今朝の新聞やワイドショーのトップを飾ったのは、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦が米軍の補給船を防護する任務につくというものでした。
安全保障関連法に基づき、米国の艦艇などを守る「武器等防護」の実施ということで同盟国アメリカの艦船を敵から守るためです。
挑発行動を続ける北朝鮮を威嚇するために、日本の近海には米国艦船がウヨウヨいるとのことですが、もしかしたら海自の艦船が北朝鮮の潜水艦なんかを攻撃するようなことになるかもしれません。
これで安倍政権が目指す「普通の国」にグ~ンと近づくことになります。
「自国の領土」を「自国で守る」ことには反対ではありません。
日本国憲法上、攻撃能力の脆弱な自衛隊は、何事かあれば米国の支援を受けなければ自前で「自国を守れない」ことも分っています。
問題は「安全保障関連法」が本当に国民の理解を得て成立したものかどうかです。
中国や北朝鮮の脅威についても理解していますが、国会でこの法律の議論があった際に、安倍政権は国民に対して十分な説明をしたとは言えません。
ノラリクラリと議論を交わして、最後には「強行採決」という手順で成立させてしまったんですからね。
これと同じような手法で進めようとしてるのが、今国会に提出されている「共謀罪」法案です。
自民党議員の不祥事や失言が続き、野党は自民党を攻め立てて「法案審議」を遅らせようとしていますが、今国会の会期も後僅か…。
その間に「共謀罪」法案のほかにも、「天皇退位」に関する法案も成立させなきゃいけないので、安倍さんも四苦八苦してるでしょう。
武器による「抑止力」も必要でしょうが、現行の平和憲法を生かして「他国と共存する」ための努力も怠ってはなりません。
安倍さんはトランプさんやプーチンさんとも話し合いの場を持てているので、相手の意向を踏まえながら「国際貢献」や「日本の利益」を追求して欲しいと思いますが、相手国の交渉能力は日本の一歩も二歩も先を行っていて、結局「日本は取られ損」みたいなこれまでの外交をして欲しくはありません。
安全保障関連法に基づき、米国の艦艇などを守る「武器等防護」の実施ということで同盟国アメリカの艦船を敵から守るためです。
挑発行動を続ける北朝鮮を威嚇するために、日本の近海には米国艦船がウヨウヨいるとのことですが、もしかしたら海自の艦船が北朝鮮の潜水艦なんかを攻撃するようなことになるかもしれません。
これで安倍政権が目指す「普通の国」にグ~ンと近づくことになります。
「自国の領土」を「自国で守る」ことには反対ではありません。
日本国憲法上、攻撃能力の脆弱な自衛隊は、何事かあれば米国の支援を受けなければ自前で「自国を守れない」ことも分っています。
問題は「安全保障関連法」が本当に国民の理解を得て成立したものかどうかです。
中国や北朝鮮の脅威についても理解していますが、国会でこの法律の議論があった際に、安倍政権は国民に対して十分な説明をしたとは言えません。
ノラリクラリと議論を交わして、最後には「強行採決」という手順で成立させてしまったんですからね。
これと同じような手法で進めようとしてるのが、今国会に提出されている「共謀罪」法案です。
自民党議員の不祥事や失言が続き、野党は自民党を攻め立てて「法案審議」を遅らせようとしていますが、今国会の会期も後僅か…。
その間に「共謀罪」法案のほかにも、「天皇退位」に関する法案も成立させなきゃいけないので、安倍さんも四苦八苦してるでしょう。
武器による「抑止力」も必要でしょうが、現行の平和憲法を生かして「他国と共存する」ための努力も怠ってはなりません。
安倍さんはトランプさんやプーチンさんとも話し合いの場を持てているので、相手の意向を踏まえながら「国際貢献」や「日本の利益」を追求して欲しいと思いますが、相手国の交渉能力は日本の一歩も二歩も先を行っていて、結局「日本は取られ損」みたいなこれまでの外交をして欲しくはありません。