ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

戯曲講座と三浦わたる

2023-07-22 15:23:10 | 日記

 もう2週間も前になるのだが、と、ここのところどうも過去のことを書くことが多い。というのも、なんかネタを見つけても、それがネタだと気づくまでにちょっと時間があったりするからだ。

 7月8日(土)9日(日)の2日間、「はじめての脚本作り セリフを書いてみよう!」と題して戯曲講座をやってみた。盛岡劇場ミニホールが会場。10人の参加者で高校生から70過ぎまで、年齢的にはバラエティに富んでいるように見えるが、30代から50代は少ない。参加者の中に、かつて夏組や冬組といった、子ども演劇ワークショップに参加していた子が2人もいたのがとても嬉しい。

 戯曲講座は最初コミュニケーションゲームのようなものから始まり、いろいろとお話をしやすい空気を作ってから、レクチャー、そして実作業へと進む。セリフは案外と簡単に書けるものだけれども、自分だけで書いているのなかなか進まないこともあるので、いろいろと小技を使って書いてもらう。

 とりあえずセリフは書けることがわかってから、果たして自分が何を書きたいのか? ということを小グループに分かれて話し合ってもらう。結局、創作というのは、自分を掘り起こしていく作業になっていくモノだと思うので、掘り起こしやすいように、また、自分でも掘り出せるように、いろいろと話し合ってもらうのである。

 戯曲講座は、なんだかんだと順調に進むわけだが、ネタ的には「三浦わたる」のことである。講座の始まる前、1階から吹き抜けになっている2階ロビーの手すりにもたれ、メインホールの入り口を覗いていると、どうやら歌手「三浦わたる」の新曲披露のライブがあるらしい。多分それは午後からで、戯曲講座は10時から始まるので、時間的にはそのちょっと前。恐らくメインホールでは、ライブの仕込みが行われているところだったろう。

 「三浦わたる」は、盛岡出身の演歌歌手で、○よしが勤めている○クニの同僚だった。あるとき「オレは歌手になる!」と、宣言し、ちゃんと歌手になった。実家はかつて盛岡駅から夕顔瀬にいたるあたりで、その後は西青山でラーメン屋を営んでいた名店「みうら屋」である。夕顔瀬の頃も、西青山に移ってからも、何回か訪れたことがある。西青山時代の店内には「三浦わたる」のポスターが所狭しと貼られていて「なんでこんなに三浦わたるのポスターが?」と疑問に思っていたのだが、それもそのはずである、だってみうら屋なんだから。そんなみうら屋も閉店してしまったのだが、「三浦わたる」は頑張っている。

 そんな背景を持つ「三浦わたる」の新曲は、会場前のポスターにタイトルが書かれ、入口の左右に、まるで門のように鎮座していた。そのタイトルは

「なにやってんだ俺」

 うむ、何だか期待の持てそうなタイトルである。思わずもりげき職員のWさんに「いやあ、いいタイトルだねぇ」と話しかけてしまうほどであった。でまあ、上からのぞき込む形で、メインホールの入口を見ていたのだが、どうやらそこら辺をうろうろしているのは「三浦わたる」本人のようである。仕込み中だからまあ、本人いても不思議はないな、と思って何となくのぞいていると、彼はスマホを取り出しどこかに電話をかけた。まあ、電話をかけることもあるだろうよ、と見ていると

「なにやってんだよ!」

 と、怒気を含んだ声で電話の向こうの誰かに何かを訴えている。「なにやってんだ俺」じゃなくて「なにやってんだよお前!」になっていた。

 折角なので、「三浦わたる」「なにやってんだ俺」と検索してみた結果、歌唱動画がありそうなリンクに飛んでみると

https://www.uta-net.com/movie/339196/

 というのが出てきたことをお知らせして、今回を終了しよう。と、思ったが、これでは何が何だかわからないので、「三浦わたる」のツイッターもリンクしておこう。

https://twitter.com/wataru37258936


一括査定

2023-07-14 15:01:32 | 経済

 車を買い換えることにしたので、一括査定なるモノをしてみようと思い立ったのは、5月のことである。なんでそんな前のことを書こうと思ったのかというと、そろそろその買い換える車が来る頃になり、そういや一括査定と、その後実際に足を運んだ3カ所でのことは案外面白かったなと、改めて思ったからだ。

 現在乗っているのは平成25年式のヴァンガード。平成27年に姉からかなり安く譲り受けた2WDのRVである。すでにトヨタでは販売終了していて、新車が出ることはない。盛岡の冬をFFで乗り切れるのか? と不安を覚えながら盛岡まで運んできたものの「こりゃダメだ」と感じたのは2回だけ。それでもその2回も恐らく4WDだったらそんなことはなかったかも知れない。

