アイルランドに勝ったぜ～！

　世界ランク１０位の日本が同２位のアイルランドに挑んだラグビーＷ杯の戦いは、１９－１２で日本が勝利しました。

　前回大会の南アフリカに勝ったゲームに続くジャイアントキリングでありました。

　前半にトライなどで先行された日本はペナルティで９点を返して折り返すと、後半には得点を重ねてアイルランドには許さずに１９－１２という７点もの差をつけての勝ちでした。

　ノーサイドの瞬間にＴＶ中継していたＮＨＫのアナウンサーが「これは奇跡とは言わせない！」と叫んでいたのが印象に残りました。

　後半は、攻め込まれてもダブるタックルで凌ぎ、アイルランドに得点を与えるような危ないシーンがほとんどありませんでした。

　逆に、ペナルティを誘うような巧妙な作戦を使ってアイルランド選手たちの戦意を喪失させていったのも素晴らしかった。

　監督や選手は、この勝利を目指して３年間苦しい準備をしてきたそうですが、それが実って本当に良かった。

　巷では、早くも８強入りかという憶測が流れていますが、本当に夢じゃない気がしてきました。

　前回は南アフリカに勝利したものの、その後は力尽きてしまいましたから…。

　今回は厳しい戦いではあったものの、どこか余裕を感じたのはじいちゃんだけではないでしょう。

　そして、日本代表が勝つということが、今後のラグビー人気を高める結果にもなるでしょう。

　同じフットボールでも、日本ではサッカーの影に隠れているラグビーですが、サッカーより先にＷ杯で８強入りしてしまうかもしれません。

　サッカーもウカウカしちゃ～いられませんよね。

　この興奮が冷めやらない午後７時からＪリーグでは、グランパスＶＳサンフレッチェのゲームが始まりました。

　監督が代わって初めてのゲームでどうなる事やらと思っていましたが、１－１で引き分けに終わりました。

　前半にＣＫで失点したグランパスですが、少ないチャンスを前田君がものにして追いつきました。

　後半は、サンフレッチェに一方的に押しまくられたようですが（ネットでダイジェスト版しか見てないので詳細は分りませんが）、何とか守りきっての引き分けで、順位は暫定的ながら一つ上げて１０位です。

　まだまだ油断はできませんが、守備を重視するイタリア出身の監督なので、これからグランの戦術が大きく変わっていくことになるでしょう。

　「守備を強化して負けない試合をすること」と言い続けてきたじいちゃんですが、守備ばかりでは勝てないのも事実です。

　攻撃面では風間監督の遺産を生かし、新監督の守備の強化が上手く合体すれば、もう少し見ていて安心できる戦いができるんじゃないでしょうか。