変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

言葉は大事だ

2007-07-24 15:39:07 | Weblog
ひとつ、ひとつ一文一文に心をこめて、書き込んでいく。
そのせいか、ほんの少しずつしか、前に進んでいかない。

このブログも、
少し書いては、止める。
本当は、もっと書きたいときもある。
でも、これ以上書くと、誰かを傷つけそう、と思えてきて、止めてしまう。

これから、書く話も、つまりつまりかくことになるだろう。

さっき、
いとこに電話をした。

母の妹の娘だ。
小さい頃は、よく遊んだ。
大人になると、疎遠になってしまう。
あまり、会うこともないのだが、
思い切って、電話をしてみた。

いとこから、叔母の様子が知りたかった。
いとこも叔母の介護が大変だろうと思った。気になっていたのだ。

叔母は、大きな農家に嫁ぎ、大舅姑、舅姑につかえて、夫も見送り、必死に働いてきた。
小柄な身体を酷使してきた。

ここのところ、持病の糖尿が悪化していきている。
電話で話したが、随分弱弱しい声だった。
自分の身体もやっと支えられる位なのに、
電話の向こうで、わたしの身体を気遣ってくれた。
「気をおつけよ」
叔母らしいと思ったら、返す言葉に詰まってしまった。
いとこも私の久しぶりの電話を喜んでくれたのか
何度も「ありがとう」といった。

こうして、書いていても、胸がつまる。「叔母がなんとか元気でいてくれたら」
とそう願わずには、いられない。