東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

物の量

2016-02-24 21:12:16 | ノルウェー山暮らし fjellgård
なるべく物を増やさないようにして
長年暮らしてきたので
物が多すぎる生活のなかで
しばしば途方にくれます

断捨離とか風水とか
潔く物を手放すのは本当に気持ちが軽くなる

人にあげるのも売るのも
ただ捨てるのも
わたしにとっては自分の手元からなくなるという点で同じです

もちろん他の誰かが使ってくれれば嬉しいけれど
例えば売れないからとかもらい手がいないからという理由で
使いもしないものを持ち続けるのは
場所と時間の無駄だという考えです

仮に広大な保管場所があって
手入れをする時間がたっぷりあったとしても
やっぱり要らないと思ったものは手放したい

相方の住まいは
文化の違いを差し引いても
極端に物が多い

たとえばベッド
いまわたしたちが毎日使っているもののほかに
義理の両親の寝室に2台
ゲストルームに1台

ここまでは理解できます
たとえ両親は今別の家に住んでいて
ゲストルームは物置部屋と化してお客さんを入れられないとしても…

問題はそれ以外に
ダブルベッド1台とシングルベッド2台が
保管してあるという事実

実はこれも
百歩譲って
いつか自分たちのベッドが壊れたら(?)使うとか
いつか新たにゲストルームを用意する場合に使えるとか
そういう風に考えられなくもありません

わたしにとって積み上げられたベッドの山以上にストレスなのは
大量の掛け布団やまくらやクッションに加えて
シーツや布団カバー、ピローケースなどのリネン類ざっと数十セットが
穴が空いているものから未開封のものまで
全く整理されずにただつっこまれているという状態

もしもわたしが好きなように整理整頓して
要らないものを処分してもいいのなら
喜んで取り組みたいところですが
相方がなかなか物を捨てたがらない性分なので
そうもいきません

片付けようよ…

要らないもの捨てようよ…

物減らそうよ…

コーヒーカップとソーサーとプレートのセット
12客分を3セット
要る?

長靴10足
要る?

掃除機3台
要る?

ここ民宿?

途方にくれると
思考がだんだん変な方向へ向かって
わけがわからなくなります

ああ…
羊が家具やシーツをむしゃむしゃ食べる夢とか見そう…


(せめて写真はすがすがしく)


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