田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

椿:花だけじゃない!! 

2024年03月26日 | 花さんぽ・花めぐり

葉や枝も楽しむ椿です。このような品種は外国では見られないそうです

江戸時代の園芸マニアが花だけでは飽き足りず、葉や枝の突然変異を見出して目出るようになりました。

よく見かける「キンギョバツバキ(金魚葉椿、錦魚葉椿)」(Camellia japonica 'kingyoba-tsubaki')

花色:桃紅色、白、一重咲き、中輪、花期:2~4月

葉の先端が2~5つに分かれ、金魚の尾びれのようになる珍しい品種。

突然変異によって生まれたヤブツバキの園芸品種。

 

ヤブツバキの葉変わり品種「キフクリンベンテン(黄覆輪弁天)」('Kifukurin-benten')

葉に黄色の斑が入る椿。花色:桃紅色 、一重、 椀咲き、中輪、花期:3~4月

他に白覆輪の「覆輪一休」('Fukurin-ikkyu')、「斑入雪椿」( 'Fuiri-yukitsubaki)などがある。

 

葉がヒイラギ(柊)に似ている「ヒイラギバツバキ(柊葉椿)」(`Hiiragiba-tsubaki')

花色:紅色、一重咲き、小輪、花期:2~4月

他に「ヤナギバツバキ(柳葉椿)」('Yanagiba-tsubaki')など

 

桜の葉のようなギザギザ葉が特徴の「キシベノサクラバ(岸辺の桜葉)」('Kishibe-no-sakuraba')

花色:朱紅、一重ラッパ咲き、中輪。葉は二重鋸歯で鋭く粗い。 

 

マドカ(圓)」('Madoka') 葉が丸葉でおちょこのような形に変化するのが特徴。

花色:紅色、一重咲き、筒しべ、極小輪、花期:3月

 

シチヘンゲ(七変化)」(’Shichihenge’)

葉は受け皿のようになったり、筒状になったりと多様に変化する。

花色:赤桃紅系、一重、筒咲き、小輪、鋸歯なし、花期:4月

 

ユリツバキ(百合椿)」('Yuri-tsubaki')

花色:濃紅色、一重、長筒咲き、筒しべ、小~中輪、枝垂れ性、葉は細長い。

 

フクシマウリュウ(福島雲竜)↑」( 'Fukushima-unryu')、「オオシマウンリュウ(大島雲竜)」など。

枝が葉のつく節ごとに雲や龍のようにくねくね曲がる。

 

 

 


ジャスティシア・フロリバンダ

2024年03月25日 | 花さんぽ・花めぐり

 

'060321 川口市立グリーンセンター

ジャスティシア・フロリバンダ」(Justicia floribunda

今でも旧学名の.J. rizziniiジャスティシア・リッジニー(リツィニイ))と呼ばれているようです。

キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑低木 ブラジル原産

花期:12~3月、やや下向きに長さ 2cmの黄色の筒状花で、基部が緋色です。

樹高:30~60㎝、葉は対生につき、長さ2~3cmの披針形で濃い緑色


レデボウリア・ソシアリス’ヴィオラセア’

2024年03月24日 | 花さんぽ・花めぐり

二泊三日でフルハウスに行ってきました。

早春に咲くハクモクレンやスイセン、ユキヤナギ、ユスラウメ、ツバキなどが花盛り。

今回は山積みしてあった竹やスダジイなどの剪定枝を整理するなど結構頑張りましたが、見た目はあまり変化がありません。

まだまだ大量に飛散している落ち葉、元気に育ち始めた雑草、やれやれです。

筍はまだ出現していませんが、間もなく出てくるでしょう。

'240316 夢の島熱帯植物園

初見の花です。「レデボウリア・ソシアリス’ヴィオラセア(ビオラセア)’」(Ledebouria Socialis ’Violacea’)

和名:ヒョウモン(豹紋) シルバーの葉にグリーンの豹柄が入る多肉植物。

キジカクシ科レデボウリア属の多年草(球根) 南アフリカ原産

春~初夏に下向きにスズランのような総状花序の薄紫色の花を咲かせます。

冬は落葉して球根のみで越冬します。


春の花:スイセン ‘ガーデンジャイアント’

2024年03月23日 | 花さんぽ・花めぐり

スイセン(水仙)」は、主に地中海沿岸原産で、ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属の多年草(球根)

花は6枚の花弁・萼片、中央の副花冠とで構成され、副花冠の形が様々に変化することから多くの園芸品種が作出されている。

原種は25~30種類ほどあり、RHS(英国王立園芸協会)には1万種を超す品種が登録され、その原種及び花色、草姿などから12系統に分類されています。

花色は黄色や白色が主体で、チューリップのような多彩さはありません。

スイセン ‘ガーデン・ジャイアント’」(Narcissus ‘Garden Giant' )

RHSの第2区分で”大杯スイセン(大カップ水仙)”と呼ばれる大型種。

1茎に1花が咲き、副花冠の長さが花被片と同じか、あるいは花被片よりも長いものです。

花期:3~4月 鮮やかな黄色の花弁に明るいオレンジ色のフリルが入るのが特徴。

 

 


マカダミア

2024年03月22日 | 花さんぽ・花めぐり

約40年前、新婚旅行でハワイに行った際、”マカダミアナッツ”をお土産で買ってきました。

オーストラリア東部のクイーンズランド原産ですが、1892年にはハワイへも伝わり大々的に栽培されるようになったそうです。

樹木名は「マカダミア」(Macadamia integrifolia)、別名「マカダミアナッツノキ」とも呼びます。

ヤマモガシ科マカダミア属の常緑小高木 樹高:12~15m

 

花期:冬~春 白く細長い繊細な房状の甘い香りの花をつけます。

果実は40~50個ほどの花の房から、4~15個ほどの実ができ、9~11月に成熟すると自然落下します。

直径2~3cmの硬い丸い殻の中に白色の仁があり、これが食用となり、殻の中身(ナッツ)はマカダミアナッツと呼ばれます。

ナッツの脂質はコレステロールがなく健康食品とのことです。

(出典:サンナッツ食品株式会社HPなど)