午前中の太陽光発電出力は2.2kWで負荷電力は1.7kW程度なので、この差電力が余剰電力として電力配電線に送る事になるが、柱上変圧器より微力ながら高圧配電線にもまわる。余剰電力のカウントはスマートメーター計量器で積算、電波にてデータ通信して料金となる。
太陽光発電パネルも人間同様、暑すぎるとバテて出力低下するのでパネル面は、温度低い方がベターの様だ。
電力需給がひっ迫のおそれ
気温上昇に伴う家庭や企業での電力需要が大幅に高まることや、国内では今年から2024年にかけて発電設備容量(供給力)が例年よりも低い状況が続くことによって、電力需給がひっ迫する予想です。
特に平日は企業での電力使用量が多いためひっ迫度合いが高まります。

ウェザーニュースのエナジーフォーキャストセンターの電力需給予報では、電力需要のピークは昼過ぎから16時頃まで続くとみられます。
正午前後は太陽光発電により需給に余裕が出来るとみられますが、供給可能な電力は夕方にかけて減ってくるため、最も予備率が小さくなるのは15時~20時の時間帯とみられます。
電力需給のバランスが崩れると電力の安定供給ができなくなり、最悪の場合は大規模停電に繋がります。電力会社はそれを防ぐために計画停電などを行うこともあります。
クーラーの使用はためらわないで

猛暑は今週末にかけて続くおそれがあり、電力需給のひっ迫も金曜日にかけて続く可能性が考えられます。
節電のためにエアコンを切ってしまうと熱中症の危険性が高まるため、決して無理をしないで冷房は適切に使用してください。
室温が28℃程度になるように調整するのが目安です。
使っていない照明器具やテレビ・モニターの電源を消すなど、その他の方法での節電にご協力をお願いします。
※ウェザーニュースの電力需給予報は、電力会社が保有する電力消費実績データやウェザーニュースの気象データを、独自開発のAIモデルが30分毎に学習し続けることで算出しています