変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

ねたまぬように

2007-12-28 08:55:30 | Weblog
自分をみつめて、そう思う。

自分の気持ちに素直に行動してる、そんな人をみて、今更うらやましく思う自分がいるのだ。

ああ、そんな自分を捨てよう。捨ててしまおう。

阿久悠という作詞家がいた。

その人が作った歌のCDを買った。

私が学生の頃、流行した歌がある。
河島英五という人が歌った歌だ。

その歌詞の中に
目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず、自分のことは後にする、ねたまぬように、あせらぬように、飾った世界に流されず、、、

私は、そんな言葉を繰り返し繰り返し聴いて、大声で歌って、涙をながして、やっとやっとわかった。

自我を見つめ、そんな自我を捨てるのだ。

そういえば、河島英五という歌手は、私が学生の頃、通っていた大学の近くに住んでいた。駅のベンチに仲間の方と思しき人達と腰をかけて、電車を待っていた。静かな人という印象だった。

あの時のあの河島さんは、この歌を歌っていたのだ。