実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

疑問文は命令文

2013-10-31 | 母というひと

やはりこの人の著書にはいつも唸らされる。

信田さよ子 (臨床心理士)

web春秋で、連載中の「家族のゆくえは金しだい?」 こちら

自分史の中に、あぁ こういうことあったなあ と琴線に触れることだらけ。

**引用**

「中学受験のために○○塾に通うんでしょ?」
 いつもこうやって質問形を用いることで、母はイエスという回答を導き出す。

自分の意志どおりにユカリさんを動かすそんな質問形が、どれほど日常的だったかに気付いたのは、ユカリさんが出産してからだった。

「あんなお菓子欲しくないでしょ?」「近所の高校になんか行きたくないわよね」「ママがこんなに一生けん命努力しているのがわからないわけじゃないわよね」……

 

**

●●したくないよね?

●●ほしくないいやろ?

 

なぜ疑問形で訊くんだろう?

したくないね?ほしくないね?と聞かれたら、はい、したくない、ほしくないとしか答えられないではないか

ウチの母の場合は、否定形の疑問文だ

「あそこにあるお菓子いらんやろ~?」

「●●行きたくないやろ~?」

「アッちゃん、●●したくないやろ~?」

 

この人って、いつも否定疑問文で訊いてくるなあと気づいたのは4、5年前(遅すぎか!)

このように聞かれると、なんか不愉快。

 

そして、とうとう去年の春。

母の退院の手伝いによびつけられて、兄とはるばる母のところへ飛行機で出向いたときのこと。

兄が、

「おふくろ、年齢も年齢で病み上がりで、独り暮らしだし。これからどうするか考えているのか?」

と尋ねたら

 

アッちゃん、ワタシと暮らすのイヤやねんな?

 

 

私の中で、なにかが終わりました。


母、上京物語。

2013-10-13 | 母というひと

前記事 つづき

母の旅程は今日と明日。

フリーになるのは、今日の夜か、明日の昼時、浅草で1時間半くらい

私は、明日はダメなので、今日の夜なら会えると言ったのに、「yes」も「NO」も決して言わずに曖昧なままで過ぎていった

すると、昨日、母からメール

「明日から、上京します。月曜日(明日)浅草で、11時くらいから、顔だけでも見れませんか?」

ときたもんだ!

ダメだと伝えたのに、こうやって聞いてくる。

これ、絶対わざとだわ

何度も同じことされてきた。

無理やりでもひきずり出させたいんだか、何回も謝らせたいんだか ←どっちも母の大好物

 

私:行けないと、もう言いましたよ?無理しないでね~と言ってくれましたけど?

 

きっぱりこう言わないとね。

以前なら、罪悪感を感じて、すでに伝えたことなど水に流して、行けない言い訳をくどくど述べてたけど。

 

母:はっきりわからないのかと思っていました。ではまたの機会に!

 

おいおい なんで終了?

はっきりしないのは、そっちだろ!!

そこは追求させてもらいます

 

私:はっきりしなかったのは、前日の夜のことでしょ?お母さんがはっきり「会える」と言わないから。夜遅くなると、身体もしんどいかな、って思ってました。

(会わないのは決まってるし、もう会話したくないので)

ではまたの機会に!気をつけて来てください (終了)

 

母:ありがとう 久しぶりの東京を楽しみます

ほ~ら

やっぱり、夜会うかどうかなんて、触れもせず。

自分が「断った」ことにはしない

すごいこだわりだし、ボロを出さないことに長けてるな~て

ある意味、尊敬?します

 


すり替えの名人(苦笑)

2013-10-05 | 母というひと

前記事 の続き。

翌日には、上京の件であろうと思われる着信がバンバン来たけど、仕事中ということもあり、まる一日無視。

かといって長引かせるのもイヤなので、モラ母に電話することにした。

さて、どのように断ろうか

一般的な「忙しい」からとか、「すでに予定がある」なんて言うのはシャク。

たとえ時間があっても、モラ母に会うのは心が拒むんだから。

なので、思案した結果

モラ母の常套手段を使ってみることにした。

「手紙見たよ。夜8時半頃なら、ホテルに行けるよ~」

*****************************:

毎日、8時半から9時頃には寝ているモラ母。

食事時間と睡眠時間を削られるのがなによりもキライ。

予定表を見たら、初日は、観光を終え、夜8時にホテルに降ろされる予定だったのだ

モラ母は、やる気も、してあげる気もさらさらないこと、相手が絶対断る(遠慮して断るも含む)であろうことを

「してあげようか?」と仕掛ける。

そして、当然、相手が断ると

「せっかくしてあげようと申し出たのに、【断られた】」

と、なんだか相手側の勝手な都合で、まるで相手に非があるかのようにすり替えてしまうのです。

そして、自分は親切で思いやりがあるのに、冷たく断られた「被害者」という安全な側から攻撃してくる

 

さてさて

される側になったら、どう出てくるのかな、と、好奇心が湧く

 

*****************************

 

「オニイチャンは、次の日の浅草観光の自由時間に来るんだって」

まともに答えないだろうと思ってたら、やっぱり。

私の都合を話してるのに。

しかも

「来るんだって」って、その後半は?

