「ブルグマンシア」はナス科ブルグマンシア(キダチチョウセンアサガオ)属の常緑低木。
南アメリカ原産。
英名の「エンジェルストランペット」と呼ばれることが多いそうです。
また、属名の「キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)」と呼ばれることも。
樹高は2m以上、時に3mにも。葉は長さ約25㎝で長楕円形で鋸歯があります。
花は長さが20~30㎝のトランペット形の大輪を下向きに咲かせます。
花色は白色のほか、黄色、桃色や橙色も。
花は夕方に咲き始め、夜間を中心に強い芳香を発します。
花弁の先端は、5つに分かれ反り返る。
花期は5~11月で木全体に一斉に咲き、年4~5回程度繰り返します。
これだけ咲くと見栄えがします。
ブルグマンシアは、以前「ダチュラ」と呼ばれていましたが、
最近は草本性で横や上向きの花をつけ、1年で枯れてしまうタイプを「ダチュラ(チョウセンアサガオ)」、
木本性で下向きの花をつけ、長年にわたり生育を続けるタイプは別に「ブルグマンシア」として分類されています。