文部科学省が、現在は小中学校の教科外活動の「道徳を正式な教科」とする学習指導要領の改定案を公表しました。
正式に「教科」にするということは、「道徳」の教科書検定や評価が行われるということです。
安倍政権は「社会科」の教科書検定でも「歴史や領土などの政府見解を明記するように」と統制を強めています。
「歴史」や「領土」を子供たちに教えることは必要だと思いますが、近隣諸国との情勢も踏まえて正確な知識となるようなものならイイと思います。
韓国や中国で行われているような嘘八百の歴史認識や領土意識のようなものではイケません。
安倍さんには「中国」「韓国」の国民教育のような強固な「歴史」「領土」意識がこれまでの学校教育では行われていなかったと感じているようですが、敗戦国としてそうした教育を私たちに与えてこなかったのは自民党政権でもあります。
今さらそれをガラリと変化させようとしても、じいちゃんたちはそんな教育を受けてこなかったので、ayameちゃんたちにどう伝えていいのか分りません。
憲法第9条の平和主義に基づいた「平和ボケ」した我々日本国民ですが、自分が受けてきた学校教育での「歴史認識」と「領土意識」から生じる強い「愛国心」は持っているつもりです。
今回の「道徳」の教科化では、大津市の中二いじめ自殺事件の再発防止を前面に掲げているようですが、当時の課題はまだ未解決です。
解決してない事件の再発防止を持ち出して「道徳教育」の強化を図るなんておかしくないでしょうか?
大体が「平和教育」を受けてきた先生たちに、どのような「評価」を期待してるんでしょう?
点数で「評価」をつけることは難しいので改定案では「評価は記述式」にし、一般教科と区別して「特別の教科」と位置付けています。
教育関係者の間では、愛国心の押しつけなど思想統制につながるとの懸念も根強いということです。
文科省は「教材を読むだけの読み物道徳から、考え、議論する道徳への転換を目指す」と説明していますが、先生たちにとって児童・生徒を自分の「道徳規準」で「評価」しなけりゃいけないんですから大変です。
「議論する道徳」ってどんな指導法になるんでしょうか?
ある道徳議題に対して子供たちが自由にディスカッションするようなものになるんでしょうか?
小学校低学年からそんなことができるの?
結局は、小っちゃい頃から政府が検定した「教科書」で「日本の利益になる」ことを教え込まされるんじゃないかと思います。
そんなことより「なぜテロ組織が暗躍する恐ろしい世の中になっちゃったのか」とか「なぜ韓国は慰安婦婦問題で日本を攻め立てるようなことをしてるのか」とか「なぜ中国は尖閣列島を自分たちのものにしたがっているのか」といった問題について小学校高学年になったら考えさせるような授業にした方がよっぽど「愛国心」や「いじめ」に対する問題に関心が深まるんじゃないだろうか?
政府は、そういう問題をあまり深く教えることはダメだというだろう。
だって、そこには自分たち政治家の利権が深く関わっているから、政権に対して批判的な子供を育ててしまうということになるんだからね。
安倍政権が「自分たちに都合のよい国民を『道徳の改定』で育成する」という方針がミエミエで気色悪いですなぁ~。
正式に「教科」にするということは、「道徳」の教科書検定や評価が行われるということです。
安倍政権は「社会科」の教科書検定でも「歴史や領土などの政府見解を明記するように」と統制を強めています。
「歴史」や「領土」を子供たちに教えることは必要だと思いますが、近隣諸国との情勢も踏まえて正確な知識となるようなものならイイと思います。
韓国や中国で行われているような嘘八百の歴史認識や領土意識のようなものではイケません。
安倍さんには「中国」「韓国」の国民教育のような強固な「歴史」「領土」意識がこれまでの学校教育では行われていなかったと感じているようですが、敗戦国としてそうした教育を私たちに与えてこなかったのは自民党政権でもあります。
今さらそれをガラリと変化させようとしても、じいちゃんたちはそんな教育を受けてこなかったので、ayameちゃんたちにどう伝えていいのか分りません。
憲法第9条の平和主義に基づいた「平和ボケ」した我々日本国民ですが、自分が受けてきた学校教育での「歴史認識」と「領土意識」から生じる強い「愛国心」は持っているつもりです。
今回の「道徳」の教科化では、大津市の中二いじめ自殺事件の再発防止を前面に掲げているようですが、当時の課題はまだ未解決です。
解決してない事件の再発防止を持ち出して「道徳教育」の強化を図るなんておかしくないでしょうか?
大体が「平和教育」を受けてきた先生たちに、どのような「評価」を期待してるんでしょう?
点数で「評価」をつけることは難しいので改定案では「評価は記述式」にし、一般教科と区別して「特別の教科」と位置付けています。
教育関係者の間では、愛国心の押しつけなど思想統制につながるとの懸念も根強いということです。
文科省は「教材を読むだけの読み物道徳から、考え、議論する道徳への転換を目指す」と説明していますが、先生たちにとって児童・生徒を自分の「道徳規準」で「評価」しなけりゃいけないんですから大変です。
「議論する道徳」ってどんな指導法になるんでしょうか?
ある道徳議題に対して子供たちが自由にディスカッションするようなものになるんでしょうか?
小学校低学年からそんなことができるの?
結局は、小っちゃい頃から政府が検定した「教科書」で「日本の利益になる」ことを教え込まされるんじゃないかと思います。
そんなことより「なぜテロ組織が暗躍する恐ろしい世の中になっちゃったのか」とか「なぜ韓国は慰安婦婦問題で日本を攻め立てるようなことをしてるのか」とか「なぜ中国は尖閣列島を自分たちのものにしたがっているのか」といった問題について小学校高学年になったら考えさせるような授業にした方がよっぽど「愛国心」や「いじめ」に対する問題に関心が深まるんじゃないだろうか?
政府は、そういう問題をあまり深く教えることはダメだというだろう。
だって、そこには自分たち政治家の利権が深く関わっているから、政権に対して批判的な子供を育ててしまうということになるんだからね。
安倍政権が「自分たちに都合のよい国民を『道徳の改定』で育成する」という方針がミエミエで気色悪いですなぁ~。