 1回目は大雪の新庄浄水場のわきの坂道。上れなくなって引き返して別の道を行った。2回目は上盛岡のビッグハウスから4号線に出る盲学校の脇を通る道。わずかな上り坂の四つ角で停車後、発信したらずるずると後退していく。流石にこれは怖かった。

 ヴァンガードは3ナンバーなので結構大きい。長距離を乗るのは流石に楽なのだが、何しろタイヤがRV専用の大きいものになってしまうので、必然的に値段が高くなる。スタッドレスも当然高い。スタッドレスは、理想的には3シーズンで買い換えなのだが、なんとかごまかして4シーズン乗った。流石にこの冬は買い換えないといけないので、そうなる前に車を買い換えてしまえということにした。

 まあ子どもたちも家から出て、家族で乗る場面もそう多くなくなり、ちょっと小さい車にしようと思ったわけだ。でまあ、普通に下取りか、それともどこか中古車買い取りにお願いするか、となるのだが、15万キロ以上乗った車に果たして値段がつくのだろうか? そんな疑問もあったので、ついうっかり一括査定をネットで申し込んでしまった。

 いやまあ噂には聞いていたのだが、査定を申し込んだ途端に電話が鳴る鳴る。鬼電ってヤツだ。めんどくさいからしばらく出なかったら、いやあ、30回くらいはかかってるね。まあ、10社査定みたいな謳い文句があるので、1社3回としてもあっという間に30回である。これはまあ恐怖だよねぇ。でまあ、知らんぷりしてるといつまでもかかってくるので、なんとなく、フリーダイヤルではない局番からかかってきたヤツは取ってみようということで、結局3カ所ほどアポを取った。その他1カ所はメールで大体の査定額を送ってきたのだが、それを見てちょっと驚いた。30万から50万だという。昔の感覚からいうと、15万キロ以上乗った車はほとんど値段がつかないもんだと思っていた。ところがさにあらず、そのくらいは値段がつくというのだ。

 というわけで、5月23日、3社をハシゴしてみた。1社目は急成長と不祥事で話題の○ッグモーター。若いお兄さんがお相手をしてくれて、査定と諸々で1時間くらい。ここでは時期にもよるけれど、20から50とのこと。

 中古車査定は、査定した時点が1番高く、時間が経つにつれどんどん下がっていき、上がることはないという。で、急かされることもあるらしい。とはいえ、こちらの予定はそんなに早くない。半導体不足の影響で、納車に半年、またはそれ以上かかると思っていて、雪の降る前になんとか車を替えたかったので、つまり車を手放す時期は10月から11月くらいと想定していた。ところが思いの外コトが早く進み、そろそろ納車ということで、まあ、雪の様子を考えながらヒヤヒヤすることはなくなった。

 2カ所目は○クステージ。若いお姉さんが対応してくれて、ここも一時間くらい。当社で中古車を購入いただければ、という条件付きで50と査定してくれた。

 そして3カ所目は○-セブン。ここでの話しがとても面白かったのだが、ちょっと書けないこともある。書けないこともあるんだけど、このくらいはいいんじゃないかというのは書いてみる。中古車査定をする業者用のアプリがあるんだって。ここの担当は、体のがっちりした中年のおじさん。まあ、オレよりは大分若いだろうけど、おじさんだな。ここでの査定は、20じゃ安すぎるけど50は高すぎる。今なら35は付けられる。とのことで、なんというか、相場的に実はそんなに変わらないんだなと思った。

 ここのお店は、エスティマを何台か揃えていた。この車種もトヨタではもう作っていない。しかし、エスティマファンという層がいるらしく、そういうファンの人たちは、次の車もエスティマ、となるので、必ず在庫を揃えるようにしているという。こういう地味にコアなネタが俺はわりと好きで、そういう意味でも○-セブンのおじさんの話は面白かったのだ。

 とまあ、物臭のオレにしては珍しく、査定3軒回ってみた。結論、大きな違いはない。でも、下取りしてもらう上で交渉材料にはなる、ということ。まあネットに出てるように、無茶な値引きをしてもらうつもりもなくて、やはり適正なら良いのではと思っている。

 実は、みんな他社のことをちょっと悪くいう感じが面白かったのだが、それはセリフで書くべきもののような気がする。


松屋、松のやに行ってみる

2023-07-02 19:35:06 | 食べ物

 津志田のアクロスプラザに松屋と松のやの合同店舗みたいなのが出来たっぽいので、そのうち行ってみようと思っていたが、たまたまそういうタイミングだったので行ってみたのは今週の月曜日。あ、今日は日曜なので先週だな。

