お前、目玉つけとんのか？あ？って…。

先日のこと。
電車に乗り込んだ途端、電車のつなぎ目付近からトラブッている声が聞こえてきた。

時間が一次会あとくらいだったから酔っぱらいが騒いでるかと思ったが、同じような言葉が繰り返され、トーンが上がってきていた。

『そこに書いたる字が読めんのか？』とか言ってたんだが、終いに『目玉つけとんのか？あ？』である。
どうも優先席付近。
声は60がらみか…

あんだけ でかい声で他人を罵倒できるなら老人風吹かせて無理矢理座らなくとも、立ってればいいのに。
席なんてそのうち空くし。

優先席にスマホ使ってるのが座ってたんだろう。
そんなやつはゴマンといる。
表示どころか、車内アナウンスだってどんな注意も全く我関せずなのに何を一点集中で叫んでんだろう。

優先席だったって、対象の人が乗ってきたって気づくわけない世の中だ。
気づけないから…って元から気のつく人は、そもそも優先席に座らない。

後でこっちの車両に移って来た30代くらいのやつがいた。こいつかな？ 言われてたのは。

怒鳴ったやつに言いたいが、どうせ怒鳴るなら優先席にのうのうと座るやつみんな どかしゃいいんだ。
結局自分が座りたいからってなっている。


後で思い出したが、怒鳴ったやつは前に男子高校生を怒鳴ってたやつじゃないかな？
声音が似てるように思うのは後付けの記憶だろうか。
ついでに、混んだ車内に立ってる人を、ものを掻き分けるようにして座席の間に向かって行ったやつだろうか？
無言だから、つい舌打ちが出たら、それには律儀に反応し、こっちを振り返って『なんだぁ？(文句あんのか？)』って言って来たやつとも一緒な気がする…
あんなの、そういないだろう。


あぁいうのがのさばってていいのかねぇ…
他人を愚弄するのもいい加減にしてくれ。

読書記録

三浦しおん 著 『舟を編む』 30.1.28読了。

読み終わるのに時間がかかってしまった。人が本を読んでるときに話しかけてくるのはやめて欲しい。読んでるとこが行きつ戻りつしてしまうではないか。気が散るし。話がちっとも頭に入って来ないし。
この本は内容が濃く… いや、登場人物を意識していないと話の筋を楽しめないから集中して読みたいものだ。
ストーリーは、導入、13年後、15年後というように時期を書いている。
確か受賞したあと映画化されて話題を醸したはずだけど、その頃は読みたい作家ではなかったため、今ごろ古本屋で購入したのだ。
読んでみたら実写も見てみたくなった。辞書の編纂はそれは大変だろう。自分の仕事と同じだなあって思った。先が見えないが歯を食いしばって同じように進まないといけないのだ。ため息が出るし、体の何処かが時々苛々する。
ストーリーの中で辞書の完成を待たずして亡くなった編集者の先生の下りは涙が出た。気になったのは真締君と香具矢さんのところは子供はいないんだなあ‥というところ。

読書記録

小池真理子 著 『記憶の隠れ家』 読了日記録忘れ… 恐らく30.1.18くらいかな。

読んでいて様々人が死んでいくのが不思議だった。
フィクションとはいえ、日常の中で犯罪という意識が消えていく感じ。
読みづらいなあ…と思って背表紙を見ると『ミステリー』と書いてあった。
そうだった。古本屋で、１冊ミステリーを買ったのを忘れていたのだ。
そう思えばミステリーとしてスムーズに読めた。身勝手なものだ。
書きっぷりは、ありそうな日常に恐怖が盛り込んであるから、模倣犯がいそうで怖いなってとこ。分別ある人間に読んでほしい。

ひどいなぁ…って思う時。

会社の人と出先からの帰りに電車に乗ったんだけど、話に夢中でハラハラした。
なんでハラハラかって言うと、座席に座ってる人の前に背を向けて立ったので。
しかも彼女、自分に夢中すぎて失敗することが多いのだ。粗相が多いから傍にいて恥ずかしい。

だって容易に想像できるじゃん。まさか現実に起こるとは思わないけど。

でも、漫画みたい。
ほんとに起こったのだ(^-^;)


ユラって電車が揺れた途端、ヨロってして、踵で座ってる人の足を踏みつけたのだ。
わー…。同行者と思われたくない…って瞬間だった。
ほんとに'踏みつけた'って感じだった。ゆっくりとグリって。

丁寧に謝ってはいたが、踏んだ足への滞在時間が長かったよな…
踏まれた人がいい人だったから無言だったけど相当痛かったはずだ。
私が踏まれた人なら蹴り返しているかも。

