実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

実家へ③

2009-08-25 | 母と私の現在

私たちが帰国するのに合わせて兄も帰省した


兄は小学校のときの同窓会の予定もあった

父の墓参りの当日、私たちがホテルから実家に着いて10分ほどすると兄も
空港から到着


家に入るや否や母が


「今夜は同窓会で、夜はホテルに泊まるんだった?」


顔色を変える兄。

お袋なに言ってるんだよっ!夜おそく帰るのが悪いと思って『今回はホテルに泊まろうかな』って言ったら、『なにもホテルなんか泊まらなくたって~ 遅くなってもいいから家で寝たらいい』って言ったくせになんでそんなこと今になって言うんだよっ!!!ホテル予約してない!!


私はそんないきさつがあったとは知らなかった。


いい!ホテルに泊まる!!!



母はばつの悪そうな顔をしている

もごもごと【遅くなるし~ そのほうがいいのかなと思って~】
とブツブツ


すぐに墓参りに出発した
母は人数的に車に乗れないので留守番していることになった
(ことのきも、兄が留守番を申し出たが、自分が残るからいい、いつでも行けるんだからと言い張った。墓に行かないことになってほっとしているようにも見えた)


車の中で、確信したことを兄に言った


私:「あれね、絶対ホテルに泊まってほしいのよ」


兄:「オレもそう思う。自分の目が届かないと嫌なんだよね」


母はどんなことがあっても寝る時間、食事の時間は変えない
睡眠時間や食事に異常に執着する
こういう状況だと、絶対に
「気になって眠れなかった」「夜中、うるさかった」「眠れなくてしんどい」
と言う
そして「こき使われてる」「みんな好き勝手やってる」「自分の体調を気遣ってくれない」
と発展する
(注!:以前、言われたとおりホテルを予約したら「遊びまくるつもりだ」と親戚に言いふらされていたことアリ)



合わせられないのは母自身なのだけど。


年齢がいけば、自分ペースを乱されると嫌だというのはわかる
だったら、
兄が「遅くなるし、迷惑かけるからホテルに泊まる」と言った時点で
「そのほうがいい。助かる」と言えばいいこと。

こんなやり方で、どう察しろというのだろう

結局、私たちのホテルに空きがあったので、兄のぶんも予約し、ホテル宿泊になった

このことは、母を後ろめたくさせたようだ


【兄を家に泊めさせなかった】


後の電話で
「オニイチャンホテルに泊まっちゃったけどぉ ま、仕方ないよね 私もしんどいし」と
言い訳ともつかぬことをグチグチ言っていたから。


母はいったいどうしたかったのかな?と思う

ホテルに泊まるように仕向けたかったのだろうけど、
ストレートに言ったら、息子に恨まれそうだし、世間体も悪い
親戚や嫁に言いふらされたらどうしようとも思うはず
一応、息子を思いやるポーズをとる。そしてもう一押し、息子に遠慮してほしかった?


めんどくさ~~い!!!!



兄がキレたのもよかったと思う
きっぱりホテルを選択したのもベスト


そうしないと、母のスパイラルにはまってしまう

いわば、察することを強いられてきた私達
この状況で、
どうしたらいいんだろう?
どっちが母の機嫌を損ねないんだろう?
母が本当に望んでいることはどっち?
とこちらがオロオロしだすと、母の意地悪心がむくむくと湧いてくるのだ


どちらを選んでも
「自分を気遣わない、親不孝な子供達め!」
とレッテルを貼られる結果が待っているのだから



******************



墓は遠いので、昼ごはんはファミリーレストランですませた

帰宅したら、今度はこの質問


「だれが払ったの?」



はあ~


ホント、

このひとの頭の中どうなってんの?


これいつも聞かれる質問だ


もう応えたくない!!

なんかいい答えないかしら?

実家へ②

2009-08-20 | 母と私の現在
つづきを書く前に

大バトルの件をまだ書いてなかった・・・

今回の帰省では、大バトルとつながっている箇所はないと思う
母は「何事もなかった」かのような様子

私としては、引きずっていようがいまいが、どうでもいい
母がそのことで絡んできたら、決裂する覚悟だったので
これはチャンスとさえ思っていたからだ


母による「テスト」

・私はもう歳をとって○○ができない ××ができない これからどうしよう~  どうしたもんかしらねぇ
 

・【老人向けのケアつきマンションの広告を見せて】
 これ、どう思う?


・【私が住んでいる国への旅行パンフを見せて】
 これ、どう思う?安い?



