ほぼ一週一ネタgoo

2016年の投稿を最後に滞っていたブログを提供元の閉鎖を機に引っ越し。今後の更新は不明瞭。

ヒトデが

2008-04-29 11:25:21 | 家庭
ベンチの下にヒトデが落ちていた。

こんな風に書き出すと、不条理短編小説のようだが、本当の話である。確かにそこは久慈である、沿岸である。海も見えている。しかし、そこにはテニスコートと、野球場と、ちょっとしたアスレチックみたいなのがあるだけで、海辺ではない。

それなのにヒトデが落ちていた。まあ、生きてるやつが動いてたらそりゃとんでもないことだけど、干からびてたからねぇ。なんでこんなところに来ちゃったかね。ヒトデも。自分で来たわけじゃないだろうから、誰かに連れてこられたんだろうけど。

早朝に弁当を作り、お昼代を節約しつつ、リニューアルなったもぐらんぴあへ行ってみた。以前来たのは7年前。心なしか以前よりやる気が感じられる。

こんなのまで売ってる。受付のそばに置いてあったので、つい「いやあ、ほやアイスかぁ、なんでほやをアイスにしちゃったかなぁ」などとつぶやいていたら、受付のお姉さんが「でも、ほやが一番おすすめですよ」と教えてくれやがった。

他のラインナップは「アワビ」「カキ」「カニ」「ホタテ」。どうして海の生き物アイスにしちゃうかなぁ。青森のアスパムに行ったとき「ナマコ」があって、どうしてナマコまでアイスにしちゃうかなぁと思っていたら、久慈でも同じことを! 作ってるのは石巻。

でも、食べちゃいました。ちょっとリキュールが効いていて、アイスそのものは美味しく、後味にほや独特の香りが残ります。ほとんど4歳児の息子が食べてしまいました。酔っぱらってはいなかったようです。

その後、ヒトデが落ちていたベンチでお昼を食べ、以前来たときに行きそびれた「久慈琥珀博物館」にも足を伸ばした。桜も満開で、博物館のレイアウトなどもなかなかいい感じだった。これなら行った甲斐がるというもの。さすがに商売やってるところだけある。

そして今回の本命、土風館へ向かう。ここはついこの間オープンした、道の駅久慈の施設で、物産や山車の展示などがある。2階には「レトロ館」、ここを見に行ったわけです。展示の監修を舞台美術でおなじみのO内さんがやっていて、どうしても見ておきたかったのだ。

以前盛岡で「ぼくらの時代展」とかやってたときに、期間が長いからいつでもいいやと思っていたら、見逃してしまった。まあその復讐ですな。O内さんらしく、あちこちにちょっとした冗談が埋め込んである。

この日は、久慈の方言を使った紙芝居だかなんだかもあったらしいのだが、時間の関係で見逃した。それでも、展示の点数は圧巻だった。おもちゃから生活雑貨、看板まで、その価値については良くわからないが、集めた情熱と時間と労力とお金についてはどう見ても尋常じゃないものがある。まあ、見て損はないだろうな。

あとは、音かな。音楽でも良いけど、何となくそういう時代を感じさせてしまうような音が流れていたらさらに異次元感が増すと思われる。

帰りにはそこのスーパーみたいなとこで、ちょっとした海産物なども買い、帰宅の途についた。そういやそこの唐揚げ弁当が激安だった。268円だったかな。とにかく300円しない。

今回も三船十段記念館はパスでしたね。




体ケア

2008-04-28 14:44:43 | 健康
本番3ステージ目あたりで、実は足が何度か攣りそうになっていたのである。肋間神経痛も、危うく出そうな状態でもあったのです。まあ、そんなこんなで、お金がないにもかかわらず、今日は整体に行ってきました。