他人事ながら… 苦笑い。恥ずかしい人間は一緒に行動したくない。

人を傷つけてばかり‥。

昼に昼食を共に摂る若い女性がいる。
女性だがボーイッシュで女々しくないが、なんだか随分ナイーブだ。誠実なんだろうが、他人の言うことをいちいち真に受けてしまうから話すのも気を遣う。一緒に食事するようになったのは彼女が随分傷ついていたからだ。
でも彼女が言うには周囲にも何人かは彼女に声をかけたりして励ましているようだから決して私など必要ない、そう思う。
困るのは彼女は周囲が自分のありのままを受け入れていないと敵のように思ってしまうところ。冷静に思えば、どれだけか女王さまのようだと思うけど、煮詰まると何をするかわからないものだから何だかんだ声をかける羽目になる。

先週、気にしてくれている上司が他部署の男性と2対2の合コンを設定してくれたようだが、本人は恋愛で手痛い想いをしたくないばっかりで、次回をー‥と気遣う声かけも本当に傷ついたと言い張る。ガツガツして行ったように見られた気がすると言うのだ。
上司は適齢な女性二人に気遣い、他部署の男性2人を同席させたので連絡先交換したらって声をかけてくれたのに、自分は婚活や恋人探しに行ったんじゃない。言われ方がショックだったと言う。聞いててよく分からなかったが30半ばで婚活じゃないのに世話になってる人の口利きでもそういう席に行くと返事した心境って一体なんだろう(・・?
さかんに どこにご縁があるかわからないって言ってたんじゃなかったっけ？ ご縁って、普通‥。敬語の使い方が相当おかしいから、ご縁の使い方もおかしいのかも？ 仕事なんかで知り合いが多いといいと思ってって言っていた。そういうだけなら行かなかったほうがいいんじゃないのかって結果論だがそう思う…。
上司にも相手にも声をかけてくれている人にもすごく失礼じゃないの？
ちょっと腹が立って、でも言葉を選ばなくちゃいけなくて疲れるんだが、気をつけながら『いや、そんなつもりで言ってないと思うよ？真に受けて傷つかなくていいじゃないの？』と言ったが、目は宙に止まり固まっていた。その後も何度か誤解ないように口調も気をつけつつ言葉を繋いだが、返ってきた返事は『私めの視野が狭すぎることがよくわかりました。』であった。はあ‥。なんでそういう言い方をするんだろう。
私に直接関係ないんだが、気落ちして話しかけてくる内容に言葉に気をつけつつ他愛ない会話を紡ぐ毎日。状況がよくわからないことは発言も控えたいくらいでもあるからつらいところだ。悪い人ではないんだが話がよく飲み込めないときがある。彼女が敵視している人の肩を持とうものなら、すごく訝しい目つきで見られることになる。
彼女もそれなりに、相当歳上のこっちを立てようとしているんだろう、とは感じるけど、場面変わって飲み会なんかで素になった時の会話で、断定的に決めつけて意見してくるときは失礼だなあって思う。それが素なんだろうから普段、結構言わないようにしてるんだろう。こっちは素面だし 指摘したところで、そんなつもりないとか言うだろうから言わないけれど。
他の人でもそうだが、慣れてくると時々気に障るのは、自分の感覚に間違いないと思ってるから健康面なんかでやり方がまずいっていう意味合いの発言をしてくるときかな。言っとくが子供を育てたんだ。子供ってのは相当弱者で、母親の危険察知がないと生命にかかわる。そんな判断時期を過ぎた人間によく言うものだ。そう思う。自分の健康は気にされたくない。
自分もそういう場面にならないと理解できないだろうから、ことを荒立ててズバッとは言わないが、こっちは嫌な気分を押し殺している。大袈裟じゃない。私は自分の考えややり方は決めている。

今日はもうひとつもあった。私は何かに取りかかるとき相当不安材料を投げかける傾向にある。自分で知っている。母がそうで、若い自分はやりもしないことを始める前から相当否定された。無駄な発想だったのに今は自分がやっている。負の連鎖だと思う。
でも、心配なのだ。どうでもいい人にはそういうアンテナは作用しない。関係ないから。
そういう発言をしていたら、どうも話し相手との話題のズレを感じた。
日頃、だんなと観念や感覚の違いから会話が成立しない場面に遭遇しやすく、そうなったら元に戻して再度始めてもイライラしてお互い話が成立しないで どんどんどんどん話が噛み合わなくなる。何度も何度もそうやっているから他の人とやりたくない。それで会話を切り上げようとしたら傷つけてしまった。
周囲に人がいて挙げ連ねることはしたくないから相手の立場を慮って言葉少なく…そうしたら相手が傷ついた。
もう目も当てられない。言わないほうがいい言葉を飲み込んで黙っていたら、相手が大きなため息をついたことがある。母がそんな時、父に首根っこ摑まれて揺すぶられたことがあるといつまでも言っていた。黙ることは、相手を苛つかせるのか。こちらの気持ちは汲めないんだろうな…。こっちにも都合というものがあるがな。悲しいな…。

私は何をしているのだろう。やっぱり人と関わらないほうがスムーズにいくと思う。私も独りよがりだ。そうなんだろう。いつもつまらないことになる。