「ハマギク(浜菊)」(Nipponanthemum nipponicum)は、日本原産の野生菊です。
学名は「クリサンセマム・ニッポニクム」(Chrysanthemum nipponicum)が使われることがあり、「日本の菊」の意。
キク科ハマギク属の多年草 草丈:50~100㎝ほど
青森県~茨城県の太平洋沿岸の海岸の崖や砂地に自生する。
葉は互生し、へら形で長さ5~9cm、縁には波状の鋸歯がある。
乾燥、強風に耐えるため、葉はやや肉厚で光沢がある。無毛で葉柄はない。
花期:9~11月中旬 頭状花は、花径6cmほどの白い花をつける。
挿し木、種子で容易に繁殖でき、江戸中期から栽培されている。
茎はよく分枝し、株は広がり、こんもりと茂ります。
なお、「シャスターデージー」(Leucanthemum maximum)は、ヨーロッパ原産の「フランスギク」に「ハマギク」を交配して作出された園芸品種です。
'220621 こちらが「シャスターデージー」(Leucanthemum x superbum:レウカンセマム・スパーバム)
'210426 こちらが「フランスギク」(Leucanthemum vulgare:レウカンセマム・ブルガレ)
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