日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

コロナが脅威の医者

2021-11-27 22:08:28 | いいのかそれで?
昨日の中日新聞の1面に『ガンの発症数が6万人減』と出ていた。
コロナの時期に罹患を恐れて検診等の受診が減ってしまったことで、早めの発見が遅れ、進行したがん患者が増えることが危惧されているとのこと。
私が行っている医者は逆。

患者とやり取りするお金をレジの横に並べ、1枚1枚消毒している。可笑しいのは、その後に行く調剤薬局は別にそんな行為はしていないところ。自己満足の極みだと思う。
診察も、元々口の中を見てくれたのに、ここ1年は聴診器だけとなった。
フェイスシールドを付けて、いっときは聴診器すらしなかった。
ここの医者は、私が行き始めた時と院長が違う。
場所は一緒なのに急に医院名が変わり、カルテがどうなったか解らないが、当初の既往症などの問診は全く無かったから引き継がれたんだかどうだか。
『前にかかってたんですけど、診察券作り替えなんですか?』と受付で訊いてみたが、それに対することは返事がなかったのでスルーされたんだろう。未だにモヤモヤする。
新しい先生もろくに患者の顔も見もせず、パシャパシャとPCに状態を入れていく。
鼻出る→ 色は○○→ 咳出る→ 熱ない
そんな風に入力すれば、製薬会社のフォーマットで適切な薬が出るって感じの診察だった。
それで可もなく不可もなく...で現在に至るが、度々医者を変えようか?と感じる。

数ヵ月前に口内の違和感を訴えたが、見もせず、『口内は口腔外科なので』の一言で終了。そうか、見るほどでないんだな、自分が大袈裟だったか...そう自分を宥めて暫く我慢してきたが、いろいろ耐えられなくなってきたので、歯科の検診ついでに大きい病院を紹介してもらった。
こんなんで手遅れになったら全く叶わないではないか。
医者のビビりで進行した病気が見つかるなんて。

歯科医の方はコロナのワクチンに異議を唱える人で、訊いたらやっぱりワクチンを打ってないって言う。長い付き合いなのでいろいろ雑談していたら、それなりの予防対処はしているらしいけど。
歯科医なんて、患者の粘膜や唾に触れるばかり。なのに、この度胸。
いつも行くビビりのクリニックに聞かせてやりたい。

もうひとつ書いておきたいのは、昔は内科っていうと口の中や目の状態、肌の感じ、聴診器を当てる、打診などでいろんなアドバイスをしてくれた腕のいい先生が多かったが、今や専科しか解らないらしいということ。
『内科クリニック』って書いてあったが、Webでは専科しか書いていない。『地域のホームドクター目指して』なんて、さっさと診察を終えたい姿勢ばかり目立って鼻につく感じに違和感しか残らない。
患者は治るまで信じるしかないのだ。

去年も生牡蠣に当たってそこに行ったが、症状を言ったら『生の肉食べてませんか?』といきなり言うから、それに覚えはないって返事したら牡蠣のことなんて例示もされず自分も当たったって自覚ないから申告せず。
抗菌剤で何とか改善されたから良かったものの薬はその場で出たから、数日後に結果の出る血液検査した意味もなく...。
結局はノロウィルスだったのだ。それなら対処が違うと私でもわかる。
なんなんだろう、毎回思う。

自分は60才まで生きないと思うから、医者にかからなくてもいい気もするが、残念ながら仕事には行っており、そこのエネルギーは最低限必要になる。なので、病気になれば医者には行くんだが、医療費が非常にもったいない。
さっさと切り上げる医者を見ていると、ますます行っても仕方ないか、と思ってしまう。
そんな人たちや、コロナが極端に怖いって人が受診を控えたんだよ。
医療機関との関係ね。何ともならない。

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2021-11-21 22:20:25 | 
『美酒処 ほろよい亭』日本酒小説アンソロジー 集英社文庫 2021.11.21読了

これまた短編小説アンソロジー。
アンソロジー形式の本は個人的に好まないのだが、活字中毒なので、今やなんでもいい。人に借りて読み続けている。
人に借りるのも並大抵ではない。なぜなら、好みの信頼がおける人間からしか借りる気は起こらず、例え好意で貸してくれるとか言われても、嫌気がさして却って嫌悪感しか感じない。
今は、信頼おける人から借りているので、読むと次々お願いをする。
この人がまた、えらく本を読む。1回で買う量が半端ない(笑) 私ならお金を払って買う気になるくらい気に入った作風の人しか買わないのに、どうもとにかく気になるものを買うらしい。失礼ながら小説になっておらず、溝にお金を放っているようなもんだって場合もあるだろうに。

さて本題。感想である。
作者とタイトルを。

相川 真 『月に桂の花をみる』
前田 珠子 『櫻姫は清酒がお好き』
桑原 水菜 『恋する川中島合戦』
丸木 文華 『無我夢中』
山本 瑤 『真夜中のおでんと迷い猫』
響野 夏菜 『父の日』

このアンソロジーを読み始め、2作目で小休止して他の本を読むことにしてしまった。『酒』絡みの内容であるから、無理に酒にこじつけたような感覚を感じてしまったためだ。
無理に酒...、無理に酒...、と端々に感じるとつまらなさが先行する。
こういうまとめ方は難しいんだろうなあ。
最後の2作は良かった。

とはいえ、アンソロジーとなると そういう感想にもなってしまうかな。
そういう流れでも気にならない方は、買ってみてはいかが?



