田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

夏の花:レウコフィルム・フルテスケンス

2020年06月20日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日は「特別定額給付金」でベッドのマット、掃除機などを購入しました。

長期間使用し、調子(具合)が悪かったものを漸く買い替えることが出来ました。

将来、増税と言う形で徴収されなければよいのですが・・・・。

 

これはゴマノハグサ科の「レウコフィルム・フルテスケンス」です。

この花の名前はすぐ忘れるので、別名の「ニーオン」で覚えた方がよさそうです。

レウコフィルムはギリシャ語の「白色の」と「葉」の合成語。

フルテスケンスは「低木性の」という意味とのことです。

アメリカの南西部~メキシコ原産の耐寒性・耐暑性常緑小低木。

葉は長楕円形のシルバーリーフで、樹高1~3m。開花期は5~7月と10~11月。

葉だけでなく枝や萼も白みがかった銀色をしていて、毛が全体に付いています。

カラーリーフとして鑑賞する目的で育てられていることが多いそうです。

「柏の葉T−SITE」の西側に数株ありますが、数輪しか咲いていませんでした。('200618時点)


夏の花:都草&西洋都草

2020年06月19日 | 花さんぽ・花めぐり

漸く平年並みの気温です。そろそろまたフルハウスに草刈りに行かねばなりません。

間もなく次女が里帰り出産で孫を連れて帰って来ます。

今度、夫婦で行ったら、7~8月は一人で行くことになります。

熱中症やアナフィラキシーショックに要注意。エピペンは常時携行です。

’070616 「ミヤコグサ(都草)」別名:エボシグサ(烏帽子草)

マメ科の多年草。アジア各地と日本全土に分布。

道ばた、鉄道道路、海岸などでふつうに見られるそうですが、私は見かけたことはありません。

’080608 花期は4~10月で、花は長さ10~16mm、黄色~鮮黄色の蝶形花。

’080608 花序には1~3花がつき、花序の総苞は3出し、小葉と同形だが小型。

豆果は長さ2~3.5cmで線形、熟すと2片に裂け、約20個の種子を入れる。

’070616 茎は長さ5~40cmで、ふつう地を這うか、または斜めに立ち上がり、葉とともに毛がない。

小葉は狭倒卵形、幅3~10mm。(引用:筑波実験植物園植物図鑑)

 

’060708 ミヤコグサによく似ている「セイヨウミヤコグサ(西洋都草)

ヨーロッパ原産で世界中に帰化し、日本には戦後帰化。

花期は4〜10月。花序には3〜7花をつけ、「都草」は[無毛]、「西洋都草」は萼、茎、葉がふつう[有毛]であることで区別できます。


夏の花:クラウンベッチ

2020年06月18日 | 花さんぽ・花めぐり

近くの住宅地の歩道にとても可愛らしい花が咲いています。

初めて見たのは「木場公園(帰化植物見本園)」でした。

’080607 名前は「クラウンベッチ」 蓮華(レンゲ)に似ていませんか?

和名:タマザキクサフジ(玉咲草藤)、別名:コロニラ・バリア、ツルレンゲ(蔓蓮華)

原産地はヨーロッパで、畑の縁や果樹園の下草など雑草除け目的で日本に導入されました。

’200605 マメ科の 宿根草(耐寒性多年草)。花径2~3cmの蝶形花。

白と淡いピンク色のレンゲのような花でほのかに良い香りがします。

’080607 暑さ寒さ、乾燥にも強く、やせ地でも育つ丈夫な植物なので、雑草対策には最適なグランドカバー・プランツとのこと。

’200605 草丈は40cmほどで、開花期は5~9月。葉は奇数羽状複葉。

北海道や千葉県に帰化しているそうです。

この花自体が雑草になってしまうのではと思うほど強健な植物のようです。

 

 


夏の花:夾竹桃

2020年06月17日 | 花さんぽ・花めぐり

キョウチクトウ科:属の「キョウチクトウ(夾竹桃)」が咲き出しています。

インド原産で、日本には江戸時代に渡来。

東北地方南部以南の日本全国に分布する常緑低木で、庭木や街路樹に用いられています。

名前は葉が竹に、花が桃に似ることに由来します。

樹高は3m、開花期は6~11月。ピンク、黄色、白など多数の園芸品種があり、八重咲き種もあります。

葉は通常3輪生し、厚い皮質の線状披針形で長さ15~27 cm、鋭頭で全縁無毛です。

植物全体が有毒で、少しの量でも摂食すれば中毒を引き起こします。

なお、口に入れない限り、葉や幹に触っても中毒症状を示すことはないとのことです。

’080828 神代植物公園

キバナキョウチクトウ(黄花夾竹桃)

キョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属の落葉低木。樹高4m程度。

開花期は7~10月初。


夏の花:庭七竈

2020年06月16日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日は暑かったですね。今日も厳しい暑さになりそうです。

昨日、市から「特別定額給付金支給決定通知書」が届き、11日に口座に振り込んだとのこと。

申請書を先月25日に受領し、返送したのが26日だから延べ17日での支給となりました。

申請書が届くまでは時間がかかりましたが、支給は意外に早かったとの印象です。アベノマスクとは大違いです。

今回はバラ科の「ニワナナカマド(庭七竈)」です。

’080615 別名:チンシバイ(珍至梅)。花は白色の上品な美しい花木です。

落葉低木で樹高3~5mで株立ち状になります。

チベット、中国に広く分布。開花期は6~8月。

枝先の円錐花序に直径5~7mmの花を多数開きます。

ニワナナカマドは、紅葉せず、果実は生りますが熟しても赤くなりません。

奇数羽状複葉で小葉は7~11対、重鋸歯があり披針形で先が尖ります。

主脈基部には毛がありますが、その他は無毛です。

 

’050505 「ナナカマド(七竈)」。

材が硬く、七度竈に入れても燃え残ることが名前の由来ですが、実際はよく燃えるそうです。

落葉高木で樹高10mほど。花は5~7月に上向きに咲きます。

葉は奇数羽状複葉で、小葉は4~7対と「ニワナナカマド」より少ない。

’140913:小樽市の街路樹。

朱色に近い紅葉と赤い果実が美しい「ナナカマド」。果実は球形で直径7mmほど。

小粒ですが多数まとまってつき、落葉後も枝に残ります。

 

'140911:大雪山国定公園:旭岳 

「ナナカマド」と同属の「ウラジロナナカマド(裏白七竈)

落葉低木(高山植物)、樹高1~3m。開花期は6~8月。果実は9~10月赤く熟します。

葉の裏面は粉白色になり、「ウラジロナナカマド」の名の由来です。

奇数羽状複葉で、小葉は9~13対つき、楕円形。紅葉が美しい。

 

’050716 「ニワナナカマド」と同属近縁種の「ホザキナナカマド(穂咲七竈)」。「ナナカマド」とは別属。

中国、日本、シベリアに分布する落葉低木で樹高2m程度です。

’050716 開花期は7~8月。葉は奇数羽状複葉で小葉は6~11対、「ニワナナカマド」と同じ程度。

なお、「ニワナナカマド」の雄しべの長さは花弁と同程度、小葉は先端が尾状に伸びています。

一方、「ホザキナナカマド」の雄しべの長さは花弁の2倍程度、小葉の葉先は、「ニワナナカマド」に比べると伸びていません。