気力

ここのところ忙しくて、ゆいとぴあに行く隙がない。右の背中の肩胛骨のワキあたりを寝違えたみたいになってからはや三週間。
寝違えた感じそのものは多分治ってるんだろうけど、なんだか右腕全体が神経痛のような感じになっている。

古傷が近くにあり、それも関係しているのか、不調のまま、油断すると背中が攣る。

アカデミー基礎講座の稽古中、鍼灸師の資格も持っているＮくんがスタッフの先輩で入っているので、ちょっと相談したらちょいともんでくれた。

そのときに聞いた話。
知りあいの整体師（かな）の人がこんなことを言ったそうだ。

「筋力は気力だ」

その人は筋トレをし始めてから、なぜか気力が満ちてきたという。

確かにそうなのかも知れないなぁと思う。

鬱病のマッチョ

は、想像しにくい。

間違い電話

昨日、見慣れぬ番号から携帯に着信があった。

「はい○らもちです」

と、出たにもかかわらず

「コニ（そう聞こえた）さんですか？」
「いえ、違います」
「あ、すみません」

そしてしばらく


また着信が。同じ番号である。で、今度は

「もしもし」

と、出てみた。
するとやはり

「コニさんですか？」
「いいえ違います」
「あの、番号確認させてもらっていいですか？」
「はいどうぞ」
「090-****-****}
「はいそうです」
「ああ、そうですか、すみません、再々すみません」

結局、彼女（女性だった）は、俺の携帯にかけていたのだが、それは彼女にとっては「コニさん」の番号だったのだ。
まあ、誰かに教えてもらった番号が何かで間違ってたんだろうけど。

誰なんだろう？　「コニさん」

そんなことを言ってる俺も、以前、間違い電話をかけてしまったことがある。
Ｅんどうくんに何か用事があって、んで、まあ、携帯でかけたわけだ。

もうすっかり相手がえ○どうくんだと思ってるから、いきなり本題に入った。

「でさ、そういうわけで、書いてもらうことになったから」
「え？　え？　あの、何ですか？」
「だから、こないだ言ったヤツ、書いてもらうことになったからよろしくね」
「え？　あの、ちょっと良くわからないんですけど」

彼の（男だった）声が実に困惑していたのはわかった。
ここまで来てようやく気づくのである。

「あの、えん○うくんですか？」
「あ、えっと、違います」
「あ、ああ、どうもすみません」

ずいぶん昔の番号だったようである。しかしながら、以前はその番号だったのである。
まあ、そういうことですね。

誰なんだろう？