田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:ハンカチノキ

2020年05月04日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は19℃の予報です。昨日、友人からメールがあり、なんと盛岡市では最高気温30℃。この時期、新玉葱(白子産)が旬で、大変甘くて美味いので、いつも購入しています。

枝一杯に白いハンカチをぶら下げたように花が咲く1属1種の珍木「ハンカチノキ」(Davidia involucrata

ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木 中国西南部原産

樹高は10~15mになります。今から15年前、「つくば植物園」で初めて見ました。

白いハンカチのように見えるのは、大小2枚の大きな白い苞(総苞片)で、長さ6~15cm。初めは黄緑色で、次第に大きくなり白くなります。

凄い量の苞(ハンカチ)です。この白い苞の形から、「ハトノキ(鳩の木)」や「ユウレイノキ(幽霊の木)」とも呼ばれます。

                 

4月下旬~5月上旬に苞の付け根の部分に、球形の頭状花序に1個の両性花と多数の雄花をつけます。花弁と萼はありません。

葉は互生し、長さ9~15cmの広卵形で縁に粗い鋸歯があります。

果実は3~4cmの球形~楕円形の堅果で褐色に熟します。果柄に対して角度を付けて着生している。

果肉を野鳥が食べます。果肉を取ると中に梅干しの様な堅い核があります。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