日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

不愉快な客😠

2022-06-30 22:04:18 | 日記

久々に不愉快な人間を見た。

夜、寄ったスーパーで、私らの買い物は34点。6千円ほど。

レジに向かったときに、近くを歩く男性が、少ない商品を会計しようとしてたので手前で他のものを見ているふりをして先に行かせ、順番を譲った。

次に並ぼうとしたら、60前くらいの夫婦連れがこっちに歩いてきていたのと、カゴも持たずレジに来ようとしてたので、数品だけなら...と、そいつも順番を譲ろうかと思った。なのに、どういうわけかサッと来ない。

来るのを待っていてもバカらしいし、私は冷凍物も買おうとしていたので、普通に並ぶことにした。

ところがそいつ、やっとレジに来たと思ったら、私のかごを見て多いやつが先にいると思ったんだろう。こんな時間にはとっくに閉まったセルフレジはやっとらんのか?と、妻を促し、見に行った。

ここで常連でないことは分かる。このスーパーでは、こんな時間にはセルフレジは閉まっているのだ。

その後が胸くそ悪い。

妻はどこかへ行き(後で見たら、サッカー台の前にいた)、夫の方が並びながら、さも『前のやつ、たくさん買いやがって...おっせーなー💢😠💢 俺は1品だけだぞ? 待たせんじゃねーわ❗くそが‼️』という態度ありありで、ズボンのポケットに入れた小銭をチャランチャランと大仰に成らしまくるのだ。

たまらんのは私らである。

1品なら先を譲ってやろうと少し待ったのにちっとも来ず、なんで小銭をずうっと鳴らされないといかんのか? 私らはただの常連客だ。 週なかに食料を書い足しに来ただけで、なんで八つ当たりされてんだ? あんたら来んかったくせに。

店員もバカである。対処の仕方くらい学んどらんのか? 私らに失礼だと思わんのか? 他の店員と『すごかったな~さっきの』とか感想を言っている。さっきのが凄い、じゃない。私らがたくさん買ったことを責めてるのに?

常連客を無くすかも知れないのに、呑気な感想を...

 

しかし、1品580円だけを夫婦で買いに来て あの態度。いい大人がやることじゃないだろう。

『うるせーわ! なんか文句あんのか?』と何度も喰って掛かりそうになった。

くそみたいなおっさんに言っても意味が理解できんだろうとお察しして我慢した。横目で睨んだが、一瞬チャランチャランは止んだだけ。すぐに盛大に鳴らし始めるバカさ加減...

60前にもなって、子供みたいな行動。妻も妻だ。諌めることもできんのか? ザ・昭和? 男尊女卑の典型でだんなに逆らえんのだろう。それか類友か。あんな恥ずかしいヤツとよく一緒に暮らすよな~

いやーーー。殴りかかりそうだった。

久々に不愉快。

 

 


読書記録📖

2022-06-18 19:57:44 | 

『ありえないほどうるさい オルゴール店』 瀧羽 麻子 著 2022.6. 25読了

短編の集まった一冊。 もくじを見やれば、タイトルも優しいひらがなとカタカナのみで書かれている。 初めて読む小説家は短編が読めるといい。更に長い文章を読めるかが分かるから。

 

『よりみち』

小説を読むときは、漠然と場面を思い描きながら読み進むが、冒頭では仲のいい恋人がとある店に入るところから始まったと思った。 ところが少しだけ読み進んだだけで、再度最初に戻って場面を描き直す必要が出た。私はどうも、思い描く場面を途中で描き直すことができないらしい。 不安になりながら読み進んだら、手を繋いでいたのは小さい息子だったのだ。ふと入った店でのできごと。不思議なお店で、この母子のお話も、一般人とファンタジーがわかる人とのギャップがあって良かったが、展開が素敵で続きが読みたくなった。

 

『はなうた』

結婚を意識せずに暮らした男女のストーリーだった。 互いに思うことなど一緒ではない。勝手に自分と同調していると思って安心して過ごしているなど大きな勘違いである。この2人はやり直せるのだろうか。短編では無情にも含みを持ってそこで終わってしまう。

 

そのあと、『おそろい』『ふるさと』『バイエル』『おむかい』『おさきに』と、短編のように続いていく。最初に短編と書いたが、読み進むうちに短編じゃないとわかった😅

『ありえないほどうるさい』という状況が書かれなかったが、そこは読む側に委ねられたのかもしれない。

オルゴール店主に関わる色々な人間模様が書かれ、進んでいく。店主は耳がいいそうだ。客の心の内の曲を聞き取り、オルゴールができていく。

店内で話もしない曲ができあがったオルゴールに入っていて客は大層驚かされる。

私の心に流れる曲はなんだろう。

他人に翻弄され、前にも増して人を信用できなくなり、病気に負けようかと考えて毎日色のない日々を過ごす凪いだ心に流れる曲。

この小説には希望がある。登場人物それぞれの物語が書かれるが、絶望的なことはない。店主の幸せもそこはかとなく書かれている。続編がありそうなので読んでみたい。