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誰か言ってあげて...

2021-11-20 17:31:03 | 日記
東部医療センター付近で何度か見かけたが、高齢の男性が自転車用のパラソルスタンドを使って傘をさして自転車で車道の路側帯付近を走っていたのだ。
高齢者は自転車でも歩道を走ってよかった気がするが、私の親世代は、自転車は車道を走るものだと思い込んでいるから、そういう固定観念で車道を走っていたのかもしれない。

けれど、もう一つの大きな理由は、物理的に歩道を走れない形状なのだ。
先に書いた『傘』。
これがやたら大きな直径をしている。目視で、長さ70センチくらいあると思う。つまり、させば直径が140センチか? 紳士用傘の特大である。しかもパラソルスタンドからやたら上にさされている。想像してほしい。

東部医療センターの付近は、街路樹が中木程度。歩道を走ると傘の直径が両側に当たりまくることが想像できる。歩行者がいれば避けきれない形状なのだ。
きっと、それが嫌で面倒で平気で車道を走っているんだろう。

車で追い越すときも車が危険を感じる大きさ。
歩道上の街路樹を避けて走れば、自然と車道にはみ出る面積が広くなり、傘の拡がりは認識していないから車の側面に当たろうがシラを切るに違いない。

自転車に乗っていて、後ろを確認せず道を渡り始める危険じいさんはよく居るが、この傘じいさんもそうかもしれない。傘がやたらでかくても平気で周辺を走り回るところが、そもそも危険意識が薄いと思う。
追い越すのに恐怖を感じつつ、なんでこの人野放しなんだ...?と、警察を恨む気持ちが湧く。

陽射しがキツい頃の話だから、女性の日傘とおんなじつもりかねえ。
意味不明なのは、自分より高い位置にさしても日除けにはならない。
自己満足満載のパラソルじいさん。
皆さん、見かけたら大きく距離を取りましょう...
警察の方には厳重注意していただきたいくらいの人だけどね。
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読書記録📖

2021-11-20 14:53:03 | 
『〈料理〉 時代小説傑作選』 PHP文芸文庫 2021.11.20読了

6人の女性時代作家による作品である。
これも、ひとつひとつ感想を書いてもいいのだが、それぞれがシリーズの一端であるような作品ばかりで無粋である。
なので、作品のタイトルの紹介と一言書くだけにしておこう。

畠中 恵 『餡子は甘いか』
所詮資質は変わらないってことだな。自分の質も大事にせよってことだ。

坂井 希久子『鮎売り』
きっぷのいい姐さんの料理茶屋の話。只次郎と一緒になればいいのに。

青木 祐子 『料理茶屋の女』
ある殺しの謎解きの話。奥が深いねえ。

中島 久枝 『桜餅は芝居小屋で』
桜餅にまつわる有名菓子屋のせめぎ合い、かな。それにまつわる悲喜こもごも。

梶 よう子 『清正の人参』
記憶中枢が拒否したので日本史は全く覚えていないが、加藤清正が熊本の初代藩主とは知らなかった。
江戸のお薬園に来た通詞とのやりとり。緊迫した状態で働くものもいれば、我が道を得たりと働くものも居る。

宮部 みゆき 『お勢殺し』
男に一方的に熱をあげた女が人知れず殺された謎を岡っ引きが解いていく話。宮部さんは見えるものを遠回しに書いていくところが憎い。相変わらず うまいね。


さて、どれも取っ掛かりとして読んでみると、各作家の本が気になるなって思う。
時代小説は実際見聞きしたものではないから、時代背景に充てて作られたストーリーが多いとは思うが、はまると飽きるまで読んでしまいそうで買ったことがない。
短編でも楽しいものは読んでみたいと感じるので、いいきっかけになったな。


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読書記録📖

2021-11-07 08:34:59 | 
『短篇ベストコレクション 現代の小説2020』 日本文藝家協会 2021.11.6読了

先回のように、1話ずつ感想を書いてもいいのだが、なにせ729ページもある文庫である(^-^; 全部感想を書くのも大変だし、他人の書評は入らない方がいい内容ばかりだと感じたので、本屋で手にとってご覧いただくといいかな、と思うので特に細かい感想は書かないことにする。

全体的に掲載月刊誌(小説宝石とか野生時代とかオール読物、SFマガジン...)などに載った短篇のようなので、読んだことのある人もあるかもしれない。
読んだ印象としてはどれも現実離れして、チラッと現実でも起こりそうな場面を盛り込んだものが多かったように感じた。実感がわくというよりは、うーんノンフィクションだねえ...という感じ。
読みごたえはあった。普段私も読んでいる作家さんも入っていたし、短篇ながら、シーンが脳裏に浮かぶストーリーばかりだった。
短篇なのでじきに読み終わってしまうが、次のものをすぐ読みたくなる...そんな本だった。
最近、装丁が雑な本も多いが、分厚いのにしっかりページが揃えてあり気分良かった。
興味のある方はどうぞ。




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