日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

親の価値観。

2016-08-04 21:18:18 | 子どもの思い..
親の権威の元にいるうちに、自分を見、留められないことが、こんなにも存在の意義を揺るがすとは誰も思っていないのだろう。

親の目に留まろうと勉強したり学校生活に頑張ったりしていたんだな、きっと。
心理診断のようなものをやったら、自分ってマイナス思考だなーとつくづく思う。

これまでも何度か書いた記憶があるが、親の元は早く去りたかった。
いつまでも自分を気にしてくれない人間の元でなんか生きていたくなかった。

高校生にしてすでに夢は他人に与えてほしくなった。
自分の示す夢は悉く否定されたから。

進路も次々否定され、とうとう『じゃあ、そっちで決めてくれ。言われた進路に進むから。』そう言い渡したが、親達はそこで急に慌て出した。心配から言っているだの何だの。
その頃にはもう、自分の意思を示す気力はなかったと今、つくづくそう思う。就職してからは、親の心配は省みるつもりはなかった。

そうやって親の態度を窺って生きてきたから、今でも未だに対人的なストレスはハンパないものがある。
仲良くすると、嫌われたときが怖い。
だから群れに入れないのかも知れない。

うっかり相手を不機嫌にさせたら、胸がキューーーッと締め付けられる。
流せない涙で気持ちがいっぱいになってしまう。
そんなつもりはないのに相手に勘違いされる辛さ。
流せない涙ほどつらいものはない。
私は自分の存在価値をまた恨めしく思うのだ。

認めてくれなくてもいいから、勘違いするのはやめてほしい…
私にはよこしまな気持ちは全くないのだから。
 


親の気持ちを酌むことを。

2016-05-21 21:40:21 | 子どもの思い..
子供の頃、母親が、近所の人に宗教新聞を取らされて困っていた。
母が毎回文句を言うので、聞いている私も大変なストレスだった。

私は小学校4、5年生だったろうか…

ある日、あまりにも腹が立ち、
『うちは新聞をとるお金があるのか』
『なんでそんなに文句を言うの? 嫌ならやめればいいのに』
いろいろ考えを並べた。

すると、母は、新聞を勧誘してきた人が同じ分団の子のおばあさんだから断らないほうがいいだろう…という。

私がその原因であることはまっぴらだった。

母には、そんなことで分団に居づらいとかなら、そんな場所、元から御免だ、私のことは考えず、嫌なら断るべきだ。
ただ、たちの悪い人間だといけないから、そこはうまく話すように…そう、伝えた。

結局、断ることはできたようだ。
親の心、子知らずだが、本当に私に関することでストレスが発生することは昔から、ダメだーー。
そんな、思い出。

  


そうね…お気に入りだった玩具は、

2015-12-14 17:45:26 | 子どもの思い..
手のひらサイズのルーレットみたいなおもちゃ。
一つの出っぱりを押すと、盤がガガーッと回り、小さなパチンコ玉みたいなのが、盤の上を弾みながらピョコピョコ回るもの。

兄ちゃんのお下がりだったか、お揃いで買った自分のやつだったか…
2歳くらいだから、記憶にないわ…


今、初めてあれが何だったか考えた。
動きからいえば、ルーレットだったかなぁ…やっぱり。

ルーレットは2歳には用がないし、
ガガーッって、どれだけ速く回せるかが楽しみだった。
パチンコ玉の弾みようも楽しかった。

回し過ぎて、レバーのプラスチックが壊れて無くなった。

指が柔らかすぎて、押すのが痛くなり、手のひらなんかで代用した。


子どもの視点は、大人にはわかるまい。
44年前の記憶…(笑)
( ^∀^)



嫌なことを言う相手。

2015-12-04 20:18:18 | 子どもの思い..
いじめは相変わらずなくならない。

私は気が強いから、
言われて嫌だったことをぐじぐじ考えていたとしても、強気とのせめぎ合いで何とか若い世代を乗り切った。

小学校では、虎の威を借るきつねがいた。

一人では何にもできないくせに、ちょっとリーダー気分の人間がいれば、早速 腰巾着となり、一緒になってがーがー言い立てる。


こないだの同級会で、そいつが来ていたが、離婚して、今は一人息子と暮らしているらしい。
息子が心配でしょうがないと言っていた。

…あんた、小学校ん時に意地が悪かったから不運なんだわ…
そう感じたが、思っても言えないけどね。

本当に当時は嫌なやつだった

他にも、私のと自分の持ち物とを見比べて、 貧乏で可哀想だとか抜かすやつがいた。
彼女は生まれた子どもが心臓が悪かったり、既に離婚してしたりで現在らしい。

だからってこじつける訳でもないが、性格って運を選ぶよね~

今、他人に平気で嫌なことを言う奴らは、
多分、今までも恵まれていないから他人にも気を遣えない。
そして、これからも不運を引き寄せるばかりである。

いじめられる人間は忍耐力がつくから、そういう奴らを見下げて観察する余裕を持とう。

ただ、周囲の理解力ある人に、状況を伝えることは大切である。

話すことって、解決しなくても気が紛れるものだから。

あと、体罰的な嫌がらせを受ける場合、特に我慢しちゃ駄目。



本当に…、
嫌なやつはそういう人生を歩むのだ。
本人は気づかない。

自分は道を誤ることなく、ブレもせず、状況を正しく把握しよう

そういうのも、つくづく感じた同窓会だった。





子どもの記憶力。

2015-06-12 12:02:59 | 子どもの思い..
(書き上げるのに3日もかかってしまった(笑))


20歳の頃のことだろうか。
両親の郷里に車で帰省したことがあった。

到着が遅くなってしまうと予想されたために、先に電話を入れることになったのである。

それも、私の入れ知恵だったのだが。

親は、実家に行くのだから、そのまま向かうと言い張る。

到着は夜中になりそうな地点なのに。

それなら、いついつ行くって言ったのか訊いたら、それもしてないって

うちの親って、そういうとこがいい加減。
よく子どもに厳しくできたもんだ。

身内だって礼儀でしょ?と強く言い続け、電話をかけさせたのだ。

そして、電話をいざかけようとしたら、電話番号がわからないと言う。
親の記憶は曖昧だった。
母は長旅で思考停止したようで、鞄を探るが全く出て来ず、父が詰るってパターン

世の中には、妻に何ごとも任せてできてないことを咎める男の多いことよ。情けない。
妻に任せた振りをして、できなきゃそっとフォローする…それが本当は株をあげるんだがな~


私が一役買ったことは、子どもの頃から繰り返し暗記していた伯母の家と伯父の家の電話番号を伝えること。

本当なら104にかけて確かめるが、母は伯母の住所すら飛んでしまって役に立たなかった。

子どもが覚えていた番号が役に立っていては、全く親の立場はないのだが、ちょこちょこそういう失態を目の当たりにし、人として自分が常に準備すべきことを体得できたのは良かったのかどうか…。


因みに、60年経っても未だに体得できていない同僚のおじさんは、失望しか浮かばない(-.-)