昨日、朝ドラ「らんまん」の劇中で、主人公・万太郎(牧野富太郎がモデル)が「オーギョーチ」を台湾出張から土産で持ち帰り、乾燥させた果実を水中で揉み、寒天状に固まったものに砂糖をかけて家族が食べたていた。
(ペクチンがゼリー化し、加熱しなくても固まるのが特徴)
'220508 つくば植物園(8月頃、熟す)
「オーギョーチ」(Ficus pumila var. awkeotsang(Makino)Corner)は、「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野博士が発見した台湾固有のクワ科イチジク属の常緑つる性植物です。植物もデザートも「オーギョーチ」と呼びます。
台湾では中国語で「アイユー(愛玉)」といい、日本では台湾語の「オーギョーチ(愛玉子)」というそうです。
別名:アイギョクシ(愛玉子)、和名:カンテンイタビ などと呼ぶ。
本種は、日本を含む東アジアに自生する「オオイタビ」(F. pumila L.)の一変種
他のイチジク属の植物と同様、花嚢(雌株)と呼ばれる嚢状体の中に花をつける。
因みに谷中に専門店(愛玉子)があり、バーミヤンでも「果肉入りレモンのオーギョーチ」があるそうです。
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