変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

波が割れるのを待つ

2008-10-08 08:51:49 | Weblog
気持ちよさそうに水面をすいすいといく。

私が泳ぐコースの隣で、白いハッポウスチロールに寝そべって足を上げ、両腕をオールのようにこいで、すいすいとすすんでゆく。もう1時間以上つづけている。

「なんかいいね、私たちもやってみよう」とまねしてやってみた。

これが乗るだけでも大変で、バランスがとりにくく前へ進むどころではない。運動神経の発達したアスリートさんでも、できなかった。

どうやら、これは、背筋に関係があるらしい。

その人は、こうして背筋をきたえているという。

サーフィンをしているのだそうだ。

この格好で、波の上で、2時間でも3時間でも、サーフボードに乗っているという。

それは、波が割れてくるのを待つのだという。

いい波が来るのをまって、波にのるのだ。波の上は、本当に気持ちいいという。

その波を読めず、乗り切れなかった人が、波にのみ込まれたり、岸壁に打ち付けられたりしてしまうのだという。死亡事故につながってしまう。

真冬でも楽しめるサーフィンは、低気圧がくると波が高くなるので、うれしいのだという。天気予報に詳しくなってくるという。

同じ水でも、こうして色々な楽しみかたがある。