田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

秋の紅葉と実:錦木

2022年11月11日 | 花さんぽ・花めぐり

'221026 秋の紅葉が美しい「ニシキギ(錦木)」(Euonymus alatus)日本、中国、アジア東北部に分布

ニッサ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられ、庭木や生垣、盆栽、生け花の花材に利用される。

ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。樹高2~3mほど、時には5mになることも。 

名前は紅葉の美しさを錦に例えたことによる。

蒴果は楕円形で秋に熟して裂けると橙赤色の仮種皮に包まれた種子が1個現れる。

枝にコルク質の翼(よく)が発達するのが特徴。

日陰でも育つが、西日を避けた日当たりの良い場所に植えると美しく紅葉する。

新芽の様子。古い枝には翼がある。

花期:5~6月 花は淡黄緑色で花弁は4個

枝に翼が発達しないニシキギの品種を「コマユミ」↑(Euonymus alatus f.striatus)という。

秋の紅葉と熟果はニシキギ同様に美しい。


秋の花:嵯峨菊

2022年11月10日 | 花さんぽ・花めぐり

サガギク(嵯峨菊)」(Chrysanthemum morifolium Saga-giku)

キク科キク属の多年草 中国原産 日本には奈良~平安時代に渡来

京都の大覚寺(別名:旧嵯峨御所)に伝わるイエギク(家菊)の品種群。

花弁が糸状になり、独特の仕立て方で鑑賞される「古典菊

’サガノシロイロ(嵯峨の白色)’

’サガノイズミ(嵯峨の泉)’

’サガノアカツキ(嵯峨の暁)’

’サガノモモイロ(嵯峨の桃色)’

’サガノンバガレ(嵯峨の流れ)’

因みに嵯峨菊は、江戸菊や肥後菊と一緒に日本三大名菊の一つと言われる有名な菊


オキザリス・プルプレア

2022年11月09日 | 花さんぽ・花めぐり

名札には「オキザリス・ホワイト」としか書かれていませんでした。

純白の大輪花を咲かせるオキザリス、品種名は’プルプレア’Oxalis purpurea)だと思います。

異名で’バリアビリス・ホワイト’Oxalis 'Variabilis White')とも呼ぶようです。

別名:フヨウカタバミ(芙蓉片喰)

カタバミ科カタバミ(オキザリス)属の耐寒性多年草 中南米~南アフリカ原産

花期:11月~3月 純白の5枚の花弁の基部は黄色、花径約4cm(カタバミは1cmほど)

花色は白の他、ピンク、赤、黄があります。

葉にはカタバミ(ハート形)のような切れ込みなく、濃い緑の葉が美しい。

葉柄や裏面の脈上に毛があります。

こちらもカタバミ・イエロー(Yellow)としか書いてありませんでしたが、同じ’プルプレア’でしょうか?


天芽芝

2022年11月08日 | 花さんぽ・花めぐり

アマメシバ(天芽芝、天目芝)」(Sauropus androgynus:サウロパス・アンドロジナ)

コミカンソウ科アマメシバ属の常緑低木で樹高1.5mほど 東南アジア原産

現地は主に葉が野菜として食用にされる。英名:スウィート・リーフ(Sweet leaf)

乾燥粉末を大量摂取した人に健康被害が発生したため現在販売禁止

花期::ほぼ周年  円盤状の5mm程度の小さな花が咲く。

雌雄異花で茎の先端の濃いピンク色が雌花、根本付近のクリーム色が雄花。 

 


秋の花:ポットマム・ダンテシリーズ

2022年11月07日 | 花さんぽ・花めぐり

ポットマム(Potmum)」(一般名)とは鉢植え(ポット)のキク(洋菊、家菊)を指します。

日本の伝統的な観賞菊は鉢植えで栽培して観賞されるが通常はポットマムに含めない。

キク科キク(デンドランセマ)属の多年草 花期:9~11月(秋菊)

ポットマム・ダンテシリーズ」(Chrysanthemum morifolium ’Dante Series’)

立体的で美しい花弁の重なりと鮮やかな発色が特徴のシリーズ


'221026 川口緑化センター「樹里安」

’ダンテイエロー’ 

’ダンテレッド’

’ダンテダーク’