白井健康元気村

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日本の子供が祈りのカード ウクライナから感謝のメールが

2022-03-05 17:16:07 | 特別記事

日本の子供が祈りのカード

ウクライナから感謝のメールが

▲平田新子さんの孫が作成したPray For Ukraineのカードには、「日本から向日葵を贈ります」と。

 

「ウクライナに平和を!」の願いを込めて

 ロシア軍のウクライナ主要都市への軍事攻勢が日増しに強くなってきました。ポーランドなどの隣国に戦火を逃れて、着の身着のままで避難するウクライナの老人、女性、そして子供たち。その数は100万人を超えたとも。
 一方、成人の男たちはウクライナに残り、ロシア軍と相手に命を懸けて祖国を守ろうとしています。一体、いつになったらウクライナの地に平和が訪れるのでしょうか。
 プーチンのロシアが圧倒的な軍事力に訴えたことも非難されて当然ですが、原子力発電所に攻撃を加える至っては言葉を失ってしまいます。世界中から非難の合唱が沸き起こったのも無理はないでしょう。毎日、テレビから流れてくる悲惨な情景に、日本の子供たちも心を痛めているようです。
 白井健康元気村メンバーの平田新子さん(白井市議会議員)のお孫さんたちも、ウクライナの子供たちが心配でなりません。そこで「ウクライナに平和を」という願いを込めて、黄と青を配色したカードを作成しました。言うまでもなく、ウクライナ国旗の色です。
「ウクライナの国旗は空の青と小麦または向日葵(ひまわり)の黄色と言われています。だから、向日葵は今、『抵抗』のシンボルとして世界中に広がっているそうです」(平田さん)

▲ウクライナの大地に広がる青い空と黄色い向日葵

 

カードは白井健康元気村村民の孫が

 孫たちがつくったカードを母親(平田さんの長女)がフェイスブックにアップしたところ、さっそく反響が…。それもウクライナから。平田さんは20年ほど前、娘と息子を連れてスイスを訪れています。福岡ジュニアオーケストラの演奏旅行でした。
「娘がクラリネット、息子はヴァイオリンです。私は通訳兼引率のおばさんでした(笑)。そのとき、スイス側のジュニアオーケストラのメンバーにカティアという少女がいた。そのカティアは今、どうしているかというと、ウクライナに戻っていた。で、彼女から『祈ってくれてありがとう』の返事が来たんです」
 ちなみに、カティアの母親は優秀なチェリストで、チェコ在住だとか。

「スイスに行ったときは中学生くらいだった子供たちも、今では二人とも人の親。子供たちも私も、いまだに家族ぐるみのお付き合いをしています。私の知り合いが、あのウクライナの中で今怯えていると思うと胸が痛んで仕方がありません」 
 白井市議の平田さんは一日も早くロシア軍が撤退するよう、白井市議会に決議案を提出しています。

広がる難民支援

「世界中の人々の想いが、ウクライナの方々を励ましているのは現実でしょう。ぜひ、この平和への想いが結実して無益な争いがなくなってもらいたい。ウクライナ国民はもちろん、ロシア国民にも、世界中の人々にも、平和な日々が戻ってきますようにと祈っています」
 現在、ウクライナ国内では1200万人が救済と保護を必要としており、数カ月もすると、ウクライナからの難民は400万人以上になると推計されています。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、ウクライナや近隣諸国の当局、その他のパートナー団体と協力し、極寒の東欧で避難生活を強いられる人々が必要とする支援を拡大している最中。平田さんも支援の協力を訴えます。
「こうしている今も、爆撃から逃れ、命がけで避難をしている人々がいます。皆さんのご支援で、故郷から避難を余儀なくされているウクライナの人々を保護し、安全を守る援助活動が可能となるでしょう。どうぞ、今すぐご支援ください!」


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