ayameじいちゃんの日記かな?

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施政方針演説にガッカリ

2025-01-25 09:28:32 | 日記
通常国会が開かれ、石破首相の施政方針演説が行われました。

ホントに酷い内容の演説でした。

目新しいことは何もない!

TVで昨日見た演説の内容を、朝刊にあった「施政方針演説(全文)」で読み直してみましたが、改めてガッカリしましたね。

「令和の日本列島改造」だとか、「地方創生2.0」だとかゴジラ映画じゃ~あるまいしネーミングも酷い。

その内容たるや今更何を言ってるのかという感じです。

このままで、今の悲惨な日本の新しい国づくりが本当にできると思ってるのかと、改めて政治家やそのバックにいる有能?な官僚たちの頭の固さに愕然としましたね。

かつて悪名高き田中元首相が「日本列島改造論」をぶち上げて、道路や鉄道などのハードなインフラ整備を行いましたが、それに倣った石破さんの「令和の地方創生2.0」はハードだけでなくソフトの魅力が新たな人の流れを生み出す。新技術を活用し、一極集中を是正し、多極分散型の多様な経済社会を構築していく」との内容でした。

こんなこと言ってますが、田中さんの列島改造で作られたインフラは、すでに老朽化して修繕費用が莫大になり、それさえも手を付けないかのように「地方創生2.0」と名を変えてソフトの魅力で人の流れを生み出すなんてアホかと思いますね。

要するに、どこでもできるパソコンを使ったソフト制作で人の流れを変えたいという事でしょうが、ソフト制作に必要な技術は地方じゃ学べないし、ソフトの制作会社だって東京に集中してる。

それをどうやって地方に持ってくのかが重要で、その方策が全く述べられていない(地方へ持ってくと言ってるだけで実効性が感じられないのだ)。

地方イノベーション構想の中に食料安全保障に引っ掛けて第1次産業(とは言ってませんが)を基幹産業として確立するとあり、その中に「米を世界へ輸出するプロジェクトの推進」なんていう内容があり、これも今更アホかという構想で、かつて米が過剰に生産されて、その時この政策を実行してたら良かったのに、当時の政治家は「減反政策」なんてのを日本中で展開して田んぼをなくし、減反したコメ農家には補助金を配るというホントにバカな政策を推し進めました。

これなんて、地方が基盤の自民党議員の票の獲得のためで、コメ産業の未来何ぞ全く意中になかったよい例です(この頃から(もっと前からか)与党議員の票を国家予算で買い取る政策ばかり)。

それを今更何ぞか言うで、あの頃やっとけば、コメ輸出は日本の一大産業になっていたはずで、農家が減って困ってる現状なんてなかったでしょう。

ことほど左様に、日本の政治家に未来を予測する力がないのは、今も昔も変わりません。

「政治改革」についても終わりの方で少し触れていますが、今の選挙制度じゃダメみたいな主張でどう直したいかが述べられていない。

そんなダメなものを作ったのは、他ならぬ自民党の先輩たちでしょ。

いくら改革しても、与党の党勢を削ぐような改革をする訳でもないしね。

どうせやるなら、じいちゃんがいつも言ってる国会議員を2/3にして、すべての議員を全国区の比例代表制で選ぶようにしろよ。

地方の声を聞くのは、9つの道州制にして、それぞれの道州の住民にお任せなさい。

それが進まないと、いくら地方創生なんて言っても、中央のおバカで画一的な官僚たちに金で縛り付けられて、まともな地方改革なんてできやしないよ。

「楽しい日本」にするためには、あんたら自民党の老獪な政治家が、まずは引退することだと自認しなさい。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。
コメント
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