見ていた頃です。

  

先ほどの写真が、あまりにもお粗末なので「東山動植物園」のもの(上2枚)を借用。

見頃はぎりぎり10月上旬まで?。筑波実験植物園では、9月29日時点でまだ蕾が残っていました。

’200915 落下した花

夜開花。早朝には落下し、開花した状態は観察できないので、落ちた花を水鉢に浮かべて展示(写真:最上段)していました。

ただ、曇りや雨の日は午前中なら花が残っている場合があるようです。

’050828 10:34 神代植物公園 

’050828 10:34 神代植物公園 花の部分を拡大。

マングローブの後背地の湿地や川沿いに生える常緑小高木で樹高約10mほどになります。

東南アジアから太平洋諸島に分布し、日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生しています。

’200915 薄いピンク色で糸状に広がっている部分は雄しべで、その下に短い花弁がつきます。

花序は長さ20~60cmになり、15~20輪の白色か、淡紅色の花をつけます。

花弁は卵状長楕円形、雄しべが多数(200本ほど)あり、長さ3~4cm。花柱は3.5cm程度。

’200921 筑波実験植物園

葉は枝端に集まり、倒卵状長楕円形で、長さ10~30cmで無毛。

’201015 果実は、卵形で長さ5cm前後、水に浮いて漂流して繁殖します。

因みに沖縄県西原町の内間御殿には樹齢470 年の「サワフジ(サガリバナ)」があるそうです。