 言わずと知れた松屋は牛丼屋で、松のやはその系列のとんかつ屋である。とまあ良く知らなかったのだが、入ってみたらそういうことだったのがわかった。コロナ禍後に開店したお店なので、カウンター席には仕切りがあり、注文は目の前にあるタブレットを使うという仕組みらしい。

 水やお茶はセルフで、お店の人が、入店直後に席を訪れることはない。

 でまあ、タブレットを見ながら注文をするのだが、牛丼の気分でもとんかつの気分でもなかった。んじゃなんでそんなところに入ったんだよ! と思われるかも知れないのだが、まあ、何となく入ってしまったのだ。メニューを見てみると「ロモサルタード」という、何だかよくわからないメニューがあった。何だかよくわからないと言っても、そういえば、ちょっと前になんかのテレビ番組で、牛丼屋なのに、中東だったか東南アジアだったか、とにかくよくわからないオリジナルメニューを出しているという、松屋の特集みたいなものがあった。記憶の片隅にそんな場面が残っていたので、あ、とにかくエスニックっぽいメニューがあったな、と思い至り、それを食べてみようとなった。

https://www.matsuyafoods.co.jp/matsuya/menu/limited/tei_lomosaltado_hp_230620.html

というメニューである。

 多分、滞りなくタブレットで注文をして、トイレに行くために席を立った。このとき、席には水のコップも私物も何も置かずに立ったのがいけなかった。トイレの手前でお店の人が「お会計ですか?」と声をかけてきた。いやいや、何も食ってないのにお会計もなにもないもんだが、そういう、席でどのような人が、どのような状況である、ということは把握してないのだろう。

 無事に排泄を終了し、席に戻ろうとしたが、何となく、どこの席に座っていたかがハッキリしない。というのも、左隣にいた人はいなくなり、右隣には多分人がいたような気がするが、何となくあってるかどうかわからないのだ。

 とにかくよくわからないながらも、そうかも知れないという席に座り、とりあえず水を飲もうと、ウォーターサーバーからコップに水を注いできた。目の前のタブレットを見ると、「注文履歴」というのがあったので、タップしてみると、履歴はナシ。むう、どう言うことだろう? つまり、オレは違う席に座ってしまったのだろうか? とりあえず人の座っていない、左隣の席のタブレットの注文履歴もタップしてみる。当然のように履歴はナシ。ということは、もしかすると、右隣の席が本来のオレの席で、右隣にいるお兄さんは、オレがトイレに行っている間に、空席だと思って座っているということだろうか? 何となくそういう気がしていたところで、お隣のお兄さんの注文したであろうものがやって来た。

 明らかにオレより後の入店だと思うので、お店の人に、おずおずと「あの、注文してあれば、注文履歴ででますよね?」と聞いてみると「ロモサルタードですか?」というので「そうそう」と返事をすると、すでに出来上がっているようで、素早く持ってきてくれた。

 その後「ちょっとすいません」と、オレの目の前のタブレットと隣の席のタブレットをちょいちょいと操作し、改めて伝票を持ってきた。

 つまり顛末としては、オレがトイレに行ってる間に店に入ってきたお兄さんが、空いてる席だと思って、オレの注文後の席に座り、タブレットで自分の注文の品を入力し、先に来るはずのオレのメニューは宙に浮いた状態になっていた、というわけだ。

 在席を示す何物も置かれていなければ、それは空席だと思うよね。でも、注文済みの品があるとすれば、タブレットにその旨表示するかなんかしておけば、今回のようなことは避けられたはずである。また、店員さんが、水を持ってくるみたいなシステムであれば、そもそもこういうことは起こらない。オレも気まずい思いをしたが、隣のお兄さんも気まずい思いをし、恐らく店員さんも気まずい思いをしたであろう。

 それほど大きな問題でもないのだが、人と顔を合わせないシステムにしたところ、ちょっとした行き違いが起きやすくなって、それで気まずい思いをすることになったのだ。この気まずい感じは、当事者同士の「あ、そういうことだったのね、いやあ、間違っちゃったなぁ」みたいなやり取りはされず、当然解消されないので、微妙に気まずい思いが残る。

 まあ、オレはこのネタで書いたりしちゃうんで良いんだけど、そうでもない人は、なんかモヤモヤ残っちゃうんだろうなぁ。

 あ、ロモサルタードは、ニンニクのきいたタレが食欲をそそり、ご飯が進みそうなメニューだった。