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最近の読書

2025年01月07日 | 読んだもの

宮沢章夫『きょうはそういう感じじゃない』これが最後のエッセイになるのかと思うとさみしい。
その喪失を埋めてくれる津村記久子。『水車小屋のネネ』も人気だが、彼女の良さがにじむ『うどん陣営の受難』を。
さらにこの系譜を継ぐ者として永井玲衣『世界の適切な保存』を挙げたい。『水中の哲学者たち』は哲学エッセイなのに穂村弘も香る。去年出会った期待の人。
穂村弘『短歌のガチャポン』『しびれる短歌』この人の言葉遣いが好き。
短歌と言えば初谷むい『わたしの嫌いな桃源郷』 グッモーニン人生どうでも飯田橋人生どうにか鳴門大橋 徳島の人はどう感じるでしょうか。
そして、岡本真帆『水上バス浅草行き』 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 傘の周りの風景が立ち上がります。
原田ひ香『口福のレシピ』『ランチ酒』『古本食堂』お酒と食べものを書くのが本当にうまい。もうこの人の本は全部読もう。
食べものつながりで坂井希久子『たそがれ大食堂』現代小説もうまい。
山本文平『本売る日々』しみじみと良い。
「夜と霧」という素敵なバーがありますが、そのつながりで読んだ諸富祥彦『フランクル夜と霧』が心に響く一冊でした。
伊藤亜紗『「利他」とは何か』土井善晴『料理と利他』 中島岳志『思いがけず利他』利他はなかなかに興味深いです。
ヨシタケシンスケ『メメンとモリ』『日々憶測』鈴木のりたけ『大ピンチずかん』『しごとば』が楽しい。
矢部太郎は大家さんも良いし『プレゼントでできている』もおすすめ。
まど・みちお/ましませつこ『くまさん』ありがとう

コメント
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