4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

酷道&険道ツーリング①

2016-04-02 22:09:00 | 自転車

久しぶりに輪行ツーリング。 今回のテーマは『酷道&険道』。 

R25現道、所謂『非名阪』と名阪国道のΩカーブを直登する県道192号を走って、奈良の亀山まで向かいます。帰りは関西本線気動車の旅で帰宅予定です。


大阪の家を出発し、まずはR163で清滝峠を超えます。
時間は朝6時すぎ。太陽がちょうど目の前で眩しい!いい天気です。

この時期は着るものも難しいですね。
今回は夏用の袖なしメッシュインナーに起毛なしのロングスリーブジャージ。ウィンドブレーカーをポケットに入れておきます。 下はレーパンにニーウォーマー装着。 


今回のバイク。
VASSAGO・FISTICUFF

ツーリングということでAPIDURAフレームバックを装着。
インフレーター、家の鍵、財布、携帯、コンデジといった携帯品は全てこの中に。スペアチューブと工具はツールボトルの中に。輪行袋はサドル下に装着しています。

フレームバック装着でもロングボトルが使えるのがとても便利!
体にはバック類は何もつけていません。そのためウィンドブレーカーの着脱がラクです。気温の変化が大きい時期・ルートだと、こういう意味でもバイクパッキングのメリットがあります。



清滝峠を越えて生駒市内、高山交差点で右折。 

奈良県道7号線です。
しばらくは道なりに南下していきます。


途中で『一級酷道』?として有名なR308とも交差。


途中から片側2車線の幹線道路となり、朝の時間帯ですがそこそこ交通量もあります。
スタートから1時間半ほどで、ついにR25に到着。

天理方面へ左折します。

片側一車線の道です。休日昼間の時間帯はロードサイド店舗への出入りで結構混雑します。
朝の時間帯でも大型車も多く、かつ路肩も狭く、自転車は行き場に困る感じ。昔からの国道っていう雰囲気です。



R24とぶつかります。R25は右折で重複区間となります。
ここは今日のもうひとつの目的『奈良県道192号線』のスタート地点です(厳密に言えば終点)。

早速ヘキサ発見。


昔からの道なんでしょうかね?時折1.0車線で片側用水路(ガードなし)、片側壁という狭路。


JR桜井線の踏切を通過。


R169との交差点に到着。右折します。
右折した先はすぐに路地を左折。

県道51号との重複です。
100mほどで今度は名阪国道の天理インター入口付近に出ます。
そのまま側道へ。ここはR25との重複ということになります。
ちょうどセブンイレブンがありますのでここで休憩。この先は険道&酷道区間、補給はしっかり済ませておきましょう。


休憩して再スタート!

ここから本格的な上りがスタートします。
距離6.5km、標高差425m(=平均勾配6.5%)です。

しばらくは名阪国道に沿って走りますが、名阪の方が早めに高度を上げていきます。
天理東インターの交差点に到着。

192号は直進です。重複だった51号とはお別れ。


ちょっと進むとバイパスと現道が分かれます。

ここは迷わず現道へ。
まもなく、期待を裏切らない狭路が出現! 

テンション上がりますね~
集落を抜けると再びバイパスと合流。直前には寛永2年創業という増田酒造。気になります。

バイパスと合流した直後は再び1.5車線の道。

名阪国道は谷の逆側をこちらよりも高い位置を進んでいます。



現在位置は左側の青丸部分。
名阪国道はここから左にカーブして谷をひとまたぎ。所謂『Ωカーブ』区間の始まりです。
一方県道の方は右から迫る名阪国道に行く手を阻まれて下を潜ります。

片側二車線+登坂車線分の幅を潜るので結構長い。そしてライトのたぐいは一切なし。結構怖い。

いよいよ斜度もきつくなってきました。時折10%を超える場所もあります。
路面はコンクリ舗装。アスファルトに比べて維持管理がラクと言われるコンクリなあたりが、『県道』としての意地のように感じます。



ここは右折。小さい看板を見逃さないように!



いいですね~ 雰囲気あります。
名阪国道で言うと高峰SAあたりです。上の方から車の音が聞こえています。
ということは、その分の高度差を一気に埋めなければいけないということ。
最後の1kmは平均斜度12%近くあります。


4バックのツーリングバイクには辛い!

登りきったところでついに名阪国道と合流。

この先が桜峠です。
しばらく林の中の薄暗い道を下っていくと、いつのまにか道幅も2.0車線に広がり、普通の田舎道に。



ほどなくゴール(正確には起点)の福住インター入口に到着。
と同時に、R25(非名阪)にもぶつかります。

奈良県道192号。期待を裏切らない険道でした!


ここからR25非名阪はまた次回へ