「だから、アンタもその時間に来れない?」

は、決して言わない。証拠を残すなんてヘマはしません。

 

「その日は、息子の試合を観に行くから行けないのよねぇ~」

 

「じゃじゃ、その日、泊まるの?もうひとつ部屋とってもいいのよ!夜遅くなってもしゃべってればいいんだし、○○(息子)も来ればいいし」

 

ここで罠にひっかかった!

 

「はあ?泊まるなんてできないよ!息子も大事な試合の前なんだから、いけないよ」

 

「そうよねえ」

 

しまった。

最初から泊める気なんてあるはずないのに~

気をとりなおして。

「どうする?9時ころになるかもしれないけど」

 

「じゃ、今回いいとして、年末にウチに来てもいいのよ!」

 

なんだそのすり替え

 

「はあ?年末の予定なんて、わからないよ。

夜、どうなの?遅い時間で、お母さんがしんどくなければ行くよ」

 

「そうねえ ま、来れたらってことで」

 

*************:

結局、曖昧。

 

年末の予定の話をされたとき、「わからない」なんて、言ってしまって後悔。

盆や年末に帰りたくない理由を何度もはっきり述べているのに、すっとぼけて聞いてくる

しかも、「来てもいい」って、なんだその上から目線

それと、

「どうする?」は、このひとの手口。

上記に記したように、いつも相手側に決断をゆだねる。

責任逃れし、被害者にまわる。

「どうする?」のフレーズ、すごくイライラする。

なにか、うまい応え方ないですかね

 

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こんなの

ふつーの感覚の人間だったら

「早朝よりバスで移動時間が長く、観光してたら疲労がひどいと思うので、夜は早く休みたい。その時間は自信ない。

せっかくだけど、またの機会に!」

とかなんとかで十分、伝わるでしょ

母から、

「夜は来ないでほしい。」

という断りの言葉を引き出したかったけど、やっぱりダメだった。

私が「断られる」側になることは大変なわけね(苦笑)

 

 


侵入者

2013-10-01 | 母というひと

昨日、帰宅して郵便受けを開けたら、モラ母から手紙が届いてた。

内容は、体育の日の連休に、上京するというものだ

*****

アッチャン

お元気ですか?涼しくなりましたね


お母さんは、十月十五日に誕生日で、七十七の喜寿を迎えます

記念に、今、一度、状況して東京駅とスカイツリーを一目見たいと思っていましたところ、

良いツアーがあり、決めました

一人で乗り換えて行く自信はありません


夜でも、ホテル●●(高級ホテルです!)で会えると思っていましたが、詳細な日程を見たら

それも無理だとおもっています

会えるチャンスがあれば、と思い、送ります

無理しないでね!

*****

ご丁寧に、旅行会社の日程表も添付されていた

ど、動悸が ヘンな汗がぞぞぞぞぞーーーっと鳥肌

 

何年もかかって、せっせと築き上げた鉄壁をやすやすと超えて、いまにも侵入してきそうな気配をざわざわ感じる

いやいや落ちつけ~

会わなきゃいいんです。

理由も、仕事だろうが、モラ母がよく使う「しんどい」だろうが、ずばり「会いたくないです」だろうが

なんでもok

身体が拒絶しているのだから。

「無理しないでね!」と言ってくださってることだし 

本心のはずないけど。ヒトに無理させるのが大好きなお方ですから!

あのときの「50万」の威光

あんなにやったんだから多少無理してでも会いにくるよなぁ?ってバンバンぶらさげられてる感じ。

大金渡したのに、たいした理由もなく会いに来なかったら、怒り心頭であろうから。か

「金を渡せば思い通りに操縦できる」←そうはならないと立証するチャンスでもある。

 

このところ、やっとモラ母「なんて」、こっちが操ってやる!くらいな気負いだったけど、

動悸はする、心はざわつく で、情けない。

やはり、物理的に離れていることが大きいのだろうと再認識した。