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微量PCBの混入可能性に関する見解について...ニチコン(株)

2022年06月21日 | eつれづれ

微量PCBの混入可能性に関する見解について(ニチコン(株)HP)

1. 微量PCBの混入可能性に関する経緯 1972年(昭和47年)以降、通商産業省(当時)の通達に基づき、電気機器へのPCB(ポリ塩化ビフェニル)絶縁油の使用を中止していますが、2000年(平成12年)7月に電気絶縁油(JIS C 2320)を使用した一般産業用変圧器の一部から極微量のPCBが検出されたとの事例報告が一般社団法人日本電機工業会(JEMA)にありました。

上記に対し、2002年(平成14年)7月12日 経済産業省、環境省から一般社団法人日本電機工業会(JEMA)に対して調査および情報提供の指示がなされました。

一般社団法人日本電機工業会(JEMA)は同指示を受け、2002年(平成14年)7月16日 同会員企業に対し「微量PCB検出可能性」および「検出事例の有無」についての調査を指示しました。

かねてより弊社では「絶縁油は新油(合成油)を使用していること」、「生産ラインは分離していたこと」、「過去に微量PCBの検出事例が無ったこと」から、微量PCBの混入可能性は無いと表明しておりました。

しかしながら、その後の一般社団法人日本電機工業会(JEMA)並びに弊社サンプル調査等の調査結果において、1989年以前に使用していた絶縁油より検出事例が出ていることから、1989年以前に生産された油入機器への微量PCB混入可能性は完全に否定出来ないものと判断するに至っております。

合成油への切替時(1972年~1973年)において、「非PCB製品」と表示された機器がございますが、これは「PCB油を使用していない」ことを意味するものであり、微量PCBの混入可能性を否定するものではありません。

なお、微量PCBの混入機器のことにつきましては、一般社団法人 日本電機工業会の「変圧器等への微量PCB混入可能性に関する調査結果について」に詳細な報告がなされておりますのでご参照ください。

http://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/pcb/

2. お客さまへのお願い 2004年4月以降、絶縁油の受入時、機器への注油前のPCB分析を実施しておりますが、2004年3月以前に生産された個々の油入機器については混入の有無を判定あるいは証明することは出来ません。

従いまして、廃棄時には絶縁油中のPCB分析を実施し、混入の有無を確認くださるようお願いいたします。

また、微量PCB混入が確認された場合には、「電気事業法」「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づいて適切な処置を取っていただく必要があります。

また、微量PCB混入の可能性が完全に否定できないとされる機器については、PCBを含有していないことが確認されるまでの間は、PCB廃棄物と同様の適切な処置が必要ですので、機器使用のお客さまにおかれましては十分ご注意ください。

2004年4月以降に生産された油入機器につきましては、絶縁油中のPCB不含(0.5ppm以下)を確認しており証明いたします。

なお、1990年から2004年3月までに生産された油入機器のPCB分析結果を収集しております。

ご協力いただけるお客さまにつきましては、下記お問い合わせ先までご一報いただきますようよろしくお願い申し上げます。

メーカーが検査してもらえれば送付しても良いが、こちらで検査費用1.2万円では...。

東管協の電気管理技術2022.6月発刊に同封されていた検査機関会社のもの。

低濃度PCBと微量PCBの表記は2つあるが同じか、今は高濃度PCB表記もあるので低濃度PCBがベターなのか?。

コンデンサ、最新の情報当ブログコメントを元に再掲UPしました。

本件につきましてはニチコンに問い合わせしてみたいと思います...しましたがPCB検査の結果報告書を御社負担で。

こちとら何のメリットも無しなので話無かった事でEND。内容等、処分は法律に触れない程度にUPしているが、指摘あればコンデンサパート関連は全て削除します。

 

 

 


電気代負担を実質的に軽減する政府の方策は効果有るのか...。

2022年06月21日 | eつれづれ

【速報】首相「電気代負担を実質的に軽減する」 

 岸田首相は21日、ロシアのウクライナ侵攻の影響などによる物価高騰への対策を話し合う「物価・賃金・生活総合対策本部」の初会合で、「電気代負担を実質的に軽減する」として、節電に応じたポイント制度や節電分を電力会社が買い取る制度を導入することを明らかにした。