↑これらのこと


~普通の会話に一見みえるかもしれないけれど~



まずは将来の不安に対するぼやき?だが
どうしようねぇ どうしたもんかしらねぇ


自分が「こうしたい」と敢えて言わない
私の反応をみているのだ

思うようにいかないなと察すると、そこからいろいろと画策してくる
決断を他者に委ねて、なにか不都合なことが起きたときに自分に責任がかぶらないよう自己防衛を怠らない
しかも決断してくれないと怒り出す



~ケア付きマンションのこと~

母の頭の中でなにが起こっているのかもう考えるのをやめたが
「そんな老人マンションなんか入らないでいっしょに暮らしましょう
 お母さんの面倒はちゃんとみますよ」
なんて妄想でも描いているのだろうか


テストを出しても期待した点数をとらない娘に不機嫌な様子


母:ここだってすぐになんか入れないのよ

私:入りたいの?

母:入りたいのって・・・入るしかないじゃない

私:いつ?

母:・・・・



今までさんざんねぇ
長いあいだ家族の犠牲になってきた もうたくさんだ
ひとりになりたい
役立たずだの、(嫁に)やった子だから~~しない だの
アンタはなーーんにもしてくれないだの
子供ほど酷いものはない!etc

と言い放ってきたんだからねぇ
今さらいっしょに住んでほしいなんて思ってないよねぇ



~旅行のパンフ~


母:これどう思う?安い?

私:安い ○○空港発着だし いいじゃない ホテルも××だから安心よ



【行きたい!ってどうして言わないのよ は~ これこれ このテストが疲れるのよ】



一緒に行くひといない、9月はまだ暑い パスポート切れてる 荷物持てない

とブツブツ言っていたので、それ以上は相手にしなかった



口が裂けても

ぜひお越しください

とは言いいませんから!!


******************


こうして観察していると
わりと面白い


出た!
とか 
これだ!
とか

次こうくるな とか


ゲームの要素があるかもしれない

******************




ボーダーは、自分がしてきたことは必ずされると恐れているものだそうなので
母は少し「恐れ」を感じているのかもしれない






実家へ

2009-08-17 | 母と私の現在
***帰国していました***


帰国前は、いつもユウウツになっていた

母と顔を合わせなければならないのが苦痛だからだ

だが、ずいぶんよくなったと思う

ACに気づいてから、自分なりにいろいろな本を読んで、トレーニングしてきたおかげだ

前回までは、母の行動、言動をいろいろとシュミレーションし、対処法を書きとめておくなどして、備えていたが、
今回はそれをしなかった
もう頭の中に入って、咄嗟のときに判断できるだろうという自信があったし、
夫も一緒なので、あまり強く出ないだろうと踏んでいた

(書き留めておく方法は、かなり効果がある。普段から読み返したり、言いたいことを整理しておくと、いざというときに感情的になって言いたいことを言えなかったなどと後悔することがない)





予想通り、母は今までのように攻撃的な態度で接しては来なかった
ただ、回りくどい方法で、私を「テスト」することはやめなかった

あれだけ暴言を吐いて、歯に衣着せないストレートな物言いをするかと思えば
回りくどいやり方で、自分の思い通りにひとを操ろうとする攻め方も一流

私はこれにすっかりやられて、自分が本当に言いたいこと、欲しいもの、やりたいことを抑圧させられてきた

「母はああ言っているけど、本当はこうなんだろう」
「本当はこうやってほしいのかな?」

いつも混乱させられてきた


言葉通りのことをやると、痛い目に遭わされた

*****************

2年前、私たちが実家に帰って来ることが、負担になり、しんどくて仕方ないからホテルに泊まるように言われ、その通りにすると
「遊びまくるためにホテルに泊まる」「親にラクさせようと思ってない」などと兄や親戚に言いふらされたことがある


↑これは、自己防衛でもあったようだ
親戚から「帰省した子供を家に泊めない」と思われるないように仕向けたのだろう

これまでは、母のウソがわかっても、事の真相を親戚にわざわざ言うことは大人気ない行為だと思い、じっと耐えてきたが、この事件では初めて
「ケツをまくった」(言葉が悪くてごめんなさい でもぴったりなんです)


***********


実家に泊まらなくなってから2年

この選択はよかったと思う

母も本心は私達に泊まってほしくなどないのだ


泊まらないということは、母が嫌いな食事の支度や後片付けなどを全くしなくて
よいのだから、いつもの
「アンタタチが来ると、こき使われてしんどくて死にそうだ」
と言われなくてすむ
実際、家事はちゃんと分担して、ほとんど私がやっていたのだけど。

なにもしなくていい母は、そうなると立場が弱いと思うようで、
やたらと弁解がましい

「なんにもお構いしなかったね・・・。朝ごはんくらい食べてほしかったけど、アンタ達の予定がわからないから」
「来る前は忙しくて走り回ってたのよ ぼさっとしてたわけじゃない」


今回は、2泊だけの滞在で、夕飯は外食のみ。
家で一度もご飯を食べることはなかった。
お茶くらいは飲ませてもらったけど(苦笑)
嫌味かな?と思うくらいコップを綺麗に洗って家をあとにしてきた


母の顔には
【ご飯作らないですんでよかった】

と書いてあった






******


「テスト」について書くつもりだったのに
横道それてしまいました



次回につづきます