やっぱり背中に針を打たれながら落ちてしまいました。
きっと眠っちゃう秘孔を突いてるんだと思います。

仕込みあたりで喘息発作に見舞われたUくんは、25日の休演日にも行ったそうです。
そんな「ゆいとぴあ針灸整骨院」にホームページが出来たとさ。リンク張りましたが、下にも貼っておきます。

http://www.yuitopia-hariq.com/

あ、そういえば、ずっと前から言っていたのですが、ようやく「大泉千春伝説」が掲示板の形で出来ました。皆さんどんどん千春さんの言動を投稿してください。

http://www1.ezbbs.net/06/chiharusan/

さあ、明日は久慈のレトロ館に行くぞぉ。もぐらんぴあも行くぞぉ。日帰りで。ガソリンも入れるぞぉ。今日も入れたけど。

終了

2008-04-26 14:37:23 | 芝居
三年ぶりの再演と、青森編の盛岡公演が終了。
義男のイメージがかぶると言われながら、そのテイストは全く違っていたと思われる。
津軽衆は、やはりパワフルでありました。デカイし。

楽日の公演は、最初に盛岡、そして青森という順番だったので、俺たちは終わった後はもうすっかりリラックスムード。Yかりなんかは、バラす気満々で、ジャージに着替えた。青森編があることをすっかり忘れていたようである。

そんなわけで、すっかり青森編を楽しんじゃいました。盛岡の人は、順番としては、盛岡→青森の順番で見るべきだったと思います。やっぱ、最初に青森だと良くわかんないからね、何言ってるか。

この「隣にいても一人」はコンパクトでクオリティが高く、しかも、地元出身と地元在住の俳優で作っているので、いざ上演するとなるとコストがかなり安くできることになっている。なので、盛岡だけではなく周辺で、あんまりお金はないんだけど、高いクオリティの芝居を上演したいときに便利です。買って下さい。

今がチャンスです。なぜなら、上演したばかりなので、さらに稽古をするためのコストがかからないからです。特に盛岡編は、東京と盛岡の俳優が半々なので、そこら辺のコストも余りかからないことになっています。

道具は一度バラしてしまいましたが、そうです、変形畳は取ってあります。
でもアレだね、一つの芝居を13ステージやるってのもそうそうあることでもないね、地方では。良い経験です。

青森編初日

2008-04-25 10:39:53 | 芝居
昨日、2ステージ目を終え、今日は盛岡編は休演日。青森編初日である。
そんな津軽衆は、今日の午前中に何をやっているかというと、青年団ご一行様で、温泉に行っている。

オリザさんは、盛岡に何日か滞在すると、必ずと言っていいほど温泉に行く。そいでお昼はぴょんぴょん舎。これが定番のコースである。
恐らく今日もそのようになるに違いない。

昨日舞台を使った稽古を見たのだが、津軽衆デカイ! 男衆は二人とも180センチ越えてるし、女衆も低くて165センチだ。なんだか舞台がやたらと狭く見える。
おまけに何言ってるかわかんないし、このイリュージョン具合は盛劇タウンホールを確実に津軽に持っていくはずだ。

広大な津軽平野で、遠くに岩木山を望みながら、地吹雪に煽られる風景が見えるはずだ。そしてリンゴ臭くなるはずだ。

盛岡編はさすがに11ステージ目と12ステージ目だから、なんというか、安定感があるね、うん。自分で言うのも何だけど。もうアレだね、どんなアクシデントが起こっても大丈夫な感じだね。大体そのアクシデントは俺が起こすんだけどね。

初日、二日目と、ちょっとお客さんの入り込みが良くない。まあ、今日明日で盛り返してくれることを望んだりしてみる。どうも土曜日に偏りそうな予感がある。土曜日に来る方はお早めにご来場下さいな。

足の

2008-04-21 20:46:53 | 言葉
4歳児も推理するもんだ。推理というのかどうか分からないが、知らないものの名前を、知っている言葉で構築する。

「足のヒジ」

これはどうもヒザのことらしい。

「足のそで」

で、これは、なんて言うんだろうな、ズボンのそで状になっている部分。「すそ」とも違うと思うんだけど。筒状になってるところ全体はなんて言うんだ? ああ、今一瞬では思い浮かばない。

そして、我が家の食糧事情を物語るセリフがあった。

「サイコロステーキじゃなくて、ひろがったステーキ」

ひろがったステーキは、うちの食卓にはなかなか出てこないんだよ。