「憐舫が民親党の代表を降ろされたのは大きかったね。」
「あの毒舌女、私大嫌い!」
「なんつっても、口が悪いからなぁ~。あの口の悪さは油利ちゃん以上。」
「悪かったわね。」
「憐舫の後釜に座ったのが、前肚君で良かった。」
「物静かなおっとり屋で、箸にも棒にもかからない人だから…。」
「民親党はジリ貧状態だったけど、リベラル派の議員は何でもかんでも反対・反対で強がってばかり…。沖縄の現状や防衛省の内実をよく理解してる油利ちゃんにとっても、僕にとっても悲願の憲法への自衛隊明記には、特に目障りだったからね。」
「そう兎に角、衆院での民親党の破壊が私たちの大目標だった。」
「都民ファーストで作り上げた油利ちゃんのイメージは、民親党の前肚君には起死回生の唯一の手段だった。」
「バカよね~。震ちゃんの民親潰しの策だとも知らずに、まんまと騙されて…。」
「都議選で大勢集めた反対派を装う団体に『あんな人たちには負けない』とケンカを売って油利ちゃんに大きな旋風を吹かせ、都民ファーストは大躍進。」
「似民党の守旧派は落選し、都民ファーストという言葉だけが独り歩きして、油利子劇場は幕を閉じる。」
「豊洲移転も、五輪施設の問題も、な~んも解決してないもんね。」
「そんな故池、不信論の中で、次は、大目標の衆院選での似民党の大勝を狙う。」
「ジリ貧の民親党の大敗が読めてたから、前肚君に鬼謀の党との合流を決断させる。」
「前肚は、鬼謀の党と合流すれば勝てるかも、いや現状維持はできるかもと、取りあえず党内合意を取り付ける。」
「鬼謀の党の公認には、大きな条件付き…。」
「一番大きい課題は、これまで防衛関連法や憲法改正に反対してきた議員たちをどうやって寝返らせるかだった。」
「当選したいだけの民親党議員を鬼謀の党の候補にするために「排除」というキツイ言葉を使ってみたのも、そのためよ。」
「心ある政治家の江打野君たちがリベラル派を集めて立件民衆党を立ち上げたのは誤算だったけど、逆に野党が決定的に分裂して、似民党には有利に働いた。」
「僕は都議選の時のように好戦的にならないように演説し、油利ちゃんは僕を攻撃するような見せかけの演説をしたけど「排除」問題で鬼謀の党と故池人気はガタ落ち。」
「大型台風もやってきて、投票率は上がらず、似民党の大勝利。」
「これで二人揃って、東京オリンピックを迎えられるわ。」
「まずは、我々の勝利を祝って乾杯!」
震増と油利子はグラスと猪口を合わせて、微笑みあった。
<完>
※この妄想小説は、短時間で読んでいただくために状況説明や心情の書き込みなどを極端に減らしてセリフのみの構成にしました。
こんなバカな企みが、安倍首相と小池都知事の間に本当にあったら、面白いのになぁ~。
「あの毒舌女、私大嫌い!」
「なんつっても、口が悪いからなぁ~。あの口の悪さは油利ちゃん以上。」
「悪かったわね。」
「憐舫の後釜に座ったのが、前肚君で良かった。」
「物静かなおっとり屋で、箸にも棒にもかからない人だから…。」
「民親党はジリ貧状態だったけど、リベラル派の議員は何でもかんでも反対・反対で強がってばかり…。沖縄の現状や防衛省の内実をよく理解してる油利ちゃんにとっても、僕にとっても悲願の憲法への自衛隊明記には、特に目障りだったからね。」
「そう兎に角、衆院での民親党の破壊が私たちの大目標だった。」
「都民ファーストで作り上げた油利ちゃんのイメージは、民親党の前肚君には起死回生の唯一の手段だった。」
「バカよね~。震ちゃんの民親潰しの策だとも知らずに、まんまと騙されて…。」
「都議選で大勢集めた反対派を装う団体に『あんな人たちには負けない』とケンカを売って油利ちゃんに大きな旋風を吹かせ、都民ファーストは大躍進。」
「似民党の守旧派は落選し、都民ファーストという言葉だけが独り歩きして、油利子劇場は幕を閉じる。」
「豊洲移転も、五輪施設の問題も、な~んも解決してないもんね。」
「そんな故池、不信論の中で、次は、大目標の衆院選での似民党の大勝を狙う。」
「ジリ貧の民親党の大敗が読めてたから、前肚君に鬼謀の党との合流を決断させる。」
「前肚は、鬼謀の党と合流すれば勝てるかも、いや現状維持はできるかもと、取りあえず党内合意を取り付ける。」
「鬼謀の党の公認には、大きな条件付き…。」
「一番大きい課題は、これまで防衛関連法や憲法改正に反対してきた議員たちをどうやって寝返らせるかだった。」
「当選したいだけの民親党議員を鬼謀の党の候補にするために「排除」というキツイ言葉を使ってみたのも、そのためよ。」
「心ある政治家の江打野君たちがリベラル派を集めて立件民衆党を立ち上げたのは誤算だったけど、逆に野党が決定的に分裂して、似民党には有利に働いた。」
「僕は都議選の時のように好戦的にならないように演説し、油利ちゃんは僕を攻撃するような見せかけの演説をしたけど「排除」問題で鬼謀の党と故池人気はガタ落ち。」
「大型台風もやってきて、投票率は上がらず、似民党の大勝利。」
「これで二人揃って、東京オリンピックを迎えられるわ。」
「まずは、我々の勝利を祝って乾杯!」
震増と油利子はグラスと猪口を合わせて、微笑みあった。
<完>
※この妄想小説は、短時間で読んでいただくために状況説明や心情の書き込みなどを極端に減らしてセリフのみの構成にしました。
こんなバカな企みが、安倍首相と小池都知事の間に本当にあったら、面白いのになぁ~。
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