根尾君の1軍デビューは三振でした

　今季最後の最後のタイガースとの２連戦の初戦は、３－６でドラゴンズが負けて、セ・リーグ５位が確定してしまいました。

　８回に登場した根尾君は三球三振という苦いデビューでした。

　まあ、仕方ないでしょうね。

　来年からの活躍を期待しています。

　ドラゴンズにも甲子園で活躍した選手が数多く入団してきましたが、１軍でレギュラーを獲得し大活躍した選手は、それほど多くはありません。

　活躍しなかった選手の中に埋没してしまわないように頑張って欲しいです。

　なんせ子供の頃から「神童」とか「天才」とか呼ばれていた人たちばかりの集団なんですから、そこから頭角を現して行くことは並大抵の努力ではないでしょう。

　じいちゃんみたいに、ホワホワプカプカしながら世間を渡ってきた並みの人間と彼らは違うんですからね。

　どちらが幸せかは分りませんが…。

　じいちゃんは、ごく普通に生きてこられて丁度良かったと思っています。

　ファンの期待を背にして、毎日毎日血の滲むような練習をして、やっとグランドに立っても、成績が残せないとファンからヤジられアッという間に２軍に逆戻りなんていう厳しい人生は大変でしょう。

　才能に恵まれた人の不幸がそこにある…。

　温かい目で見ていてあげたいとは思うものの、期待が大きすぎてそれがプレッシャーになり、本来持っている力を発揮できないなんてことはよくあることです。

　何の才能もないじいちゃんの幸せがそこにあるんだとつくづく思います。