「3月21日をもって、まん延防止措置を解除する」という発表がありました。
愛知県では、昨日も2500人近くの新規感染者が出ているというのに大丈夫なんでしょうかね。
おまけに、季節もよくなってきて人の移動も多い時期なのに、経済を回したいという人の声に政府も地方自治体の首長も我慢できなくなったんでしょう。
大きな理由としては、感染しても医療機関が対応可能だということと、ワクチン接種が進んでいるからということです。
しかし、2回目のワクチン接種が終わった頃とは比べ物にならないぐらい、感染者数の減少は滞っています。
子どもたちの感染者数が増えて、同居している高齢者が感染したり、重傷者が増えたりしています。
死亡者数だって、第5波の時より多いぐらいで、本当に人々が動き回って大丈夫?
じいちゃんのゴルフ仲間も「まん防が開けるから」と、さっそくゴルフ場に予約を入れたと連絡をくれました。
まあ、大自然の中で行うスポーツだから安心してプレーしてきますがね。
政府は、GWあたりでGO TO トラベルを再開したい様な事を言っています。
観光業者にとっては、待ちに待った経済対策になるんでしょうが、それが原因でまたまた長期間の行動制限でもあったら目も当てられません。
政府や自治体からは「これまでと同様に万全の対策をとって行動して」というお達しがでていますが、浮かれ気分の人々にそんな話は通じるんでしょうか?
お酒が入って、久々に大笑いしたり、大声で会話したりという光景が目に浮かびます。
居酒屋さんや飲食業のお店では、これまで以上に感染対策をしながらの営業になるでしょうから、それも大変…。
おまけに、お酒や食材費などが値上がりを続けていて、お店を開けたはいいけど経費負担は尋常ではないはずです。
コロナ禍で生活は一変し、様々な経済活動も変化する中で、ロシアのウクライナ侵攻が始まり、ロシアへの経済制裁の影響でエネルギー資源や農作物がメチャンコ値上がりして、消費者物価だけが軒並み上がり、賃金は元のままなんてことが起こって、悪いインフレと呼ばれる経済指数に政府はどう対応するんでしょうか。
だだでさえ、何もできん岸田内閣は、参院選に向けて必死に経済を回そうと画策するでしょうが、うまくいくかどうか。
まあ、基本的にノホホンと暮らしてるじいちゃんは、今週開幕するドラゴンズと何と15位になってしまったグランパスが勝ってくれりゃ~、ウキウキしていられるんですがね。