岸田首相は21日、首相官邸で行われた「物価・賃金・生活総合対策本部」の初会合で、「電気料金について、消費者向けに一定の定額部分とともに、利用効率化に応じて幅広く利用できるポイントを付与する制度を作る。

また、事業者がもう一段の節電をした場合に、電力会社が節電分を買い取る制度を導入することで、実質的に電気代負担を軽減する」と述べた。

上昇する電気代について、利用者の負担を軽減するとともに、節電を促すことで、夏と冬に懸念される電力需給逼迫ひっぱくの回避につなげる狙いがあるものとみられる。

また岸田首相は、食品の価格高騰対策については「輸入小麦価格など、農産品全般の生産コストの1割削減を目指す。グリーン農業と肥料高騰対策への大胆な支援を組み合わせた新しい支援金の仕組みを創設し実施する」と表明した。

省エネナビ、ある日の目標kWhは15.7kWhで実績は21.0kWh。

ほぼ30%オーバー、太陽光発電でもバックアップしているが、目標より更に下げるには在宅しない、50年前の生活に戻るしか無い現実。

よくエアコンかけず室内で熱中症で救急車で運ばれる季節となったが、最近は無理せず体調を考えて節電と変わった。

画像はタイミング良く6月初旬に稼働した150kW出力太陽光発電パネル。

今月の再エネ賦課金単価は1kWh当たり3.45円×使用電力量で1,942円...全事業所、家庭から毎月、電気代に上乗せ徴収している。

事業所など電力量ハンパ無いので額も膨大だ...タッチパネル画面をよく見ると10%消費税より大きな額だ。

これに手をつけず、節電した所にポイント付与と言う、EV充電も節電かバカバカしい多くのネット民からの声が!!。

節電ポイント付与などチマチマな事しないで、再エネ賦課金を無くせと...。もっとも、これは発電=消費のバランスにはトント関係ないが。

針金電気ヤの太陽光発電売電価格は今まで48円/kWhが再エネ賦課金よりの補助だったが10年が過ぎて、補助金は消滅し大手電力に今まで通り売電契約をしたが、政府も関与出来ない自由契約なので大手電力の言い値...タダ同然の9円/kWhとなった...もっとも元はタダだが。

余剰電力の買い取りとなるので、これからはエアコン稼働増加となり余剰電力は余り発生しなくなる。

省エネもクソもなく太陽光発電した電気は、使い切るしか無い現実。

48円の10年買い取り制度は設置家庭にはメリットあったが...。

 

 

 

 


7月2日~、半夏生(はんげしょう)...風習

2022年06月21日 | eつれづれ

庭にある半夏生の葉っぱが白くなった。

ハンゲショウのは不思議な性質をしています。

ハンゲショウの白いは、同科のドミダミの花の白い部分と同じ役割を果たします。

ドクダミの花の白い部分は、が変化した苞(ホウヨウ)と呼ばれるもので、花を目立たせ、昆虫を呼び寄せる役割があります。

2022年7月2日は『半夏生(はんげしょう)』、七十二候の一つ『半夏生(はんげじょうず)』です。

半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の別名で、この毒草が生ずる季節という意味です。

また、田植えの目安とされ、この頃までには田植えを終えるべきとされていました。

この時季は、注意することがいっぱい

半夏生の頃には、天から毒気が降るとか、地面が陰毒を含んで毒草が生えるなどという言い伝えがあり、この時季に筍・わらびなどを食べることや種を撒くことを忌む風習があったそうです。井戸にも蓋をしたそうです。

【半夏生とは】

七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、 現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。

毎年7月2日頃にあたる。 農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。

また地方によってはハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う事に対する戒めともなっている。

関西ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。

この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多い。 この頃に咲く花を半夏生または半夏生草という。

 この花が咲くときに、花序に近い葉の数葉は下半部が白くなる。

花穂は白い小さな花をたくさん付ける。

「片白草」とも呼ばれるが、この名前は開花の時期と、葉の様子を表している。

急に熱くなったりで体調も変化、昔は水中り、食中毒なども多く季節柄、要注意だった...もっとも今は新型コロナウイルスで騒いでいるが。